こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
9月3日の相場は?→横ばい
本日、ビットコインは81万円で推移していて、ここ24時間で1.5%ほど上昇。
時価総額トップ10通貨を見てみると、プラスの通貨もあればマイナスの通貨もあり、もみ合っている感じです。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
ここ24時間でHolo (HOT)が約40%も高騰しています。
こちらは低リスク、低コスト、かつ高速な分散型プラットフォームを構築できる仮想通貨として注目されていますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①TV番組「EXD44」で仮想通貨がオワコン風に放送されてしまう
昨日放送のテレビ番組「EXD44」で、仮想通貨芸人がいくら損失を出しているかを調査するという企画がありましたね。
最近、大手企業の仮想通貨参入など明るいニュースも増えて来ていますが、テレビはどうも「仮想通貨オワコン」を強調したい様子。。。https://t.co/foyszeF4bK— Yuto Abe🇹🇭暗号通貨Ƀ (@abeyutos) 2018年9月3日
近年、仮想通貨の知名度が急速に上昇していることから、テレビ番組などで取り上げられることも増えてきました。
先日、テレビ番組『EXD44』で、仮想通貨を保有する芸人たちがどれくらいの損失を出しているかを徹底調査するという企画が行われました。
藤崎マーケット・トキさん、たむらけんじさん、与沢翼さんなどが登場したことでも話題となっています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
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②イギリス取引所「永久先物取引」アルト6通貨ペア上場!
英仮想通貨取引所が「永久先物取引」を発表|リップル、ビットコインキャッシュとのドル建てペアは世界初https://t.co/2crIsCndkC
仮想通貨先物専門取引所Crypto Facilitiesは、(BCH/USD、ETH/USD、XRP/USD、LTC/USD、XRP/XBT)の永久先物契約を公式で発表
アルトコインのドル建てペアは世界初に— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2018年9月2日
イギリスの仮想通貨取引所Crypto Facilitiesは、先物取引の一種「永久先物取引」の上場を発表しました。
上場した通貨ペアは、
- XBT(ビットコイン)/USD(米ドル)
- BCH(ビットコインキャッシュ)/USD
- ETH(イーサリアム)/USD
- XRP(リップル)/USD
- LTC(ライトコイン)/USD
- XRP/XBT
の6種類です。
アルトコイン先物が米ドルとの通貨ペアにて上場したことは今までなく、世界初となります!
阿部悠人の考察(重要度★★★)
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「永久先物取引」って何?と思う方も多いのではないでしょうか。
先物取引にはSQ(決済期日)が設けられていて、その日を境として1つの先物取引が終了するという特徴があります。
しかし永久先物取引では、そうした期日が設けられておらず、自動的かつ永久的にロールオーバーが行われていくことになります。
難しいことはさておき、先物上場で資金流入が期待できるため、好材料の1つと思っておいてOK。
特にアルトコインが米ドルとの通貨ペアで先物に上場することは初めてとなり、ポジティブな反応が期待されます。
③コロンビアが仮想通貨フレンドリー政策を明言、所得に非課税
マルタに続きコロンビアが仮想通貨ブロックチェーン関連企業を誘致https://t.co/pfQLSsmpvr
コロンビア大統領は5年間仮想通貨関連企業に所得税を課さないことを明言し、仮想通貨、ブロックチェーン技術に対する期待を明確にした。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2018年9月2日
日本では金融庁の締め付けなど規制が強く、取引所の新規参入すらままならないなど、仮想通貨(ブロックチェーン)業界で世界に遅れを取っています。
そんな中、コロンビアが仮想通貨フレンドリーの政策に舵を切ります。
コロンビアは「仮想通貨関連企業は5年間は所得税なし」という待遇にて、仮想通貨・ブロックチェーン企業の誘致を進めると発表しています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
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コロンビアの大統領イバン・ドゥケ氏は、この政策について次のように発言しています。
「自国に誘致した企業がコロンビアに拠点を置き、仮想通貨業界で活躍してほしい。 それら企業が成長することにより、多くの雇用を創出し、免除した所得税以上の利益を国内にもたらす。」
まさにその通りですね。
仮想通貨産業は今後どんどん右肩上がりで成長していくので、それに伴う雇用も増えてきます。
それが国の経済力を底上げしてくことになります。
日本は仮想通貨に何かと厳しいので、コロンビアがうらやましい限りです。。。
④年末ビットコインは135万円!?その3つの理由とは
[現代]
ビットコイン、年内に「上昇相場」が起こるといえる3つの理由-田代昌之https://t.co/NDz3EiC6s3
◎安倍3選、米中間選挙とビットコイン価格の関係
◎ビットコイン先物は「好材料」だ
◎国内の規制強化が「追い風」になる— bitpress(ビットプレス) (@bitpress) 2018年9月2日
講談社のメディア、マネー現代に「ビットコインが2018年末に向けて135万円まで上昇する3つの理由」が記載されています。
それによると、
- ビットコインETFの期待感が一服しているため、非承認となっても下落は限定的。一方、ETFが承認された場合は上昇するだろう
- ビットコイン先物の存在が機関投資家を呼び込む
- 自主規制団体によって規制強化がなされ、安全性が確保されることにより投資家が戻ってくる
との理由から「今年の高値(205万円)から安値(65万円)の半値戻しの水準である135万円を期待してもおかしくはない」としています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
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ビットコインETF関連には投資家も振り回されてきました。
そのため最近では、ETF関連ニュースでビットコイン価格が動きにくくなっていますね。
とはいえ、シカゴオプション取引所(CBOE)のビットコインETFが承認された場合は、さすが投資家が一気に反応することになるでしょう。
その場合、コラムにあるような135万円の水準はもちろん、205万円の高値に挑戦していく流れも十分ありますよ!
9月3日のまとめ
- ①番組「EXD44」で仮想通貨がオワコン風に放送される
- ②イギリス取引所「永久先物取引」アルト6通貨ペア上場!
- ③コロンビアが仮想通貨フレンドリー政策を明言、所得税なし
- ④年末ビットコインは135万円!?その3つの理由とは
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
2017年12月の仮想通貨相場のピーク時からみると、現在の水準は3分の1ほどになってしまっています。
テレビ番組はそうしたこと利用し、「仮想通貨はオワコン」という流れに持っていくような編集がなされていましたね。
そのほうが視聴率もUPするのかもしれませんが、業界に身を置く僕としてはちょっと複雑。
メディアの流す内容は偏っていることが多いので、テレビはもちろん、あらゆる媒体の流す情報を疑ってみることが大切ですね!