こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
9月7日の相場は?→大幅下落!
本日、ビットコインは72万円で推移していて、ここ24時間で7%下落。
先日、大量のUSDTがBitfinexからTether社へと返送されたことが要因となりました。
時価総額トップ10通貨では、リップルをのぞく全ての通貨が5%以上も下落しています。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
ここ24時間でMCOが約6%上昇しました。
同通貨のウォレットアプリ(iOS 2.18とAndroid 2.4.0)がアップデートされ、各機能が強化されたことにより好印象。
市場が下落している中、価格を保っています。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①コインベースが仮想通貨ETFを検討中!?ブラックロックも関係か
コインベース、仮想通貨ETF商品を、なんとブラックロックと提携しながら作って行く方針。既にブラックロックのブロックチェーン班と協議を重ねている、という記事が出てきました。https://t.co/jN03bLuAQM
— 仮想通貨新聞 (@kasou_shinbun) 2018年9月6日
取引所コインベース(Coinbase)が「仮想通貨ETF」を検討中だと、ビジネスインサイダーが報じています。
仮想通貨ETFとは仮想通貨が資産に組み込まれた「投資信託」のことで、実現すればETF経由にて、仮想通貨市場により多くの投資家が流入すると期待されます。
またCoinbaseはそのために、ブラックロック(BlackRock)に助けを求めているとも。
ブラックロックは「iShares」のETFブランドが有名ですね。
世界最大の資産運用会社で、この分野で絶大なシェアを誇っています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②イランでBTCが高騰、一時期267万円に!
イランでビットコインが267万円に、経済制裁とマイニングの公式承認が背景に
◆イランでビットコインの価格が267万円に急騰。他国の相場を大幅に上回る
◆米の経済制裁によるリアルの下落とマイニングを産業として認めたことが背景
◆同取引所での現在のBTC価格は約229万円https://t.co/Nleucm8DOD— コインテレグラフ@仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年9月6日
イランにて、ビットコイン価格が267万円に高騰しました。
同国はアメリカからの経済制裁を受けている影響で、法定通貨「リアル」の価値が下落。
結果、特定国の経済に影響されにくいビットコインが買われ、急激な上昇に繋がりました。
さらに、イランでのマイニングが正式に認められたことも上昇の背景の1つとなっています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
仮想通貨の優秀な点の1つは、経済危機に強いこと。
キプロス危機や、トルコの通貨危機でもビットコインが安全資産としてうまく機能したように、世界のどこかで経済危機が起こるとビットコインは高確率で値上がりします。
今後もし、仮想通貨の取引量が多いアメリカや韓国、日本などで歴史的通貨安などがあれば、仮想通貨は激アツなので注目です!
③国際送金のTransferGo社がリップル技術採用!
リップル大躍進!70万人以上のユーザーを誇る、送金プロバイダーTransferGo社がリップルの技術を利用開始。まず「欧州ーインド間」送金から取り組むとのこと。先日、送金サービス事業者として世界で初めて仮想通貨取引サービスを開始し話題になりましたが、今度は送金にXRPを!https://t.co/FfiDZGclYk
— Yuto Abe🇹🇭暗号通貨Ƀ (@abeyutos) 2018年9月6日
EUを中心に40か国以上にわたり送金サービスを提供し、65万人以上の既存ユーザーを抱える「TransferGo」。
同社がなんと、「欧州-インド間」の送金にリップルの技術を採用しました。
さらにTransferGo社は、
「最初の選択肢として(欧州とインド間は)完璧だった」
と述べ、その他の地域への順次対応も印象づけています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
現在、国際送金で広く用いられている「SWIFT」システムは、送金から着金までに数日かかります。
それに比べるとリップルは数秒間で完了し、しかもトータルのコストも低くなります。
控えめにいっても「リップルのほうが優れている」ので、使わない理由はないですね。
多くの企業もこのことに気が付いてきているようです。
「やっとかよ!」という感じですが、もうしばらく待てばリップルは面白くなるでしょう!
④仮想通貨の税金が戻ってくる!?計算ミス多数報告
仮想通貨の税金関係は本当に大変。税額が恐ろしく高いし、税務計算も普通の人じゃできない。仮想通貨間の取引も1つ1つ円ベースで計算しないといけないからね・・・。計算ツールも不完全で「Guardianの利益計算が間違っている」と報告も多数だとか。なんとかならないものか?https://t.co/4xXgO9Kp3C
— Yuto Abe🇹🇭暗号通貨Ƀ (@abeyutos) 2018年9月6日
仮想通貨の税務はとてもややこしく、確定申告に際しては専門の税理士に計算をお願いするケースもめずらしくありません。
そんな際に利用されるサービスの1つ、「Guardian」にて、利益計算の間違いが多数報告されています。
つまり、「税金を納め過ぎている」可能性もあるということです。
その場合、正式な手続きを経て返金してもらうことが可能です!
阿部悠人の考察(重要度★★)
仮想通貨の税務については、まだまだ税理士さんの間でも浸透が進んでいない状況です。
税金計算システムなども荒削りなので、多少のミスなどは致し方ない部分があります。
しかし、それにしてもどうなんでしょう。。
そもそも国の税金の仕組みが複雑すぎることにも原因がありますよね。
税金はしっかりと支払いますので、これ、本当に何とかなりませんかね……?
9月7日のまとめ
- ①コインベースが仮想通貨ETFを検討中!?ブラックロックも関係か
- ②イランでBTCが高騰、一時期267万円に!
- ③国際送金のTransferGo社がリップル技術採用!
- ④仮想通貨の税金が戻ってくる!?計算ミス多数報告
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
9つのビットコインETFがSECに拒否された後に出てきたのがこの材料。
上記が本当なら言うまでもなくビッグニュースですが、公式発表ではなく、事情に詳しい人からの情報提供によるものなので、裏付けは弱め。
ただ、ビジネスインサイダーの報道ですし、Coinbaseがブラックロックと密なやり取りをする理由は「ETF」以外にはないとも考えられます。
「Coinbase×ブラックロック」の組み合わせは、考え得るほとんど最強のタッグなので、僕は注目していますよ!