SBIグループ北尾社長、リップル社の「役員」に就任へ!!【2019年4月26日】

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。

まずは本日の相場から確認していきましょう。

今日の相場は?→下落!

本日、ビットコインは59万円台で推移しており、ここ24時間で3%下落

時価総額トップ10でも、それに連動してほぼ全ての通貨が下落しています。

時価総額トップ100|急上昇ランキング!

ここ24時間でDent (DENT)が約8%上昇。

仮想通貨市場全体が低迷していることから、大きく上昇した通貨はありませんでした。

さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。

①SBIグループ北尾社長、リップル社の「役員」に就任へ!!

日本最大級の金融関連会社「SBIホールディングス」の北尾吉孝社長が、仮想通貨XRPを発行するリップル社の役員に就任することが分かりました。

リップル社は現在、「アジア」地域への進出を進めています。

会長のChris Larsen氏はこれを踏まえ、北尾社長の就任について

絶好のタイミングだ

と歓迎しました。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

このニュースめちゃくちゃ話題になっていますね!

僕自身もビックリでしたが、コインポストさんのツイートは、約500件の「いいね」と、約200件のリツイートを集めており、関心の高さにも驚きです

リップルといえば仮想通貨業界でもっともホットな通貨の1つですよね。

その発行体であるリップル社は、業界のリーダー企業です。

リップル社の役員に北尾社長が就任するということは、事実上、業界のトップ層に日本人が食い込むようなもの

XRPにとっても、SBIホールディングスという巨大グループによる後押しは心強い限りでしょう。

「北尾効果」によるXRPの継続的な上昇に期待です!

②ビットコインが大幅下落!要因は「テザー追訴」か

4月26日、仮想通貨市場が急落しています

午前6時、5530ドル(61.7万円)で推移していたビットコインは、その直後に5190ドル(57.9万円)まで急落

リバウンドによる反発により、26日午後3時には半値ほど戻したものの、急落前の水準は取り戻せていません

仮想通貨市場下落の要因は一体何だったのでしょうか?

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

今回、考えられる要因はたったの1つ。

預かり資産を「不正利用」した疑いで、テザー社とその親会社Bitfinex(ビットフィネックス)が、ニューヨーク州から追訴されたことです。

どういうことかというと・・・。

テザー社は、USDTというステーブルコインを「1USDT:1ドル」で販売しています。

ステーブルコイン(安定通貨)とは:
価値が一定で、価格変動がほとんどない仮想通貨のこと。利益確定の際や、相場下落時の避難先として保有される。米ドル価格に連動するUSDTやTUSDなどが安定通貨の代表例。

一方でUSDTは、ユーザーがテザー社に持ち込むことで、いつでも「1米ドル」と交換できる特徴があります。

そのためテザー社は、ユーザーの持ち込みに備えて、顧客から預かった米ドルをいつでもUSDTと引き換えに渡せるように保管しておく必要があるのです

もちろん、テザー社はその米ドルを勝手に使ってはいけません

しかしニューヨーク州が主張するには、テザー社はこの米ドルを「950億円相当」も不正利用していたと言うのです。

とはいえ、それで決着が付いたわけではなく、テザー側も負けじと「全面否定」している状況です。

このニュースが本当に悪材料に相当するのかどうかは、もう少し成り行きを見守る必要があるでしょう。

③迫る平成終了、「平成の仮想通貨十大ニュース」まとめ!

平成が間もなく終了し、令和時代が始まろうとしています

そんな中、仮想通貨メディアCoinDesk Japanは『平成の仮想通貨十大ニュース、CoinDesk Japanが選出』と題する記事を投稿。

平成の仮想通貨業界で起きた「10のニュース」を以下のようにランク付けしました。

  • 1位:2009年サトシ・ナカモト、ビットコインを作る
  • 2位:2015年イーサリウムの形成と発展
  • 3位:2013年など中国によるビットコイン規制
  • 4位:2014年Mt.Gox、破綻
  • 5位:2016年The DAO事件
  • 6位:2018年モナコイン、51%攻撃を受ける
  • 7位:2013年キプロス危機によりビットコイン高騰
  • 8位:2017年ビットコインハードフォーク、ビットコインキャッシュ生まれる
  • 9位:2019年ビットコイン、10周年
  • 10位:2018年ベネズエラ、仮想通貨ペトロを発行

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

非常に面白い記事なので、ぜひ上記リンクからご覧ください!

2009年の「ビットコイン誕生」は1位で間違いなさそうですね。

もし、サトシ・ナカモトがいなければ、2019年現在すら仮想通貨は世に存在しなかったかもしれません。

ただし、一点言うなら「ビットコインピザの日(Bitcoin Pizza Day)」を入れて欲しかった!

2010年5月22日、ビットコインが世界で始めて店舗での支払いに使われ、ピザとBTCの交換が行われた歴史的な日です

「ビットコイン10周年」よりは重要なニュースだと思うのですが、どう思いますか?

④NIKE(ナイキ)、独自仮想通貨「Cryptokicks」発行か

世界最大のスポーツメーカーNIKE(ナイキ)が、独自仮想通貨の発行を検討していることが分かりました

NIKEは、「Cryptokicks(クリプトキックス)」という言葉を商標登録に申請しています。

このことから、Cryptokicksという仮想通貨の発行に向けて動いているとみられます。

ただし、NIKEからの公式発表はまだありません。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

NIKEというとスポーツ用品のイメージしかありませんが、実は現在20億ドル(約2230億円)規模のデジタル事業も持っています

そして、実は「スポーツ×仮想通貨」って相性もいいんですよね。

このことはブラジルのプロサッカーチームが、グッズやチケット販売に使える独自仮想通貨「ガロコイン」発行していることからも分かります。

NIKEが仮想通貨をどのように活用するのかは不明ですが、仮想通貨の知名度向上、イメージUPに繋がるニュースです!

本日のまとめ

  1. SBIグループ北尾社長、リップル社の「役員」に就任へ!!
  2. ビットコインが大幅下落!要因は「テザー追訴」か
  3. 迫る平成終了、「平成の仮想通貨十大ニュース」まとめ!
  4. NIKE(ナイキ)、独自仮想通貨「Cryptokicks」発行か

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!