こんにちは、阿部です。
今日の気になる仮想通貨ニュースをまとめてチェックしていくこのコーナー。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
2018年8月11日の相場は?→下落!
今日のビットコイン価格は1BTC/68万円ほどで推移していて、24時間で6%ほどの下落となりました。
時価総額トップ10の通貨すべてがビットコインにつられるようにして、下落しています。
24時間急上昇ランキングを見ても、トップ100通貨で大きく上げているコインはほとんど見当たりませんね。
仮想通貨のブロックチェーン上でアプリケーションを動かせるプラットフォーム系のコイン「Aurora (AOA)」などが、かろうじて4%上昇しています。
さて、それでは2018年8月11日の主なニュースを1つずつ見ていきましょう!
①金融庁、停止していた新規取引所の登録を再開!
待ってました!!!!!
仮想通貨、新規業者の登録再開へ https://t.co/z2Ik7SOuG9— oripan@ripple🚀🚀🚀 (@sky_fly_ripple) 2018年8月10日
ネム580億円相当が流出したコインチェック事件を受けて、金融庁は事実上、「仮想通貨交換業者」の新規受付を停止していましたが、先日、ようやく再開する見通しが明らかになりました。
「仮想通貨交換業者」は日本で取引所を運営する上で、事実上のライセンス(許可証)のような役割を果たしています。
現在、仮想取引所を新たに始めたいと考える事業者は100以上おり、登録待ちとなっています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
コインチェック事件を受けて、金融庁が指導を厳しくするのはやむを得ないでしょう。
しかし、新たな仮想取引所が増えていかないと、国内の仮想通貨市場も盛り上がっていくことはできませんよね。
金融庁がようやく重い腰を挙げてくれたことは、グッドニュースです。
ただし、コインチェック事件より前の審査よりも、審査基準は厳格化されているので、国内取引所が急増することは考えにくい状況ですね。
詳しくは動画にて解説!
②XRP、500万ユーザーを抱える「coins.ph」で利用可能に
【速報】
XRP (リップル):500万人ものユーザーを持つ仮想通貨決済プラットフォームにローンチhttps://t.co/3REVB15Xdr
利用ユーザー500万人のフィリピンの仮想通貨決済プラットフォームであるcoins. phでXRPが利用可能になった。#CoinPost速報— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2018年8月10日
coins.phは、フィリピンで500万人ものユーザーを持つ決済プラットフォームです。
これまで対応していたビットコイン加え、新たにリップル(XRP)が追加される形となりました。
coins.phでは、仮想通貨とフィリピンペソを換金できるだけではなく、プラットフォームからいろいろな「支払い」ができます。
阿部悠人の考察(重要度★★)
coins.phはフィリピンでは有名な支払いプラットフォームで、今もなおユーザーが急増中です。
ここでXRPが採用されることは、リップルホルダーにとって朗報ですね!
XRPの普及に結びつくことで、価格への還元も期待できるので注目しましょう。
③アメリカ最新動向:米国人投資家の5%が仮想通貨を投資対象
米国投資アンケート調査で仮想通貨需要に伸び代も:35%の投資家の内、5%は仮想通貨も対象に
アメリカ人の2019年までの投資先(予定含む)は、不動産(19%)、株式(16%)、国債(10%)、ETF(8%)、仮想通貨(5%)という順になっており、仮想通貨投資はまだまだ拡大の余地がある。https://t.co/TNh1HS527u
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2018年8月9日
仮想通貨への投資はもう飽和状態なのか、それともまだまだ伸びしろがあるのか。
それを示す興味深いアンケートが行われました。
The American Institute of CPAsが実施した調査では、投資行為全般について、「すでに投資している」もしくは「2019年に投資する予定」と答えたのはアメリカ人の35%。
そのうち、「仮想通貨が投資対象」なのは5%だったとのことです。
阿部悠人の考察(重要度★)
この調査によって、「まだまだ仮想通貨投資の人口は少なく、伸びしろがある」ことが分かりました。
「仮想通貨が投資対象」と答えた5%が、10%、20%と増加していく過程で、市場価格もどんどん伸びていくことになりますね!
④BinanceによるDEX(分散型取引所)、開発が進行中!
A first (rough, pre-alpha) demo of the Binance Decentralized Exchange (DEX), showing issuing, listing and trading of tokens. All cli based, no GUI yet. A small step for #BinanceChain, a big step for #binance. https://t.co/2aXkR0gclP
— CZ (not giving crypto away) (@cz_binance) 2018年8月9日
コインチェックなどの既存の取引所では、どうしてもハッキングなどの一定のリスクがあります。
取引所運営者が悪意を持っている可能性も、まったくのゼロとはいえません。
そうしたリスクを克服し、近い将来大きく躍進するとみられているのがDEX(分散型取引所)です。
世界最大の取引所BinanceもDEXを開発中で、Twitterでデモ動画が公開されました。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
人間が極力かかわらない状態で機能するDEXは、人的な事故などのリスクを下げられます。
まだ実用段階ではないですが、Binanceがどんどん開発してくれることで、使えるDEXが実現性を帯びてきます。
DEX関連のトークンなどを持っている方は注目ですね!
2018年8月11日のまとめ
- ①金融庁、停止していた新規取引所の登録を再開!
- ②XRP、500万ユーザーを抱える「coins.ph」で利用可能に
- ③アメリカ最新動向:米国人投資家の5%が仮想通貨を投資対象
- ④BinanceによるDEX(分散型取引所)、開発が進行中!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!