こんにちは、阿部です。
今日の気になる仮想通貨ニュースをまとめてチェックしていくこのコーナー。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
2018年8月12日の相場は?→横ばい
今日のビットコインは1BTC/70万円で推移していて、24時間の変動率は約2%の上昇となっています。
時価総額トップ10の通貨でも、上昇コインと下落コインがまちまちで、全体的にみるともみ合い(横ばい)です。
時価総額トップ100コインと見てみても、大きく上昇しているコインはなく、小さなアルトコインは値動きが弱めですね。
具体的には、ICOやトークンを発行できる機能があって、将来性が高いと期待されています!
さて、それでは2018年8月12日の主なニュースを1つずつ見ていきましょう!
①あのFacebookが仮想通貨取引所をスタート!?
Few reason why Marcus had to step down from Coinbase board;
1. FB launching an exchange.
2. FB launching a Crypro micro payment platform.
3. FB buying Coinbase?
4. FB launching a Crypto wallet?
Any others?— Ran NeuNer (@cryptomanran) 2018年8月10日
仮想通貨の相場の動向を読む上で重要となるのが、業界を引っ張る著名人の動向です。
現在Coinbaseの取締役に就任しているデビッド・マーカス氏が、Coinbaseを離れ、Facebookに注力しようとする動きが報道されています。
有名ニュースメディアのCNBCのラン・ニューナー氏はこれを、
1.フェイスブックが取引所を立ち上げようとしている
2.フェイスブックが仮想通貨の少額決済プラットフォームを立ち上げようとしている
3.フェイスブックがコインベースを買収しようとしている
4.フェイスブックが仮想通貨のウォレットを開発している
の4つのどれかが進められているのではと予測しています。
阿部悠人の考察(重要度★)
このニュースが本当であれば凄いことですし、その可能性もありますが、噂の段階を抜けていないという印象もあります。
もう少し情報を待つ必要があるでしょう。
本当に「フェイスブックが取引所を立ち上げようとしている」のであれば、価格へのインパクトも大きいです!
②仮想通貨の巨大ファンドが、コイン別の組み入れ資産を公表
仮想通貨資産運用ファンドが投資信託の運用額を開示:ETHは4位、XRPは6位
米資産運用ファンド「グレースケール」は、56%の機関投資家を中心とた投資信託における、各通貨の資産運用額を開示した。日本の一般投資家とは異なる銘柄に資金が集まっていることが明らかに。https://t.co/1DS2f60jsT
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2018年8月11日
最近では、機関投資家の動向が暗号通貨市場に大きな影響を与えています。
しかし、機関投資家は慎重なので、時価総額の小さいマイナーコインにはあまり投資をしません。
では、いったい時価総額何位くらいのコインまでが機関投資家の影響を受けやすいのか?
15億ドル(約1700億円)の投資資金を運用するファンドGrayscale Investmentsがその組み入れ資産を公表しました!
- 1位:ビットコイン 13億ドル
- 2位:イーサリアムクラシック 9,000万ドル
- 3位:ジーキャッシュ 2400万ドル
- 4位:イーサリアム 1800万ドル
- 5位:ビットコインキャッシュ 1000万ドル
- 6位:リップル 500万ドル
- 7位:ライトコイン 50万ドル
阿部悠人の考察(重要度★★★)
組み入れ資産(コイン)の種類や割合はファンドによって違ってきますが、やはりビットコインの割合が非常に高いことに変わりはないですね。
重要な資料の1つとなるので、参考にしていきましょう!
③Wikipediaのブロックチェーン版「Everipedia」とは?
ブロックチェーンで管理する百科事典「Everipedia」リリース|IQトークンで報酬も https://t.co/J7Ig3doGBz pic.twitter.com/R9B3gFyWUx
— 「COIN PRESS」仮想通貨専門ポータルサイト (@coinpress_) 2018年8月11日
世界最大のオンライン辞書Wikipediaのブロックチェーン版「Everipedia」がリリースされます。
ケイマン諸島のブロックチェーン系スタートアップ企業が発表しました。
すでに8000人のボランティアや愛好家、編集者などのコミュニティも形成されていて、一定の成功を納めています。
阿部悠人の考察(重要度★)
一見すると仮想通貨には無関係に思えるかもしれません。
しかし、ブロックチェーンや仮想通貨には、まだまだ将来性への理解が不足しているので、こうしたサービスの普及は知名度や理解の向上のためにも重要となります。
④トルコリラ急落で仮想通貨の取引高が急増!
◆トルコ、仮想通貨の取引高が急増◆ トルコリラがドルに対して過去最安値を付けたことを受け、同国の仮想通貨取引所における取引高が24時間で100%以上増えた。米国との関係悪化がリラの急落や懸念要素に繋がり、仮想通貨が脚光を浴びる形となった。 【情報提供:コインテレグラフ日本版】#フォビ
— Huobi Japan (@HuobiJapan) 2018年8月11日
仮想通貨はそれ自体が1つの独立した「通貨」ですが、世界の経済状況にも大きな影響を受けます。
今、トルコの法定通貨「リラ」が暴落しています。
トルコではそれを受けて、仮想通貨の取引量が急増している(24時間で100%以上増えた)と伝えられています!
つまり、ビットコインのほうがリラよりも信頼できると見て、換金しているのです。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
もともとビットコインはキプロスの経済危機をきっかけに急成長した過去があります。
それを思い出させるような今回のニュース。
現在のトルコはもちろん、将来的にも経済危機は必ずどこかで発生するものなので、仮想通貨の需要がなくなることはなさそうです。
詳しくは動画で解説しております。
2018年8月12日のまとめ
- ①あのFacebookが仮想通貨取引所をスタート!?
- ②仮想通貨の巨大ファンドが、コイン別の組み入れ資産を公表
- ③Wikipediaのブロックチェーン版「Everipedia」とは?
- ④トルコリラ急落で仮想通貨の取引高が急増!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!