こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
本日の相場は?→上昇!
本日、ビットコインは41万円台で推移しており、ここ24時間の約3%上昇。
時価総額トップ10でも、すべての通貨が堅調な値動きを見せています。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
ここ24時間でWAXが約42%上昇。
WAXonStream「2.0」のリリースが好感されていますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①好材料!仮想通貨が法律上の「財産」に|米ワイオミング州
米国初「仮想通貨を財産として認める」法案がワイオミング州で可決https://t.co/6SPc0seNEl
米ワイオミング州で、2つの仮想通貨関連法案を可決した。仮想通貨の直接的保有を州政府では初めて財産として認めたほか、友好的かつ米仮想通貨事業が変わり得る法整備が次々に進められている。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年2月17日
アメリカ初となる、仮想通貨を「財産」と認める法案がワイオミング州にて可決されました。
仮想通貨の社会的地位の向上を後押しするニュースとして、注目が集まりそうです。
ワイオミング州では、仮想通貨を「財産」としたほか、
- ブロックチェーン業界による、銀行口座へアクセスが可能になった
- トークン化された株式の発行が認められるようになった
などの仮想通貨に有利な法律が実現しました。
なお日本では、資金決済法の改正により、仮想通貨は「モノ」ではなく「通貨」のようなものと見なされています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②仮想通貨の「価格を読む」にはステーブルコインに着目せよ!
法定通貨と連動…「ペッグ通貨」で仮想通貨需要を占う方法 | 富裕層向け資産防衛メディア | 幻冬舎ゴールドオンライン https://t.co/fyGIIjRzv6
— BitWave (@bitcoinexe) 2019年2月17日
仮想通貨の相場は、「買い需要」と「売り需要」のバランスによって決定されています。
つまり、この「需要」を見極めることができれば、価格は「読める」わけですが、そのためにはどうすればよいのでしょうか。
その分かりやすい解説が、幻冬舎GOLD ONLINE掲載の記事『法定通貨と連動…「ペッグ通貨」で仮想通貨需要を占う方法』にあったので、ご紹介します。
結論としては「ステーブルコインに注目する」のが効果的です。
ステーブルコイン(安定通貨)とは:
価値が一定で、価格変動がほとんどない仮想通貨のこと。利益確定の際や、相場下落時の避難先として保有される。米ドル価格に連動するUSDTやTUSDなどが安定通貨の代表例。
阿部悠人の考察(重要度★★)
ステーブルコインを見ると、仮想通貨市場のお金の流れが見えるようになります。
なぜなら多くの人は、ステーブルコインを「ビットコインなどの仮想通貨を買うための準備金」として使っているからです。
「ステーブルコインが増える」→「仮想通貨が買われようとしているのだな」と、間接的に推測できるんですね。
詳細は割愛しますが、僕は最近のステーブルコインの動向をポジティブに評価しています。
2015~16年頃のステーブルコイン市場では、Tether社の「USDT」が定番でした。
なぜなら、それ以外に選択肢がなかったからです。
でも今は、
- TUSD(トゥルーユーエスディー)
- GUSD(ジェミニ・ダラー)
- PAX(パクソススタンダード)
- USDC(ユーエスディー・コイン)
など多くのステーブルコインが登場しています。
これは、将来的な仮想通貨の「需要」を見越して、各社がステーブルコインを用意しているということです。
この見通しが正しければ、仮想通貨価格は明るいと言えるし、僕もそのように考えています!
③フランスのTabac(タバコ屋)1万店舗で仮想通貨の販売が開始!
フランス、新聞や切手も売る「タバコ屋」1万店舗で仮想通貨が購入可能にhttps://t.co/AsWJsFYUvl
フランスの仮想通貨スタートアップDigycodeは、ユーロで購入できる仮想通貨クーポンの販売を国内1万店舗のタバコ屋で可能にすると発表。クーポンはビットコイン、XRPなど計5種類の通貨に対応予定。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年2月17日
仮想通貨はネット上の通貨ですが、さらなる値上がりのためには、リアル店舗での普及がカギを握っています。
タバコ販売を主としながら、新聞や切手などの販売も手がけるフランスのTabacが、約1万店舗にて仮想通貨を購入できるようにします。
なお、購入できるのは
- ビットコイン(BTC)
- リップル(XRP)
- イーサリアム(ETH)
- ライトコイン(LTC)
- ダッシュ(DASH)
の5つの仮想通貨とされています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
フランスのTabacは「タバコ屋」でありながら、お菓子や飲み物、食べものなども売っています。
どちらかというと「コンビニ」に近いですね。
そんなTabacで(しかも1万店舗で)仮想通貨が買えるなんて、これは期待大。
定期的に行くコンビニで「試しに買ってみるか・・・」という人も増えてきそうです。
フランスでは仮想通貨の認知度がまだ低いので、伸びしろの大きなフロンティアとして注目です!
④仮想通貨アナリストのケリー氏「BTCは50%割安」と分析
【単独】現在のビットコインは50%割安?米仮想通貨アナリストのブライアン・ケリーが「底」が近い理由を解説#仮想通貨 $BTChttps://t.co/YH1G7QPfgV
— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年2月17日
仮想通貨投資会社BKCMのブライアン・ケリー氏は、CNBCのTV番組にも出演する業界の重要人物です。
そんな同氏が、
「ビットコインの価格は50%割安である」
と自身の分析を明らかにしました。
つまりケリー氏は、「ビットコインの本来の価値は、現在の2倍」と予測しているのです。
果たして、その根拠はどこにあるのでしょうか?
阿部悠人の考察(重要度★★★)
ケリー氏はその理由の1つとして「センチメント(感情)」を挙げています。
「市場のセンチメントによってビットコイン価格が適正価格より下に押し下げられている」
最近の仮想通貨市場は、下がり続けていることもあり、とにかく「悲観的」です。
ケリー氏はそうした「悲観」を独自のモデルに当てはめて、ビットコインの適正価格を算出。
その結果、現在は「50%割安」とのことです。
ここからは僕個人の見解となりますが、たしかに悲観ムードによって価格が「下方乖離しすぎている」のは間違いないでしょう。
業績などで「適正価格」を算出しやすい株とは異なり、それができないビットコインは総悲観ムードになると、とことん売られてしまうのだと思います。
裏を返せば、それが是正されるとき仮想通貨市場は勢いよく上昇へしていくということですね!(その時期は、2019年後半~と考えています)
本日のまとめ
- ①好材料!仮想通貨が法律上の「財産」に|米ワイオミング州
- ②仮想通貨の「価格を読む」にはステーブルコインに着目せよ!
- ③フランスのTabac(タバコ屋)1万店舗で仮想通貨の販売が開始!
- ④仮想通貨アナリストのケリー氏「BTCは50%割安」と分析
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
仮想通貨というアングラな存在が、法律の枠組みの一部となって、社会に浸透してきていますね。
これは世界的な流れですが、特にワイオミング州は先進的です。
今回の法案が可決されたことにより、
といった仮想通貨業界にとってポジティブな変化が期待できます。
今後、アメリカの別の州や、日本などでも、ワイオミング州を「前例」とした仮想通貨に有利な法律が可決されることを期待しています!