こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
9月3日の相場は?→大幅上昇!
本日、ビットコインは109万円台で推移しており、ここ24時間で約6%上昇。
時価総額トップ10でも、多くの通貨が数%の上昇となっていますね。
それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①BTCが突如7万円急騰!!「テザー砲」炸裂で再び150万円へトライか
💵 💵 10,000,000 #USDT (10,031,651 USD) minted at Tether Treasury
— Whale Alert (@whale_alert) 2019年9月2日
今月2日朝、テザー社が発行するステーブルコイン「USDT」に新たな動きがありました。
- テザー社から不明なウォレットに700万USDT(7.4億円相当)が送金された
- その約1時間後、テザー社が新たなUSDTを1000万枚(10.6億円相当)発行したことが判明
ステーブルコイン(安定通貨)とは:
価値が一定で、価格変動がほとんどない仮想通貨のこと。利益確定の際や、相場下落時の避難先として保有される。米ドル価格に連動するUSDTやTUSDなどが安定通貨の代表例。
その後24時間で、ビットコイン(BTC)は約104万円から約111万円へと「7万円幅」急騰。
海外メディアは「USDTとビットコインの相関関係」を指摘し、上記のテザーの動きがビットコインの急騰要因になりうるとの見方を示しています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②DAppsを簡単に作れる仮想通貨Centrality (セントラリティ/CENNZ)とは|今後まだ上昇する?
#Centrality meetup in Bangkok on September 3! See you there 😉 Sign up at: https://t.co/veaqyPOyV8 💙 #CENNZ pic.twitter.com/iGLCoDzFa2
— Centrality (@centralityai) 2019年8月30日
今月2日に0.000001407BTC(約140satoshi)だった仮想通貨Centrality (セントラリティ/CENNZ)は、3日(本日)には0.000002400BTC(240satoshi)まで上昇。米ドル建てでは、24時間で約40%上昇しています。
Centralityは、DApps(分散型アプリケーション)を開発するためのプラットフォーム。
多くのスマホアプリがそうであるように、アプリは特定の「企業」によって開発・所有され、その収益も企業に集中する仕組みになっています。
DAppsとはそうした「中央集権的」なアプリではなく、特定の管理企業が存在せずブロックチェーン上で稼働する「非中央主権的」なアプリを指しています。
同じようなDAppsのプラットフォームとしてイーサリアムが挙げられますが、Centralityはアプリを簡単に作れる仕組み(モジュール)を提供することで、高度な知識を持たない開発者でもDAppsを作成できるメリットがあります。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
Centralityがすでに40%急騰していますね!
しかし僕は、まだまだ上を目指す可能性があると考えていますよ。
なぜならこのコインは海外取引所「HitBTC」にしか上場しておらず、それ以外では取り扱われていないから。
ご存じの方もいると思いますが、HitBTCは2018年6月から日本居住者の利用を禁止しています。
このためCENNZを大量保有する日本人がコインを売却できない状態となっており、売り圧力が限定的です。
今後、「大手企業との提携」「取引所への上場」などの好材料が今後発表された場合、需要と供給のバランスから一気に吹き上がりそうですね。
直近の発表としては、
- 今月3日(本日)、タイのバンコクにてミートアップ(交流会)が開催
- オーストラリアのCurtin大学とともに学生を経済的に支援するための基金を発表(今月2日発表)
といったニュースがありました。
どちらもビッグニュースとは言えず、明確な急騰要因は不明ですが、ひょっとするとバンコクのミートアップにて運営側が新たな材料をポロリしたのかもしれませんね!
③【注目コイン】Tael (ワビ/WABI)に圧倒的な「買い場」到来?
🆕 New Tael $WABI event!
30 September 2019 (or earlier)
Token InterchangabilitySource: https://t.co/Fb9cG5kEwX pic.twitter.com/ujG3ou8EKf
— CoinMarketCal Bot (@cmcal_bot) 2019年2月13日
当ブログが厳選する注目コインとして、今回は仮想通貨Tael (ワビ/WABI)をご紹介します。
Taelとは、商品にラベルを貼り付けスキャンすることで、その商品が「本物」か「コピー品」か見分ける仕組みを提供する仮想通貨プロジェクト。
中国では赤ちゃん用のミルク市場に安全性の低い「偽造ミルク」が出回っており、それによって60人以上が死亡する事故が起きるなど、健康被害が問題視されています。
Taelではブロックチェーンを使うことで、その商品が安全かどうか「安いコスト」で「確実」に識別することが可能となります。
阿部悠人の考察(重要度★★)
それではTael (WABI)の注目ポイントをみていきましょう。
まず、プロジェクトが四半期ごとの目標を「ロードマップ」で明確に示している点が好感できますね。
たとえばTaelは、第3四半期(今年9月末)までに以下を実現するとしています。
- Techrock(Tael の運営会社)のストアに「オススメ商品」機能を追加
- 他のポイントサービスとTaelのポイントを交換可能に
- ネット通販業者がTaelを採用
- 健康製品&ライフスタイル製品を、Techrockストアに追加(ラインナップの拡充)
- 取り扱い製品を500に拡大
- Webサイトのリニューアル
- 中国でインフルエンサーマーケティングを開始
どれもプロジェクトの前進がうかがえる材料で、上昇要因となるでしょう。
もちろんロードマップを詳細に示しているプロジェクトは多数ありますが、WABIについては、
- 日本の大手「楽天」と提携済み
- 中国で絶大な人気を誇っている(SNSでの書き込みが非常に盛ん)
といった背景もあります。
しかも、チャートに割安感と底堅さがあるのもいいですね。
過去1年のサポートライン(買い支えられやすい価格帯)まで下りてきた後、本日に約30%上昇し、次の上昇波動を作ろうとしています。
上述のとおりファンダメンタルズ・テクニカルともに良好なので、第3四半期の区切りとなる今月30日に向けて堅調な価格推移が続きそうです。
本日のまとめ
- BTCが突如7万円急騰!!「テザー砲」炸裂で再び150万円へトライか
- DAppsを簡単に作れる仮想通貨Centrality (セントラリティ/CENNZ)とは|今後まだ上昇する?
- 【注目コイン】Tael (ワビ/WABI)に圧倒的な「買い場」到来?
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
大量のUSDTによってビットコインが買われた(もしくはそれを期待して買い注文が先行した)というのが、今回の有力な上昇要因といえそうです。。
(USDTとビットコインの相関性についてはこちらの過去記事で解説しています)
そのほかにも何点かの好材料が出ていて、ビットコインの上昇を後押していますね。
特に人民元の暴落については、代替資産としてビットコインが買われる大きな要因になっています。
金融市場の夏休み明け早々に「テザー砲」が炸裂したおかげで、しばらくはボラティリティが高く、かつ底堅い値動きになりそうです!