こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→下落!
本日、ビットコインは108万円台で推移しており、ここ24時間で約2%上昇。
時価総額トップ10でも、多くの通貨が同程度の値下がりとなっています。
それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①国内でビットコイン「板取引」が禁止に!?どうなる「改正金商法」
「暗号資産デリバティブ取引」において、オーダーブック(写真のような板)での取引ができなくなりそうです
そこで、私が副会長を務めているJCBAで「デリバティブ規制に関する提言書」を纏めました
取引の透明性確保のためオーダーブック方式が認められることを願いますhttps://t.co/DF16LvptDz pic.twitter.com/8SYQeI174f
— 加納裕三 (Yuzo Kano) (@YuzoKano) 2019年9月6日
2020年上半期に「改正金商法」が施行されます。
これにより国内のビットコインなど仮想通貨デリバティブ取引において「板取引(オーダーブック)」が禁止される可能性が浮上しました。
この流れに対し、デリバティブ(一般的に「ビットコインFX」と言われているもの)を提供する取引所bitFlyerの加納氏は、
「取引の透明性確保のためオーダーブック方式が認められることを願います」
とコメントし、日本仮想通貨ビジネス協会(JCBA)を通じて板取引が規制されないよう提言を行ったことを明かしました。
なお、今月9日に112.4万円だったビットコインは、11日(本日)には106.3万円まで下落しています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②Metaverse ETPが好材料で40%高騰中!関連コインがRightBTCに上場
#Metaverse #DNA🧬 trading officially starts today⏲️ at #RightBTC Exchange! It’s time to use your DNA rewards and start trading!➡️For more details, check out https://t.co/hJUnpJ1SIZ. pic.twitter.com/EEPrLUGHwg
— Metaverse (@mvs_org) 2019年9月10日
今月10日に0.50ドルだった仮想通貨Metaverse ETP (メタヴァース/ETP)は、11日(本日)には0.71ドルへと急騰。ここ24時間の上昇率は約40%に達しています。
Metaverse ETPとは、金(ゴールド)などの金融資産や、不動産・土地といった現物資産をブロックチェーンと結びつけることを可能とするプラットフォーム。
たしかに金や不動産などは、ブロックチェーンを利用せずとも売買できます。
しかし、Metaverse ETPのブロックチェーンを活用することで、金融資産の手続きにありがちな複雑な手続きが省略され、低コストかつ手軽に取引できるようになるメリットがあるとされています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
それではMetaverse ETPの急騰要因をみていきましょう。
今月10日、公式ツイッターに以下の発表がありましたね!
- 取引所「RightBTC」に仮想通貨「DNA」が上場!
DNAとは、Metaverse ETPと非常に関係の深いコイン。
Metaverse ETPには、スケーラビリティ問題(混雑時の取引の遅延・手数料の高騰)を防ぐ仕組みが施されています。
たとえば、ブロックチェーンの処理能力を高速化するため、メインのブロックチェーンと平行して稼働している「デュアルチェーンネットワークアーキテクチャ」というものがあります。
このチェーンで使われている仮想通貨が「DNA」なんですね。
こうした関係から、DNAの上場がETPの好材料と受け止められ、上昇につながりました。
そのほか、
- MyETPWallet(専用ウォレット)の最新バージョン0.8.0が、Google Playストアでダウンロードに!(今月2日発表)
というニュースもあり、こちらも上昇を後押しする材料となりました!
③1つのコインで20の仮想通貨に分散!CRYPTO20 (C20)がインデックス投資の決定版!?
This week the #CRYPTO20 weekly re-balance revealed the top performing #coin to be #BTC
Bitcoin’s total share of the #crypto market hit the highest since March 2017.
Who are you hoping will be next weeks top performer?#Bitcoin $BTC #C20 $C20 #CryptoIndex pic.twitter.com/TZSSQlx0GE
— CRYPTO20 (@CRYPTOtwenty) 2019年9月5日
当ブログが厳選する注目コインとして、今回はCRYPTO20 (C20)をご紹介します。
CRYPTO20は、時価総額トップ20位の仮想通貨に1つのコインで分散投資できるインデックスファンド。
通常、複数のコインに分散投資する場合、それぞれのコインをバラバラに購入する必要があります。
しかしCRYPTO20では、C20トークンを保有するだけで、時価総額20位以内の仮想通貨に対する完全な分散投資を実現できます。
阿部悠人の考察(重要度★★)
それでは、CRYPTO20 (C20)の注目ポイントをみていきましょう。
まずなんといっても、1つのコインを買うだけでビットコインと主要アルトコインに投資できる手軽さがいいですね。
もちろん、自分自身でそれらのコインを購入することもできます。
しかしCRYPTO20では、購入後のメリットもあるんですよ。
たとえば、
- それぞれのコインの時価総額が変動した際、保有コインの「割合」をリバランスしてくれる
- トップ20位の仮想通貨が入れ替わると、それに合わせて投資銘柄も変更される
などなど。
イメージ的には、日本の優良企業を225銘柄集めた「日経平均株価」の仮想通貨版ですね。
株式投資の世界では、
- プロが自由に運用し、リターン最大化を目指す「アクティブファンド」
- 日経平均株価などのインデックスに連動するだけの「インデックスファンド」
の2種類のファンドがあります。
そのうち、長期的には「インデックスファンド」のほうが9割の確率で好成績を納めることが判明しています。
「自由に銘柄を選んでいいよ」と言われると、パフォーマンスを上げるのはプロでも難しいんですね。
というわけで手軽さを優先したい方には、CRYPTO20 (C20)のような仮想通貨インデックスファンドも選択肢の1つではないでしょうか?
本日のまとめ
- 国内でビットコイン「板取引」が禁止に!?どうなる「改正金商法」
- Metaverse ETPが好材料で40%高騰中!関連コインがRightBTCに上場
- 1つのコインで20の仮想通貨に分散!CRYPTO20 (C20)がインデックス投資の決定版!?
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
規制強化の可能性が浮上したことがさらに上値を重くしており、ビットコインはドルベースで10000ドルを割れてきました。
そのほか、先日お伝えしたVanEck社による私募版「ビットコインETF」の不人気ぶりも逆風になっていますね。
開始から4日とはいえ、わずか「4BTC(約430万円)」しか集まっていないことが発覚し、機関投資家向けの商品としては極めて異例の運用状況に市場は落胆しています。
一方で、長期的にはポジティブ要因となる何点かの材料も出てきました。
仮想通貨カストディとは:
仮想通貨を安全に保管するサービスのこと。信頼性の高いカストディの増加は、機関投資家の仮想通貨参入および価格上昇に繋がると考えられる。
しかし、短期的な地合いはむしろ悪化してきており、個人的にも、80万円台への一時的調整があるだろう、との予想を継続しています!