ドイツが認めた「ファンドの20%に仮想通貨を組み入れ」そのインパクトは?

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。

まずは今日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は上昇!

本日、ビットコインは590万円台で推移しており、ここ24時間の値動きはほぼなし。

時価総額トップ10では、バイナンスコイン(BNB)やPolkadot(DOT)が堅調ですね。

それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

ドイツが認めた「ファンドの20%に仮想通貨を組み入れ」そのインパクトは?

ドイツ連邦議会が、「スペシャルファンド」を通じた仮想通貨投資を許可したことが判明しました。

参考:ドイツ連邦議会

スペシャルファンドとはドイツの機関投資家(投資のプロ)向けのファンドのこと。

ドイツでは3000以上のスペシャルファンドがあり、年金基金など200兆円相当が運用されているとのこと。

これまで、規制の関係上スペシャルファンドが仮想通貨を組み入れたケースはありませんが、今回の法案の可決により状況は大きく変わりそうです。

新たに可決された法案では、スペシャルファンドが運用額全体の20%以内でビットコインなどの仮想通貨を運用することを許可しています。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

ドイツのファンドには、「一般投資家向け」と「機関投資家向け(スペシャルファンド)」の2種類があり、規模が大きいのは一般投資家向けのようですね。

ただ、いずれは一般投資家向けファンドでの認可も視野に入れると、その大きな布石となりました!

なお、Genesis Tradingによると、企業による仮想通貨の現物取引は2020年第4四半期→2021年第1四半期にかけて287%増加しています。

機関投資家や企業が仮想通貨に投資する流れは、まだまだ続きそうです。

さて、本日の主要ニュースはこちら。

  • 大手金融機関BNYメロン「ビットコイン関連企業に投資するべきだった」と発言
  • 米最大の取引所コインベースがPayPalで仮想通貨を買えるように
  • 大手ネット通販のMercado Libre「不動産」をビットコインで購入可能に
  • 韓国が「仮想通貨企業」へ投資できるファンドを承認か

韓国ではこれまで、仮想通貨関連企業に投資できるファンドはなかったので、こちらも初の事例となりました!

本日のまとめ

  • ドイツ連邦議会が、「スペシャルファンド」を通じた仮想通貨投資を認める法案を可決したことが判明。法整備が進み、機関投資家がビットコインに投資する環境が整いつつある

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!