BTCのブロック生成が10分→5分に高速化!?価格への影響とは

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。

まずは今日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は?→横ばい

本日、ビットコインは105万円台で推移しており、ここ24時間の値動きはほぼなし。

時価総額トップ10でも、多くの通貨が横ばい、もしくはわずかに下落していますね。

またアルトコインでは、トップ10コインではありませんが、Polkadot(DOT)のステーキングサービスが取引所コインベースで開始されるというニュースがありました。

それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

①BTCのブロック生成が10分→5分に高速化!?価格への影響とは

ブロック生成速度のデータを公開するGlassnodeによると、ビットコインのブロック生成は1時間当たりに8回に到達。

これは2019年7月以降で、最高レベルであることを意味します。

また一時的には、1時間当たりに12回のブロック生成も3回確認。

ビットコインのブロック生成は通常、10分に1回行われるため、通常の生成スピードの2倍に相当する超高速のブロック生成となります。

なお、ブロック生成スピードは、マイニングパワーの合計(ハッシュレート)および採掘難易度に左右されており、後者については、速度にずれが生じるとブロック生成が10分に1回のペースになるように2週間に一度、調整が行われます(採掘難易度調整)。

前回のマイニング難易度調整(今月5日のブログ記事)では、「-9.29%」と大幅マイナス調整になりましたが、このことが生成スピードの高速化に影響しているとみられます。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

採掘スピードが早い新型マシンが登場し、ちょうど旧型マシンS9sとの入れ替えタイミングになっていることも背景にありますね。

通常、ブロック生成の高速化はビットコイン価格にもポジティブです。そのため、ツイッターではこれを知った海外ユーザーが、

「おい、なんというおかしさ、これは狂乱だ。」

と喜んでいますね(笑)

ただし、前回難易度が-9.29%と大幅マイナス調整された(つまり生成スピードが激遅だった)のに、次は一気に早くなりすぎるというのは、不安定な証拠。

今後もハッシュレートや難易度調整の乱高下が続くとすれば、僕はむしろ、短期的な方向感の掴みにくい相場になるのではないかと懸念しています。

さて、本日の主要ニュースはこちら。

  • リップル社のパートナー企業は2019年11月から50社増加したと判明。現在、約350社に
  • 取引所コインチェックが「バーチャル株主総会」の支援事業を検討。株主の仮想通貨認知に繋げることができるか注目
  • イーサリアムの1日のあたりの手数料、2日連続でビットコインを上回る。ETHで歴史的にもまれな「渋滞」が発生中
  • チェイナリシス社は8日、匿名性コインであるダッシュとジーキャッシュすらも取引を追跡できるサービスを開始すると発表

なお、アメリカ大手仮想通貨取引所のコインベースが、仮想通貨Polkadot(DOT)のステーキングサービスを開始すると発表しましたね。

注目したいのが利回りで、コインベースでDOTをステーキングすると(つまり仮想通貨を預けると)、最大年利20%をゲットできます。

通常のステーキングは5%程度なので、かなり高利回りですね。

Polkadot(DOT)は日本での知名度は高くありませんが、異なるブロックチェーン、異なる通貨同士をつなぎ合わせる相互運用性を持っており、僕もポテンシャルの高いプロジェクトとしてウォッチしています。

ステーキングが充実しているコインは売られにくくなりますから、上記はキャピタルゲインも狙っている方にも朗報ですね。

本日のまとめ

  • ビットコインのブロック生成は1時間当たりに8回に到達するなど高速化。ただしマイナー情勢は不安定であり、必ずしも短期的な上昇に寄与する材料とは言えないか

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!