こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→上昇!
本日、ビットコインは82万円台で推移しており、ここ24時間で約5%上昇。
時価総額トップ10でも、多くの通貨が数%上昇していますね。
それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①ビットコインがまた続伸!!「13万円幅」急騰の背景に何が!?
ビットコイン、2週間ぶりに7500ドル回復 |心理状態は「極端な恐怖」のまま【仮想通貨相場】https://t.co/S1wdzvCMo3
— コインテレグラフ日本版(Cointelegraph Japan) (@JpCointelegraph) 2019年12月23日
今月18日に70.5万円で推移していた仮想通貨ビットコインは、23日(本日)には83.5万円を記録。5日間で13万円幅の急騰を演じ、また本日は5%の上昇となりました。
直近で底堅い値動きを見せているビットコインですが、その価格はまだ「割安」と言えるでしょうか?
割安・割高を判断する指標として、lookintobitcoin.comが提供しているMVRV Zスコアがあります。
これは、「ビットコインの時価」と、「本当のビットコイン価格」(ウォレットからウォレットの移動[つまり実需のこと]をベースに算出)を比較したもの。
これによると、MVRV Zスコア(赤の線)は過去のいずれのバブル期と比較しても低い水準にあり、ビットコインはまだ「割安」状態と言えそうです。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②仮想通貨FABRK (FAB)の将来性とは|期待の分散型SNSプロジェクト、今後上がる?
Check out my latest article: Our Vision – https://t.co/9SjXbicydI https://t.co/DH2TJds6Iy via @LinkedIn
— FABRK (@FABRKNETWORK) 2019年11月7日
11月13日に0.005ドルで推移していた仮想通貨FABRK (FAB)は、今月23日(本日)には0.015ドルに急騰。また本日の24時間の上昇率は約27%に達しています。
FABRKは、ユーザーが「データ」の所有権を握った上で、仮想通貨を自由に取引することができる分散型交流サイト(SNS)のプロジェクト。
ユーザーはFABRKを利用することで、
- 異なるアプリであっても、FABRK上で構築されたアプリ同士なら相互運用が可能(つまり別々のアプリでも友達とチャットしたり、仮想通貨を送ったりできる)
- 中央集権的な管理者が存在しないSNSなので、ユーザー自身がコンテンツ(投稿など)の所有権を持てる
といったメリットがあります。
またFABRKの運営チームには、受賞歴のある有名起業家、博士号取得者、MIT・ハーバードの名門エンジニアなどが加わっていることでも知られています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
約1ヶ月強で3倍に上昇している、謎プロジェクトですね。
日本人にとってはベールに包まれていますが、なぜここにきて短期的のみならず、中期的にも上昇してきているのでしょうか?
その理由の1つは、最高運用責任者Ace Moghimi氏が『私たちのビジョン』という最新のブログ記事を公開したことがあります。
その中で、
- ユーザーが高いプライバシーを保ちながら利用できる(管理主体に情報を握られることがない)
- データ(投稿などのコンテンツ)の所有者を持つことができる
といった分散型SNSであるFABRKのメリットが強調されました。
FABRK価格は、ちょうどブログ更新の辺りから上昇へ向かっていますね。
公式サイトをしっかり見ている投資家からすると、ブログ内容は「周知の事実」でしたが、最高運用責任者が自ら述べたことで、プロジェクト前進のアピールに繋がったのでしょう。
さて、僕としても、FABRKは「面白いプロジェクトだな」と感じています。
というのも、既存のSNSサービス(たとえばFacebookやTwitter、Instagramなど)は「中央集権型」なので、膨大なユーザーの行動記録(つまり価値を持つビックデータ)を運営主体に握られてしまいます。
そこをFABRKであれば、SNS企業が得ていた利益をユーザー全員で山分けすることができるんですね。
たとえば、ユーザーはコンテンツを作成したり、広告視聴したり、自身のデータへのアクセスを許可することで、FABコインを報酬としてゲットできます。
既存のプロジェクトとしては、日本のALIS(アリス)が近いかもしれませんね(アリスは「分散型メディア」であり、記事を書くことで仮想通貨を得られる仕組みがあります。残念ながらアリスは暴落していますが……)。
ロードマップでは2020年2Q(4~6月)にメインネット発表が控えているので、上昇要因となるか注目です!
本日のまとめ
- ビットコインがまた続伸!!「13万円幅」急騰の背景に何が!?
- 仮想通貨FABRK (FAB)の将来性とは|期待の分散型SNSプロジェクト、今後上がる?
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
MVRV Zスコアは過去の割安、割高状態についてもかなり正確に割り出しているので、注目の指標ですね。
さて、本日の主要ニュースをみていきましょう。
そのほか、直近のビットコインの上昇は、コインチェックから盗まれたネム(NEM)の換金に携わった人物が立件されたことにある、との見方もありますね。
いずれにせよ、仮想通貨市場では短期筋に強気ムードがよみがえりつつあるように感じます。
チャートを見ても、押し目なくジリジリと上昇しており、これはビットコインの強気相場でよく見られる値動きですね。
この調子で、明日、明後日と仮想通貨市場に「クリスマスプレゼント」が届くことを願いましょう^^