こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→横ばい
本日、ビットコイン102万円台で推移しており、ここ24時間の値動きはほぼなし。
時価総額トップ10では、ビットコインキャッシュ(BCH)が約10%上昇していますね。
それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①ビットコイン急騰を完璧なタイミングで当てた「予言者」が話題に!?
「ビットコインの強気相場が再開する」S&P500最高値更新で楽観論【仮想通貨相場】$BTC #Bitcoin #ビットコイン #仮想通貨https://t.co/k5s1r9dAme
— コインテレグラフ日本版(Cointelegraph Japan) (@JpCointelegraph) 2019年10月29日
先日のビットコイン30万円幅急騰は、多くの投資家にとってサプライズとも言える予想外のものでした。
しかし、これを事前に把握していた「予言者」も?
仮想通貨リサーチ企業の「ファンドストラット」トム・リー氏は、今年9月中旬に出演した米番組CNBCの中で、
「S&P500が最高値を更新した後、ビットコインも過去最高を更新する」
と予想(当ブログ過去記事にも掲載)。
その根拠は、「2009年以降、ビットコインにとって『最高の年』はS&P500(米国株指数)が15%以上(上昇した年だった)」というものです。
そして今月28日、S&P500は最高値を更新。
今月26日のビットコイン急騰ともほぼ重なるタイミングでした。
トム・リー氏の予想が正しければ、これでビットコインは、過去最高値(220万円)を更新するための「条件」が整ったことになります。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②Carry (キャリー/CRE)がバイナンス上場投票で急騰中!
Binance announced its second community coin vote. Arpa (ARPA) and Carry Protocol (CRE) will participate in the second round and compete for a listing on Binance. The vote will start on November 5.https://t.co/ntP1QcNGP6 pic.twitter.com/OCtkEqnxKC
— ICO Analytics (@ICO_Analytics) 2019年10月28日
今月28日に0.0038ドルだった仮想通貨Carry (キャリー/CRE)は、29日(本日)には0.0062ドルに上昇。また本日の24時間の上昇率は40%に達しています。
Carryは、韓国のポイントサービス「Dodo」で知られるSpoqaが主導する仮想通貨プロジェクト。
Dodoは韓国で1万店舗、1650万人以上の利用者数を誇りますが、実店舗向けポイントサービスだけに、オンラインでのデータ追跡や収集が困難でした。
Carryはポイントサービスにブロックチェーンと仮想通貨(CRE)を活用することで、上記デメリットを解決するとともに、独自経済圏の確立を目指します。
阿部悠人の考察(重要度★★)
それでは、Carryの急騰要因をみていきましょう。
- バイナンスへの上場を決定するための投票が11月5日~6日より開始!
これは過去のブログでも取り上げたことのあるBinance Community Coin Voteという投票システムによるもの。
他トークンと1対1で投票数を競い合い、多数の票を獲得したトークンがバイナンスに上場することができるというイベントですね。
今回は、ARPA vs Carryで争われることになります。
よって、現時点ではCarryがバイナンスに上場するかは未定ですが、実現した場合、世界最大の取引所への上場とあって大きな値上がりにつながることが考えられます。
現在、これを見越した先行買いが入っている状況でしょう。
さらに今年9月、以下のような材料がありました。
- イベント「IBA Annual Conference Seoul 2019」にCarryのCEOが参加
このイベントはIBA(国際弁護士協会)の年次会議で、世界130か国から5000人の弁護士が参加する法律界最大の国際イベントとなります。
そんなお堅いイベントに「ブロックチェーンの専門家」としてCEOのRichard Choi氏が招待されたというニュースも、近日のCarry上昇を後押ししているでしょう。
ただし、懸念材料もあります。
10月のレポートによると、Carryはトークンの上昇要因となる「買い戻し」を一時的に停止するとのこと。
よって、長期的な上昇については過信は禁物だと考えています。
③KuCoin Shares (クーコインシェアーズ/KCS)の将来性とは|買い戻し&バーン実施で今後上がる?
KCS Team Will Buy Back and Burn 4,500,000 KCS!
In accordance with our KCS Lockup and Cash Back Program and Burn Plan, KuCoin will perform a 4,500,000 KCS buyback from October 30 to November 7, 2019 (UTC+8).
See the specific daily burn allocations on:https://t.co/ECmMwU0TgG pic.twitter.com/IB4wuyZKdV
— KuCoin Updates (@KuCoinUpdates) 2019年10月28日
当ブログが厳選する注目コインとして、今回は仮想通貨KuCoin Shares (クーコインシェアーズ/KCS)をご紹介します。
KuCoin Sharesは、海外の仮想通貨取引所KuCoinが発行する取引所系トークン。
取引所が発行するトークンの多くは、その取引所を利用する上で利益となる「特典」を保有者に用意しています。
KuCoinでは、
- KCS保有量に応じて、KuCoinの取引手数量が最大30%割引となる
- KCS保有量に応じて、毎日配当が行われる
- KuCoinにどの仮想通貨を上場させるか決める際に「投票権」として使える
- 四半期ごとに「買い戻し」および「バーン」が実施される(結果、KCSが上昇しやすくなる)
といった特典があります。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
それでは、KuCoin Sharesの注目ポイントをみていきましょう。
- 10月31日、新しいサービス「Margin Trading」(証拠金取引)がリリースされることが判明。レバレッジをかけたりショートポジション(空売り)を持ったりすることが可能に
- 2019年10月30日から11月7日まで、計4500000 KCSの買い戻しとバーン実施
①については、取引所の収入増加につながる可能性があります。
KuCoin Sharesは「株」のような側面があるので、これはKCS価格にとって追い風となるでしょう。
また②については、普段KuCoinが実施しているそれとは別に、臨時で買い戻しおよびバーンを行うというものです。
「買い戻し」および「バーン」では、KuCoinは市場に流通するKCSを買い付けた後、二度と利用できないように焼却(バーン)します。
これが「買い圧力」と「希少価値UP」につながり、上昇要因になるんですね。
ちなみに、買い付け&バーンのスケジュールは上記です(後半に数量が増えていくので、ひょっとすると後半にかけて価格も伸びやすいのか?笑)
ちなみに規制により、日本居住者は取引所KuCoinを利用できません(日本居住者の締め出しについては過去記事が詳しいです)
よって、KuCoin Sharesを買いたい方はBitMaxを利用しましょう!
本日のまとめ
- ビットコイン急騰を完璧なタイミングで当てた「予言者」が話題に!?
- Carry (キャリー/CRE)がバイナンス上場投票で急騰中!
- KuCoin Shares (クーコインシェアーズ/KCS)の将来性とは|買い戻し&バーン実施で今後上がる?
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
今後、リー氏の発言はますます注目されるようになりそうですね。
このまま220万円オーバーとなれば「神」と呼ばれるのではないでしょうか!(笑)
さて、本日の主要ニュースをみてみましょう。
26日のビットコイン急騰要因はこれです、と言われても不思議ではないほどの豪華なヘッドラインとなりました!
また上記のほか、個人的に注目しているのは、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)のビットコイン先物に、土日休みが影響し窓(ギャップ)が生じたこと。
為替、株式、仮想通貨を問わず、こうしたギャップはいずれ「埋まる」可能性が高いとされています(今年9月後半のビットコイン「19万円幅」暴落もそうでした)。
もし窓が完全に埋まるのであれば、ギャップ下辺の8880ドル(約96.8万円)まで下げてくることになります。
そこから転じて上昇に向かうシナリオも有力になってきましたね!