こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。
まずは今日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→下落!
本日、ビットコインは121万円台で推移しており、ここ24時間の値動きはほぼなし。
時価総額トップ10では、急騰していたPolkadotが反動もあり、大幅調整となっていますね。
またアルトコインでは、テゾス(Tezos/XTZ)が、ハービンガー(Harbinger)との統合を行ったことが判明しているため、詳細について後述します。
それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①「BTCの希少性は4年以内に金超え」の数学的根拠|フィデリティ調べ
米金融大手フィデリティが、#ビットコイン の希少性は次の半減期までに金を超えるとレポートで主張していますね。
「流通している量に対し、新規供給が減少するほど価値は高くなる」という考え方(S2Fモデル)に基づき、2025年には下図のように、BTCは #金 よりも「採掘しにくい」資産になります💡 pic.twitter.com/KQRswh0n6u
— 阿部悠人-初心者でも稼げる仮想通貨最新情報をお届け (@abeyutos) August 28, 2020
米金融大手フィデリティのデジタル部門「Fidelity Digital Asset(FDA)」が、ビットコインの希少性は次の半減期までに金を超えるとレポートで主張。
半減期とは、ビットコインのマイニング(採掘)報酬が半減する約4年に1度のイベントのことで、次回は2024年に到来します。
Fidelity Digital Assetの主張を理解するには、以下の前提を理解する必要があります。
- BTCと金は、どちらもマイニング(採掘)のみによってその供給が行われる
- 価値上昇のためには「希少性」が重要で、採掘によって新規供給量が減少すると希少性は高まる
フィデリティは、BTCと金の希少性を比較するのにS2Fモデルを採用。
S2Fモデルは、「市場に存在する量(ストック)/年間生産量(フロー)」という式で計算され、簡単にいえば「流通している量に対し、新規供給が減少するほど価値は高くなる」という考え方です。
同社によると、上図のように2025年にはビットコインが金の希少性を上回ることになります。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
本日のまとめ
- 米金融大手フィデリティのデジタル部門「Fidelity Digital Asset(FDA)」が、ビットコインの希少性は次の半減期までに金を超えるとレポートで主張。必ずしもBTC価格上昇を示すものではないが、ビットコインが金と同等の資産であるとの見方は徐々に浸透してきている
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
「BTC予想モデルS2Fで「4年に1度の買いサイン」点灯!その意味を解説」でも解説しているように、S2Fモデルは決して新しい考え方ではありません。
しかし、あの世界最大級の資産運用会社フィデリティがそれを指摘した点には大きな意味があるでしょう。
なお、取引所ジェミニの共同創設者のウィンクルボス兄弟も27日、ビットコイン、ドル、金、原油を比較したレポートを公開し、
とした上で、いずれは金を追い抜く資産になると主張していますね!
さて、本日の主要ニュースはこちら。
なお、仮想通貨テゾス(Tezos/XTZ)が、ハービンガー(Harbinger)との統合を行ったことが判明!
ハービンガーは「DeFiへの対応」を可能とするプロジェクトです。
最近、DeFi関連トークンは軒並み爆上げしていますよね。
その勢いは留まるところを知らず、たとえばDeFiにロック(預け入れ)された総額は、過去2ヶ月で271%増加しています。
ハービンガーとの統合は、膨れ上がるDeFi市場に「波乗り」するチャンスをテゾスに与えるもので、今後、一段高も期待できるのではないかと考えています。
ただしここ数日に限っては、テゾスは軟調な展開です。