資産を守るために仮想通貨から金(ゴールド)へ
アメリカのアナリスト、ラリーマクドナルド氏はインタビューで「昨年11月以降に金に投資している多くの人たちがビットコインを買うために金を売った。
事実、仮想通貨は金市場に入ってきているし、金と仮想通貨の取引はこれからもっと増えるだろう」と話しました。
金(ゴールド)は為替取引FXをやっている人たちにとっては値動きが少なく安定感があるので利益を出すというよりは資産を守るような具合で投資されることが多いです。
ドルなどの法定通貨が不安定な動きをしている時に金に資産を移しておくことで資産を守ることができます。
先の大暴落で一部の投資家が投資していた仮想通貨を金(ゴールド)に変えた可能性があるそうです。
FXや金投資になれている人であれば、チャートから危険を察知して資産を移し替えるということをやっていても不思議ではありません。
実際に金の売上も暴落時に一気に増えたらしく、ゴールドを扱っている会社に仮想通貨をゴールドに変える方法を問い合わせるメールや電話が急増したそうです。
ゴールドをオンラインで販売しているCoinInvest社では、大暴落の始まった16日だけで100万ドル(1億1000万円)以上の売り上げがありました。
100万ドルという売上は普段の売上の約5倍にもなるそうです。
価格の戻りが遅い理由の1つとしてゴールドに資産を移した人たちが戻ってきていないこともあるかもしれませんね。
ビットコインとゴールドの直接取引ができるかも?
ゴールドは昔から安全資産として多くの資産家に支持されてきていますので近いうちにGOLD/BTCというペアで取引ができる取引所が出てくるかもしれません。
そうなったらUSDTなどのテザーよりも避難先として選ばれそうです。