数年で「仮想通貨が圧倒的に普及する」のはなぜ?応用例と理由を解説

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

世の中にはいろいろな業界が存在しています。

それぞれの分野で研究が進められ少しずつ技術は進歩しています。

しかし、仮想通貨業界ほどその進歩が急速な業界はないでしょう。

「仮想通貨など、普及するはずがない」「通貨としての体をなしていない」とあなたは考えていませんか?そんなことはありません。

もしくは、現時点ではそうだとしても、いずれは仮想通貨やブロックチェーンの影響がなんらかの形で現れることになります。

仮想通貨への投資が最近盛り上がってますが、なぜ投資家はそれほどまでに仮想通貨を高く評価するのか

その理由をご紹介します。

仮想通貨は「お金」以上の存在!

仮想通貨を「少しだけ便利なお金」くらいに考えている人は多いでしょう。

しかしこれから仮想通貨はインターネットと結びつけられ、ネットを経由するほとんどの取引が仮想通貨の影響を受けることになるでしょう。

AI(人工知能)の発展を疑う人はいませんよね。

それは、人工知能が人間の代わりとなるポテンシャルを秘めているからです。

同じように、仮想通貨を使えば多くのことが自動化されます

これは企業の「コスト削減」に直結します。

「支払い」と「契約」をセットにするSmart Contract

仮想通貨が世の中を劇的に変化させる。

その理由はさまざまなですが、もっともイメージしやすいのはイーサリアムなどのSmart Contract(スマートコントラクト)ではないでしょうか?これは「支払い」と「契約」を自動的にセットにするというもの。

スマートコントラクトを使えば「お金を支払ったのに、契約が守られない」ということがなくなります。

たとえばレンタカーでは、

  1. 店舗に足を運ぶ
  2. 店舗でレンタカーを契約する(カギを受け取る)
  3. レンタカーを返却する

という流れで、顧客はレンタカーを契約します。

しかし仮想通貨が普及した未来では

  1. 車内で仮想通貨を支払う

これで契約は完了です。

これが可能なのは、「仮想通貨の支払い」と「契約」がセットでおこなえるから。

しかも、

  • 「契約」を破り、返却期限を過ぎると自動的にエンジンが停止する
  • レンタカーの店舗が不要となるため、自動販売機のように「無人化」する

ことが重要。

企業にとっても、顧客にとってもメリットがあります

レンタカーだけではなく、世の中の「契約」の多くは「支払い」とセットになっています。

そのため多くの分野に応用が可能です。

絶対に約束を守る上、タダで働いてくれる「事務員」?

ブロックチェーンや仮想通貨は、「絶対に約束を守る上、タダで働いてくれる事務員」のようなものです。

仮想通貨の登場により、

  • オンラインデータをこれまでにない強固なセキュリティで守れるようになった(個人情報が不正流出したり、取引が改ざんされない)
  • Smart Contractで「支払い」と「契約」が必ずセットでおこなわれるようになる(ウソはつかない)
  • 仮想通貨は自立して動くが、人件費はかからない(コスト削減)

こうしたメリットから多くの企業が仮想通貨を研究対象にしています

将来的に銀行がなくなる?

銀行はある意味では「お金に関する事務作業」を専門とする機関であるといえます。

そのキモとなっているのは

  • 高い信頼性

ではないでしょうか?たとえば僕たちが日本円をアメリカに送金するとき、銀行に国際送金を依頼します。銀行は国際送金という「事務」作業を「高い信頼性」を持ってこなす代わりとして「送金手数料」を請求するのですね。

しかし、仮想通貨のユーザーなら同じことを「ビットコインのシステムに依頼」することで実現できます。

まったく同じことを

  • はるかに迅速
  • 安い手数料
  • 高い信頼性

というメリット付きで実現できます。

このようなメリットは、あらゆる業界の細かい部分に溶け込んでいくはずです。

僕たちが認識することができないところで企業の仕組みの一部として仮想通貨が使われていくことになります

企業がサービスを動かすため、人でまかなっていた部分が、仮想通貨やブロックチェーンに置き換わるのです。

これが僕たちが仮想通貨へと投資する大きな理由です。

可能性が無限大なのですね。

仮想通貨に興味がある方は、ぜひ調べ、その可能性を知ってください。

きっと、以前とは違った印象を仮想通貨に抱くのではないでしょうか?