こんにちは、阿部です。
「いざICOを始めようと思ったものの、何から始めてよいかわからない。」
「どんなポイントをチェックしていけば、成功しそうなICO案件を見つけられるのか。」
そんな疑問を感じている方は多いのではないでしょうか?
ICOへの投資は、少ない資金で大きなリターンを得られることがある、優秀な投資方法です。
しかし、通常の投資にはないような「危険」や「リスク」も存在することを忘れてはいけません。
そこで、ICOへ投資する前にチェックすべき「チェックリスト」をご紹介します。
最低限、下記のポイントをチェックしてからICOへ投資するようにしましょう!
ビジネスモデル
ICOトークンは、なぜ生まれるのでしょうか?
ICOは、実施する企業にとって「ビジネス」の1つです。
そこで投資家としては、「ビジネスモデル」を把握しておきましょう。
ICOを発行することにより企業にはどのようなメリットがあるのか?お金の流れはどのようになっているのか?
投資家としてそのICOに投資することで、最終的にどう利益が得られるのか?
ICOは企業にとってビジネスなのだということを理解し、「ビジネスモデル」を理解しておかなければ、投資の成績は「運」に左右されてしまうでしょう。
本当に実現の見込みがあるか
ICOのビジネスモデルを理解したら、次に見るべきは「実現性」です。
そのビジネスモデルは、本当に実現の見込みがあるのか。
見込みがあるとしたら、その可能性は何%くらいか?ICOによっては、高い目標を掲げてはいるものの、実現にはほど遠いケースも存在します。
ビジネスモデルを理解するだけではなく、「本当に実現しそうか」をしっかり考えておく必要があります。
大きな目標を成し遂げようとするICOほど、トークンの発行企業に実力が求められることになります。
ホワイトペーパー
ICOへ投資する前に、ホワイトペーパーには目を通しましたか?
目を通していない方は、投資する前に必ずチェックしておきましょう。
ほとんどのICOでは、案件の詳細を説明するためにホワイトペーパーか発行され、公開されます。
ホワイトペーパーでチェックすべき項目は、「なぜそのICOを実施するに至ったのか」や「ロードマップ」(企業がどのようなサービスをリリースしていくのかを時系列でまとめたもの)など。
ホワイトペーパーの読み方にこそICO投資の基本があるといってもよいでしょう。
トークンの発行上限枚数&内部保有数
トークンは合計何枚発行されるのか、そのうち何枚が内部保有(発行した企業の保有)なのか、といった部分についても要チェックです。
取引所に上場されると、トークンの価格は需要と供給のバランスによって決定されます。
トークンの発行条件や枚数、内部保有の量などは、こうした需要と供給のバランスに大きく影響します。
投資家の立場からすると、発行上限枚数は固定となっており(臨時で追加発行されたりしない)かつ内部保有はなるべく少ないほうが(基本は)よいでしょう。
取引所への上場予定
取引所へ上場する予定はあるのか、というポイントも確認しておくべきです。
基本的には上場決定済みの方がいいですが、取引所への上場が決まっていない場合は、上場が決定された瞬間の値上がりを狙えます。
反対に上場がすでに決まっている場合は、投資家は一定の安心感を得ながら投資をすることができます。
リップル社のXRPのような大きな仮想通貨ですらBinanceへの上場の際は1XRP:94円から98円まで上昇しました。
時価総額の小さなトークンであれば、なおさら一気に高騰することが期待できます。
ICOはいまのうちかもしれない?
ICOは現在、国の法律や規制により向かい風を受けています。
中国を含むさまざまな国で、ICOが禁止されています。
また、禁止されていない国においても、ICOを「有価証券」の法律に当てはめて、間接的に規制しようという動きもあります。
特に後者は、今後日本においても議論がなされるかもしれませんね。
ICOは、投資がうまくいけば莫大な利益率が期待できます。
ただし、ICO投資は「いまのうち」の可能性も考えられますので、高騰するICOトークンがゴロゴロ存在するこのチャンスを、しっかりと活かしていきましょう!