こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→上昇!
ビットコインは今日も引き続き大きく上昇していますね。
今日は41万円付近まで下落し一旦押し目を付けましたが、その後上昇を開始し、最高で45万9千円まで値を伸ばしました。
時価総額トップ10通貨では、ビットコインキャッシュが約18%上昇しています。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
ここ24時間でStratis (STRAT)が約41%上昇!
Microsoft .NET Frameworkというマイクロソフト上の環境を利用する仮想通貨として注目が高まっています。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①コインチェックが「仮想通貨交換業者」2018年内に認可か
マネックスグループのIRいわく
「本日、当社グループ・コインチェック株式会社の仮想通貨交換業の登録に関して日本経済新聞電子版の報道がありましたが、当社グループから発表したものではありません」翻訳:我々の口からは言えない立場だけど、否定はしません。https://t.co/98PCDseqPB
— 星 暁雄 (@AkioHoshi) 2018年12月19日
日本最大級のユーザーを誇る取引所コインチェック(coincheck)が、今年中に金融庁「仮想通貨交換業者」に認可され、登録業者となる見通しです。
コインチェックは2018年1月、仮想通貨ネムを580億円相当流出。
そうした経緯はあるものの、金融庁は安全性やセキュリティに問題ないと判断したことになります。
コインチェックの担当者は上記報道について、
「コインチェックとしての公式発表ではなく、事実を確認しているわけではない」
と返答し、否定も肯定もしませんでした。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②バイナンス「10のフィアット(法定通貨)を追加する」ことを表明!
#バイナンス CEO「数か月以内に2~3、来年さらに10のフィアットエクスチェンジを開設する」https://t.co/kiUU7IwnAg
CZ氏は”来年はさらに10のフィアットエクスチェンジを構築します。また、ブロックチェーンベースの分散型エクスチェンジをローンチ予定です”と語りました😎
— コイン東京 COIN TOKYO|仮想通貨の最新ニュース・速報 (@COIN_TOKYO_JP) 2018年12月20日
世界最大の取引量を誇るバイナンス(Binance)が、フィアット(法定通貨)建てペアを数ヶ月以内に2~3追加し、さらに来年には10ペア追加する方針であることが分かりました。
バイナンスは現状、ビットコインなどの基軸仮想通貨を入金する形式で、唯一対応するフィアットはウガンダの「シリング」のみです。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
仮想通貨が下落基調にある中、バイナンスの強気な拡大戦略が明らかになりましたね。
法定通貨ペア追加にはコストがかかりますが、仮想通貨市場が上昇トレンドに復帰すれば、将来的に費用を回収できると確信しているのでしょう!
僕たち日本人としては、「日本円」が追加されるかどうか気になるところですね。
もし追加されたら、仮想通貨取引が盛んな日本のマネーがバイナンスに流入し、特にアルトコインの価格上昇を後押しすることになるでしょう。
③BTC下落を的中させた有名トレーダー「まだ下落は続く」
ビットコイン80%以上下落の予想を的中させたトレーダー「4000ドル以上の上昇はデッド・キャット・バウンス」https://t.co/FJkp3HlmRn
— コインテレグラフ🎄仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年12月20日
2018年1月時点で「ビットコインは80%以上下落する」と予測し見事的中させたトレーダー、ピーター・ブラント氏が、ここ数日のBTC高騰は一時的に終わり、再び下落に転じるとの見方を示しました。
同氏はビットコインが4000ドル(約44万7千円)を上回ったとしても、それは「デッド・キャット・バウンス」(高いところから落とせば、死んだ猫でもバウンドする)に過ぎないと主張。
さらに同氏は、
「心理的に重要な水準である3000ドルを下回れば、2019年第1四半期までには1200ドルまで下がる。」
との悲観的な見通しを述べました。
阿部悠人の考察(重要度★★)
たしかに、3000ドル(約33万6千円)は重要な節目ですね!
このことは3000ドルを目前とした12月15日から買い注文がドッと入り、20日には4000ドル水準まで上昇したことからも分かります。
ただ、今すぐに3000ドル割れ(約33万6千円以下)は考えにくいでしょう。
数ヶ月前まで、「ビットコインは6000ドル(約65万円)が底」だと言われてきました。
逆に今は「どこまでも際限なく下がり続けるんじゃないか?」という空気ですよね。
「まだまだ上がる」と信じて疑わなかった仮想通貨バブルが崩壊したように、むしろ悲観が支配する時こそ、大底が近いケースが多いでしょう。
④リップル(XRP)がBTC上回る上昇率を記録
リップル(#XRP)はレンジ相場を抜け大きく上昇📈を見せる。今後再び上昇チャート形成となるのか?―12月19日チャート分析https://t.co/Q7ZtlKR1Co
XRPの注文比率をみても、買い注文量の上昇及び売り注文量の減少と強気相場になりつつある雰囲気も漂っています😆
— コイン東京 COIN TOKYO|仮想通貨の最新ニュース・速報 (@COIN_TOKYO_JP) 2018年12月19日
ここ数日、ビットコインの急上昇が話題になっていますが、時価総額2位のリップル(XRP)も負けてはいません。
12月17日、0.29ドルだったリップルは、19日には、0.39ドルの高値を記録。
わずか2日で約30%も価格を上昇させたことになり、ビットコインの上昇率である約20%を大幅に上回りました。
阿部悠人の考察(重要度★★)
リップルのみならず、アルトコインは全体的にビットコイン価格に連動します。
しかし、まったく同じような値動とはならず、
- 「ビットコインが上昇したときはアルトコインはさらに大きく上昇する」
- 「ビットコインが下落したときはアルトコインはさらに大きく下落する」
というケースが多いのです。
そのため、ビットコインが上昇すると予測する場合、あえてアルトコインを購入する戦略はかなり有効ですね!
リップルは長期的視点でも魅力的な通貨なので、こうした買い方も視野にいれておきましょう。
明日のビットコイン相場
現在4時間足でRSIを見ると、11月の暴落が始まって以来最も高い水準まで上昇してきています。
徐々に買いが入りやすい相場環境にはなってきていますが、いつ大きな調整が入ってもおかしくないです。
現在平行チャネルの中で推移しているため、明日に関しては一旦押し目を付けてくるでしょう。
目安としては42万7千円付近が意識されるラインになってくる予想です。
短期間で一気に買いが入りすぎた傾向にあるので、今後大きな調整には注意です。
RSI
テクニカル指標の一つ。50を中心として0~100の間で、今の相場が「買われすぎなのか」「売られすぎなのか」を数値化した指標。一般的に70以上で買われすぎ、30以下で売られすぎと判断されている。
本日のまとめ
- ①コインチェックが「仮想通貨交換業者」2018年内に認可か
- ②バイナンス「10のフィアット(法定通貨)を追加する」ことを表明!
- ③BTC下落を的中させた有名トレーダー「まだ下落は続く」
- ④リップル(XRP)がBTC上回る上昇率を記録
- ⑤明日はビットコイン下落!
以上、本日の気になる仮想通貨ニュースでした!
上記ニュースが本当なら、日本最大級の流出事件を起こした取引所が、世界最高クラスの難易度を誇る「仮想通貨交換業者」の認定を受けることになります。
一見すると心配ではありますが、「仮想通貨業界の健全化が進んだ」と評価されることになるので、間違いなく「好材料」でしょう!
とはいえ、グッドニュースにもかかわらず、コインチェック側は肯定していないんですよね・・・これはなぜか?
おそらく、コインチェック側としては認可が下りそうなことは知っているものの、金融庁の正式発表がまだなので、「はいそうです」とは言えないのでしょう。
個人的には、コインチェックの認可はほぼ100%確実だと思っていますよ!
ビットコイン上昇を後押しするニュースとして期待しましょう。