こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→下落!
本日、ビットコイン87万円台で推移しており、ここ24時間で2%下落。
時価総額トップ10でも、多くの通貨が数%のマイナスとなっています。
それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①BitMEX収益ランキング元No.1トレーダー「BTCは落ちる」と予想…
Patiently waiting for $6k $BTC levels where I will add to long-term holdings.
Good luck homies.
— Angelo฿TC (@AngeloBTC) 2019年10月15日
世界最大の仮想通貨取引所「BitMEX」で収益ランキング元1位のトレーダー「Angelo฿TC」氏が15日、自身のツイッターにて
「(BTCの)長期ポジションの追加するため、6000ドル(約65.2万円)レベルを辛抱強く待っています。」
と投稿。
ビットコインは現在8000ドル前後で推移していますが、「Angelo฿TC」氏の想定通りであれば、BTCはもう一段下落し、その後の上昇することに。
事実上、「世界最高の仮想通貨トレーダー」の1人である同氏が予想したシナリオは、多くの投資家心理にも影響しそうです。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②仮想通貨「Constellation」が急騰!「Chainlink」との提携で
It’s a reality: @chainlink & @Conste11ation partnered for a data validation integration in the $LINK ecosystem.https://t.co/1xcDL3f7CD$DAG
— Constellation(DAG) (@Conste11ation) 2019年10月16日
今月17日に0.00000119BTC(119satoshi)だった仮想通貨Constellation (DAG)は、17日(本日)には0.00000139BTC(139satoshi)に到達。ここ24時間で16%上昇しています。
Constellationは、ビッグデータの「民主化」を目指す仮想通貨プロジェクト。
大規模なデータをブロックチェーンで扱う場合、スケーラビリティ問題(取引混雑時の手数料の高騰・取引の遅延)が起きやすいデメリットがありますが、Constellationでは、「有向非巡回グラフ」を採用することでこの問題を解決しました。
有向非巡回グラフは、ブロックチェーンに似た仕組みですが、正確には異なるもの。
これを使えば、マイニングによる承認作業なしに低コスト(低手数料)かつスケーラビリティ問題を解決することができるため、その革新性から「次世代のブロックチェーン」とも呼ばれています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
そんなConstellationの上昇要因をみていきましょう。
- データ検証における協力のため、Chainlink (LINK)と提携!
上記ニュースが今月16日に発表され、直近の上昇につながっています。
Constellationはこの提携により、Chainlinkのネットワークを活用することに。
スマートコントラクト(契約機能)へのアクセスが可能になることが大きいみたいですね。
またChainlinkは今年5月から5倍になるなど急成長中であり、好調なプロジェクトとの提携に成功したこともポジティブに評価された理由でしょう。
Constellation自体も今年8月から6倍弱に上昇しており、良好なファンダメンタルズを保っています(ちょうどこの時期、「アメリカ空軍との提携」もあって上昇してきましたね)。
今後については、メインネット関連のアップデートが控えています。
Chainlink (LINK)との提携で、単なるアップデートでも関心が集まりやすくなるのではないかと考えています。
③リップル社出資のDeFiプロジェクトKava Labs(ガバラボ/KAVA)がバイナンスでIEO実施!その将来性と今後は?
リップル社出資のDeFiプロジェクト 取引所バイナンスでIEO実施へhttps://t.co/DttiAiLh6i
Rippleも出資する「Kava Labs」は取引所バイナンスの「Binance Launchpad」を介して、IEOで3億円超の資金調達を実施予定。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年10月16日
当ブログが厳選する注目コインとして、今回は仮想通貨Kava Labs(ガバラボ/KAVA)をご紹介します。
Kava Labsは、分散型金融(DeFi)がターゲットの仮想通貨プロジェクト。
分散型金融は、
- 分散されたブロックチェーン上に構築されている
- 金融サービスを提供している
- システムのコードはオープンソース(公開)になっている
- 堅牢な開発コミュニティを持っている
という条件を満たしたサービス(仮想通貨プロジェクト)を指しています。
またリップル社が設立したXpringが出資しているプロジェクトであり、仮想通貨リップル(XRP)価格への影響も考えられます。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
今月16日、仮想通貨メディアで以下のニュースが報じられましたね。
- 「Kava Labs」が取引所バイナンスでIEO実施へ!
IEOとは、取引所内で実施されるICOのこと。
IEO(バイナンス・ローンチパッドといいます)に参加することで、将来バイナンスに上場するトークンを上場前に購入することができます。
バイナンスでは過去に9回IEOが行われており、いずれも高いリターンを記録していますね(上記表は左から「プロジェクト名」「月」「規模」「ドル比リターン」「BTC比リターン」「最高値で売れた場合のリターン」「最高値からの下落率」)
こうしたIEOにへのリップル関連プロジェクトが登場したことで、Kavaはもちろんリップルにも追い風になると僕は考えています。
しかもリップルは今年11月7日、8日に上昇要因である「SWELL」を控えていますね。
ただでさえ楽しみなリップルにより期待が持てそうです!
蛇足ではありますが、バイナンスのCEOであるCZ氏は16日、
「短期で利益を得たい仮想通貨投資家はIEOに参加しないでほしい」
とびっくりするような内容を投稿。
「プロジェクトの長期的な成長を支えることが(IEOの)役割」というCEOの考えがその理由のようですが・・・、事実、IEOは短期的なリターンも優秀ですからね。
投機的なIEO参加はなくなることはなさそうです(笑)
本日のまとめ
- BitMEX収益ランキング元No.1トレーダー「BTCは落ちる」と予想…
- 仮想通貨「Constellation」がChainlinkと提携し急騰中!
- リップル社出資のDeFiプロジェクトKava Labs(ガバラボ/KAVA)がバイナンスでIEOを実施!その将来性と今後は?
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
最近アナリストの多くが下落目線に転じていますが、それに加勢するように、Angelo฿TC氏も下落を予想してきましたね。
ただし、トップトレーダーでも予想を外すことは普通にあります。
またテクニカル(チャート)上では確かに「弱い」のですが、ファンダメンタルズには好材料が積み上がっている点も見逃せませんね。
特に注目したいのは「ビットコインの送金記録の追跡」により違法な児童ポルノサイトの閉鎖に成功したというもの。
ビットコインは匿名性が高く、犯罪に活用されやすいと一般的に考えられています。
だから規制当局にも過剰に目を付けられやすいんですが・・・、
記録の残らない現金などよりは、むしろ透明性が高いということは明らか。
これをキッカケにビットコインは犯罪を助長するものではないと正しく認知されるといいですね。
さて、冷え切っているビットコイン市場ですが、今年のハロウィーンまで残り10日ほどですね。
カナダのビットコイン関連企業のCEOは「2015年のハロウィーンの際にはビットコインが50%上昇した」と指摘。
今年も「ハロウィーン・パンプ」説に期待する声があります。
まあこれはちょっとしたネタなので、可能性は低いですがw
現実的には、市場心理が回復し、多くの投資家が買い目線になるのを辛抱強く待ちたいところです。