こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→横ばい
本日、ビットコインは79万円台で推移しており、ここ24時間の値動きはほぼなし。
時価総額トップ10でも、目立った動きはありませんね。
それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①BTC価格、「機械学習」による予想でほぼ的中!?インドのデータ分析家が検証
機械学習でビットコイン価格は予想できるのか?|インドのデータサイエンティストがブログ公開【価格予想】#仮想通貨 $BTChttps://t.co/JzeBAKh1u7
— コインテレグラフ日本版(Cointelegraph Japan) (@JpCointelegraph) 2019年12月2日
インドのベッロール工科大学のアビンハブ・サガール氏は、専門とする「機械学習」を用いてビットコイン価格を予想。
ここで使われたのはLong short-term memory(LSTM)という方法で、2018年7月から2019年8月までの1年間の価格データ、取引量、高値、安値などを素材として、未知の価格チャートを推測します。
その結果は、以下。

出典:https://towardsdatascience.com/cryptocurrency-price-prediction-using-deep-learning-70cfca50dd3a
青線は実際のBTC価格で、オレンジ線は機械学習による予想。
2つの線はほぼ一致していることが分かります。
阿部悠人の考察(重要度★★★)

②仮想通貨IOSTの将来性とは|経済新聞にも掲載され、今後上がる?
中部経済新聞の記事です。#IOST $IOST も紹介されています。 pic.twitter.com/MPCHECvyVs
— IOSToken JAPAN (@IOSToken_jp) 2019年12月2日
前月25日に0.0042ドル付近で推移していた仮想通貨IOSTは、3日(本日)には0.0062ドルへと急騰。その間の上昇率は50%に達しています。
IOSTは、幅広い「オンラインサービス」のプラットフォームになることを目指すプロジェクト。
一般的に同様のプラットフォームでは、トランザクション(取引)の処理が遅くなったり、手数料が高くなったりする「スケーラビリティ問題」がつきものです。
しかしIOSTでは、それを防ぐ最新の仕組み「シャーディング」を活用することで、同じプラットフォーム系の仮想通貨である「イーサリアム」よりも格段に高い処理能力を実現しています。
またIOSTと類似のプロジェクトとして「Zilliqa (ZIL)」が挙げられますが、トランザクションの処理能力ではIOSTが圧倒しています(ZILの2448TPSに対し、IOSTは8000TPS)。
ちなみに、IOSTは日本向けツイッターアカウントも運営しているため、日本人投資家にとっては安心材料となります。気になる方はご参照ください。
阿部悠人の考察(重要度★★)

それでは、本日のIOSTの急騰要因についてみていきましょう!
- 中部経済新聞の2日の記事で、IOSTが紹介される!
- 11月29日、IOSTの共同設立者がブロックチェーンに関するサミットに出席。中国海南省政府とのパートナーシップを強化へ(今月2日発表)
IOSTは中国系のプロジェクトですが、日本の経済新聞に取り上げられたことが大きな材料となっています。
来年2月、長野県富士見町でブロックチェーン技術を使った電力取引のシステム実験が行われます。
その参加企業として、なんとIOSTが加わるということが記事で紹介されているんですね。
短期的な上昇要因になるとともに、来年2月に向けて中期的な資金流入も期待できる展開です。
なお今後については、
- 機械学習の実装によるネットワーク最適化(2019年12月まで)
- DAppsのリリース(2019年12月まで)
といったイベントに向けてプロジェクトは動いています。
長野県富士見町の材料に加え、こちらも価格にポジティブでしょう!
本日のまとめ
- BTC価格、「機械学習」による予想でほぼ的中!?インドのデータ分析家が検証
- 仮想通貨IOSTの将来性とは|経済新聞にも掲載され、今後上がる?
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
上記で使われたLSTMは、特別に新しい分析方法ではありません。
これまでにも、未来の「株価」予想を試みる際などにLSTMが使われてきました。
しかし、その結果が「当たる」かと言われるといまいち。
どうやら価格の予想はそれほど単純ではないようですね。
上記のBTC予想モデルについても、長期的に予想を当て続けるのは困難ではないかと思います。
とはいえ、面白い分析記事でした!
さて、本日の主要ニュースをご紹介します。
そのほか、仮想通貨分析企業Rhythmによる調査で、2018年以降ビットコインの全発行量の64%が同じウォレットから動いていない事実も明らかに。
これだけ長期では価格の振れ幅も激しくなりますが、いわゆるガチホ勢はどんなことがあろうとも絶対に売らないようです。
Rhythm社は
と述べていますが、安値でろうばい売りしてしまう人が多い中、むしろ見習いたい姿勢だと言えるでしょう(笑)