仮想通貨分析企業のCEOが「ビットコイン暴落はない」と断言する根拠

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。

まずは今日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は?→上昇!

本日、ビットコインは125万円台で推移しており、ここ24時間の値動きはほぼなし。

時価総額トップ10では、チェーンリンク(LINK)が約7%の大幅下落となっていますね。

一方、Lisk(リスク)が半減期(ブロック報酬減)の材料を受けて急騰しているため、その詳細について後ほど解説していきます。

それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

①分析企業のCEOが「ビットコイン暴落はない」と断言する科学的根拠


ビットコインは19~20日にかけて下落し、12000ドル(約126万円)を下回るなど下落傾向です。

今後、さらなる下落はあるのかが気になるところ。

分析企業CryptoQuantのキ・ヨンジュCEOは、ビットコインの「暴落はない」と考えています。

その根拠として、以下のチャートを挙げながら、

出典: CryptoQuant「画像左のビットコイン価格(グレー)と取引所内のBTC残高(赤)

「人々は3月のような大幅な売りを懸念しているが、取引所にはその時ほどの多くの(売却待ちの)アイドリング状態のビットコインはない」

と述べています。

アイドリング状態のビットコインとは、取引所で保管されているビットコインのことで、

  • アイドリング状態のビットコインが多い:投資家はすぐにビットコインを売れる状態
  • アイドリング状態のビットコインが少ない:売るつもりがないので、投資家はBTCをセキュリティのより優れた保管場所(ウォレットなど)に移動している状態

を示しています。

CryptoQuantのデータによると、ビットコインが大暴落した今年3月、取引所のアイドリング状態のBTCも急減しました。

しかし8月現在、さらに減少を続けていることがわかります。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

一方で、ビットコイン購入の元手になる取引所への法定通貨の入金は、増加傾向にあります。

GMOコインのデータでは取引所の預かり資産が順調に伸びていますね。

また、乃木坂46の齋藤飛鳥さんをイメージキャラクターとして起用した、ビットフライヤーのテレビCMの効果もあってか、同社で若年層ユーザーが増えています。

出典:ビットフライヤー

ビットコインは上値が重くなっていますが、その背景では好ましいファンダメンタルズが整いつつあるといえるでしょう。

さて、本日の主要ニュースはこちら。

  • 米ブロックファイが新たに53億円調達。仮想通貨デビッドカード事業へ投入か
  • IOTAが処理能力を向上させるネットワークアップグレード「Chrysalis」を完了
  • 18日、ビットフライヤーのネムの取引量は19%増加、取引ユーザーは2.5倍増と活況
  • 商業銀行Expobankが仮想通貨担保ローンサービスを提供。ロシアで初!

なお、Lisk(リスク/LSK)が急騰していますね!

下落トレンドをラインをブレイクしてきたため、ショート筋のロスカットを巻き込みながら上昇していると考えられます。

また今後、

  • 21日の日本時間23時、LiskのCEOであるMax氏がAMA(なんでも聞いて、の略)を開催
  • マイニング報酬(フォージング報酬)が「2→1LSK」へと減少する半減期が今年10月前後に到来

といった材料も。

Liskは、次回が「最後のブロック報酬減」となることもあり、投資家から材料視され、急騰につながっています。

なお、Liskの半減期の戦略については以下の記事でも解説しているので、合わせてご覧ください。

本日のまとめ

  • ビットコインは19~20日にかけて下落し、12000ドル(約126万円)を下回るなど下落傾向。しかし水面下では好ましいファンダメンタルズが整いつつある

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!