こんにちは、阿部です。
あなたは「ジョージ・ソロス」という投資家をご存知でしょうか?
ジョージ・ソロス氏は、間違いなく、1つの時代を代表する投資家です。
投資によって膨大な富を築き上げただけではなく、87歳になられた今も投資シーンでは大きな存在感があります。
さて、ニュースサイトのブルームバーグはそんなソロス氏が「仮想通貨をはじめる準備がある」と報じました。
いったいどのようなことなのか?
ニュースの詳細を解説したいと思います!
ジョージ・ソロス氏が仮想通貨投資を開始?
個人的に、これはかなり驚きのニュースでした。
ジョージ・ソロス氏はすでに巨万の富を築いている投資家。
にもかかわらず、仮想通貨という新しいテクノロジーを学んでいる。
これはとてもすごいことです。
またジョージ・ソロス氏は、「仮想通貨はすでにバブルだ」という持論を展開していたため仮想通貨への投資を実行することはないだろうと考えていました。
もし本当にジョージ・ソロス氏が仮想通貨投資をはじめるとしたらその影響は決して小さなものではないはずです。
ジョージ・ソロス氏の会社である「ソロスファンドマネジメント」は約260億ドルの資産を運用しています。(日本円にして、約2兆7000億円)
この金額が仮想通貨市場へ投入されるとしたら、また、そのことを聞きつけた投資家たちが「よい材料」と受け止めて投資を加速させたら、強い上昇トレンドのきっかけとなる可能性があります。
もちろん、ソロスファンドマネジメントで運用される2兆7000億円のすべてが仮想通貨投資へと向けられることはないでしょう。
あくまでも通常の株式投資や、安定感の高い投資商品をメインとしながら仮想通貨投資でも利益を狙っていく、というスタンスのはずです。
とはいえ、「あのジョージ・ソロス氏が仮想通貨を買うらしい」ということになれば、仮想通貨市場に新しい風が吹くことは間違いありません。
ソロスファンドマネジメントは本当に仮想通貨を買う?
上述のように、ジョージ・ソロス氏が仮想通貨へ参入することが報じられていますがまだあくまで「可能性」の段階であって、実行へ移されるかどうかはわかりません。
仮想通貨投資に欠かせない情報収集ですが、なかには「それって本当なの?」と首をかしげたくなる信頼性の低いニュースもあります。
いわば、「噂」に過ぎないようなものですね。
しかし、このニュースに関しては
- ブルームバーグが報じていること
- 運用を任されているフィッシャー氏がすでに許可を得ていること
などから、その可能性は十分にあるでしょう。
フィッシャー氏は、ソロスファンドマネジメントで実際の資産運用を任されている投資家ですが、会社や、ジョージ・ソロス氏の許可を得なければ運用資産を仮想通貨へ投入することはできません。
しかしながら、すでにフィッシャー氏はその許可を得ていて、いつでも投資できる状態であると報じられています。
「ジョージ・ソロス氏が膨大な資産で仮想通貨を買う」というシナリオも現実味のある話なのです。
特に昨今、仮想通貨市場が下落相場なのでいまから参入すれば割安に購入することができます。
ジョージ・ソロス氏にとっても絶好の投資機会なのかもしれませんね。
ソロス氏の市場参入による影響は?
僕たち投資家はジョージ・ソロス氏の仮想通貨トレード参入をどう分析すればよいでしょうか?
基本的には「好材料」と受け止めてもよいでしょう。
ただし、ジョージ・ソロス氏は「イングランド銀行を潰した男」と呼ばれ、過去に強力な「空売り」を浴びせたことでも知られます。
その矛先が仮想通貨に向けられた場合、仮想通貨が大暴落するというシナリオもないわけではありません。
そういった可能性も潜んでいるため、相場チェック、情報収集が欠かせませんね。
今回は、最近注目されているジョージ・ソロス氏のニュースついてご紹介しました!