こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→下落!
本日、ビットコインは90万円台で推移しており、ここ24時間で約5%下落。
時価総額トップ10でも、多くの通貨がマイナスに転じています。
時価総額トップ100|急上昇ランキング!
ここ24時間でモナコイン(MONA)が約64%上昇。
取引所Zaifでモナコインの取引が再開されたことを受け、上昇していますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①仮想通貨「億り人」271人、前年比18%減|18年度確定申告で判明!
仮想通貨「億り人」18%減の271人 18年確定申告 https://t.co/kmHnBT2zk5
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) 2019年5月30日
2018年に仮想通貨で1億円以上の収入を得た「億り人」は、前年比18%減の271人であることが分かりました。
確定申告を集計した国税庁が発表しています。
仮想通貨市場は2017年末にバブル相場のピークを迎え、「ビットコイン」は最高値となる220万円を記録。
しかしその直後バブルが崩壊し、2018年には約35万円まで暴落しました。
このことから、2018年度の「億り人」の減少は、仮想通貨の「冬の時代」によるものとみられます。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②超富裕層「ビットコイン流通量の25%を購入したい」と取引所に要請!?
「仮想通貨ビットコイン流通量の25%を購入できないか」 ロンドンの交換所に超富裕層が問い合わせ=フォーブス報道https://t.co/bCBnldvIkG
— コインテレグラフ⚡️ 仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年5月30日
「ビットコインの流通量の25%を購入できないか?」。
ロンドンの仮想通貨取引所ダディアニ・シンヂケートは、顧客からこんなリクエストを受けていたと明かしました。
それはさすがに無理だと伝えると、顧客は「マーケット中かき集めて可能な限り25%近くにしてくれ」と引き下がらなかったと言います。
なお、ビットコイン流通量の25%は時価で約380億ドル(4兆1400億円)に相当します。
阿部悠人の考察(重要度★)
超富裕層がビットコインを買いあさろうとしている!
・・・と言いたいところですが、「4兆円をポンと支払える人って何者なんだ?」という疑問がまず先立ちますね笑
世界長者番付を見てみると、4兆円以上の資産を保有しているのは23人。
さらに彼らとて、株式や不動産、貴金属などを含む「総資産」をかき集めて4兆円なので、そう考えると電話したのは「ビル・ゲイツ」くらいしかいなくない?という・・・笑
ということで、もし上記ニュースが本当なら、ビル・ゲイツさんが本気を出しつつあるということで間違いなさそうですw
③米最大の取引所「コインベース」も証拠金取引へ参入か!
米最大手仮想通貨取引所コインベースが証拠金取引検討、アジア展開ではバイナンスにラブコールhttps://t.co/PI4gPNSsh3
Coinbaseのビジネス部門VPは、The Blockの取材にて「証拠金取引」の実装に言及。アジア市場の展開については、バイナンスと「敵対関係でなく友好関係」を構築したいとした。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年5月30日
アメリカ最大の仮想通貨取引所「コインベース(Coinbase)」が、証拠金取引(レバレッジ取引)への参入を検討していることが分かりました。
なお今月には、世界最大の取引所「バイナンス」が、計9通貨ペアで証拠金取引を開始しています。
コインベースのEmilie Choi氏は、
「(競合他社とされる)バイナンスとは敵対関係でなく、友好関係を築きたい。」
と語っています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
モンスター級の両取引所が、レバレッジ市場でも覇権を狙っているようですね!
レバレッジ取引を使えば、10万円の元手で100万円分の仮想通貨を売買することも可能です(この場合レバレッジ10倍)。
このことから現物市場よりも出来高(取引所)が多くなりがちで、レバレッジ市場が現物価格の上昇を牽引するシーンが多くみられます。
たとえば「ビットメックス(レバレッジ)が上がると、ビットフライヤー(現物)も上がる」みたいなことはよくありますね。
なので、コインベースが証拠金取引に参入することで、仮想通貨上昇のさらなる加速も考えられるでしょう!
④サッカー本田圭佑氏が「ブロックチェーンファンド」設立を発表
[ゲキサカ] 本田圭佑が仮想通貨ビジネス参入へ…「夢を追い続けられるような環境作りを」と熱弁https://t.co/JFPsF3vwH2
>本田はマーケティング&コミュニケーションのイベントAWAsia2019に経営者の大日方祐介氏とともに登壇。共同でブロックチェーンについてのプロジェクトを進めていくことを表明— bitpress(ビットプレス) (@bitpress) 2019年5月30日
サッカー元日本代表の本田圭佑氏と、起業家の大日方祐介氏が、「ブロックチェーンファンド」を設立すると発表しました。
ファンドの出資先やロードマップなどの詳細についてはまだ語られていません。
上記ニュースの他、本田圭佑氏はサッカーにブロックチェーンを活用するイメージを以下のように語っており、今後の動向が注目されます。
「(ファンが)トークンを保有することでいわゆるオーナーシップが変わって、サッカークラブの意思決定を投票して決めるようなことはできる。」
阿部悠人の考察(重要度★★★)
本田圭佑さんと言えば、取引所BITPointのイメージキャラクターを務めたり、「本田コイン」発行のウワサされたりと、仮想通貨界隈でも存在感を見せていますね。
そして今回「ブロックチェーンファンド」の設立・・・ほんとに手が早い!
でも、これは業界にとってグッドニュースですよ。
ネームバリューのある本田圭佑さんがファンドを設立することで、ブロックチェーン・仮想通貨への投資が盛んになり、市場価格へのポジティブな影響も期待できるでしょう。
本日のまとめ
- 仮想通貨「億り人」271人、前年比18%減|18年度確定申告で判明!
- 超富裕層「ビットコイン流通量の25%を購入したい」と取引所に要請!?
- 米最大の取引所「コインベース」も証拠金取引へ参入か!
- サッカー本田圭佑氏が「ブロックチェーンファンド」設立を発表
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
271人という「億り人」の人数について、国税関係者は、
と疑っているようですね。僕もそう思います。笑
残念なことに、仮想通貨の「申告漏れ」は問題になっていますし、「日本全国で271人」なんて、感覚的にも少なすぎません・・・?
仮想通貨取引はネットで完結するため、「脱税してもバレるわけがない」と高をくくっている人も多いですね。
でも、ある日当局が自宅に「ピンポーン」とやって来て冷や汗をかきたくない人は、正直に申告しておくのがオススメですよ!笑