こんにちは、阿部です。
仮想通貨の価格上昇の要因にはいくつかの種類があります。
最近、アジア圏で新しい取引所が次々と誕生していますが、「取引所の増加」も、市場価格の底上げにポジティブな影響があるファクターの1つです。
水面下で進む環境整備に投資家として乗り遅れないようにしたいですね!
今回は、最近誕生したアジア圏の取引所の中で代表的なものをいくつかご紹介したいと思います。
ご紹介するのは、「Coinbit」「Kenniex」「Jibex」の3つの取引所です。
「Coinbit」
韓国で新しく設立された取引所です。
ゲーム制作会社Axia Softが「Coinbit」を設立しました。
韓国は非常に多い取引高を誇る国の1つです。
価格上昇を牽引していく国と言ってもよいでしょう。
しかし逆に言えば、韓国のユーザーに新しい取引所を定着させるのは大変です。
すでに大きなシェアを誇るライバル取引所があるからです。
そのためか「Coinbit」も気合いが入っています。
注目すべきは取り扱い通貨の豊富さ。
- ビットコイン(BTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- リップル(XRP)
- ライトコイン(LTC)
- ネオ(neo)
- ウェーブス(waves)
- ストック(stox)
- イオス(eos)
- ヴェチェーン(vechain)
- オミセゴー(omisego)
- クオンタム(qtum)
など、取り扱い通貨は50種類に上ります。
2018年末までには、100種類以上の取り扱い通貨となる予定とのことです。
アメリカなどの大きな取引所に迫るラインナップとなりそうですね。
「Kenniex」
「Kenniex」は新しくベトナムでオープンした取引所です。
仮想通貨の取引国としてのベトナムのイメージはほとんどないでしょう。
しかし、これをきっかけとして新たな取引所が次々に設立され、市場が確立されていく可能性もあります。
取引量がすでに多い国での取引所オープンが話題となりがちですが、取引が多くない国で取引所が設立されることで、長期的な仮想通貨市場の拡大が期待できます。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
の2つの仮想通貨にまずは対応するとのことです。
「Jibex」
J.I.Bコンピューターにより設立されたタイの取引所です。
タイも仮想通貨の取引国としてのイメージは強くありませんが、ベトナムと同じようにさまざまな国の取引環境が強化されることは、大きな意義があるでしょう。
「Jibex」での取り扱い通貨は次のとおりです。
- ビットコイン(BTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- リップル(XRP)]
- イーサリアム(ETH)
- ライトコイン(LTC)
取引所増加は値上がりを誘発する?!
新しい取引所が設立は、市場価格への影響、世界全体へ大きな影響があります。
上記で特に注目したいのは、「どの仮想通貨が取り扱われるのか」という部分。
その通貨での買い手が多くなり、価格が押し上げられることが期待できます。
上述のような取引所が宣伝(PR)を行い、国民に仮想通貨投資を呼びかけることで、新たなユーザーの参入も見込めますね。
それまでにはタイムラグがあるので、乗り遅れないようにしたいところです。
さらに、まだオープンはしていませんが、フィリピンの「Coinvil」という取引所のオープンも予定されており、アジア圏での取引環境の整備が急速に進んでいますね。
最近、ゴールドマンサックスのトレーディングデスク設置が話題となりました。
「取引所」や「大企業」の動向もしっかりとチェックしておくと、値動きの大きな波を掴みやすいので参考にしてみてください!