仮想通貨Kyber Network (カイバーネットワーク/KNC)の将来性とは|利用量が最大規模に増加したことで、今後上がる?

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。

まずは本日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は?→下落!

本日、ビットコインは78万円台で推移しており、ここ24時間で約2%下落。

時価総額トップ10でも、多くの通貨が上値の重い展開です。

それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

①BTCのロングポジション急増!!投資家心理の好転は目前か?

海外の主要仮想通貨取引所bitfinex(ビットフィネックス)にて、ロング(買い)ポジションが急増していることが判明。

出典:https://bullbearanalyzer.com/lschecker/

ビットコイン価格が71万円で底を打った2日前(11月23日頃)を起点とし、ロングポジションが急増(左)しており、ショートポジション(右)も増加しているものの、ロングはその速度を上回っています。

ビットフィネックスは世界の主要取引所の1つであることから、これは多数の投資家やトレーダーらが強気目線を強めている証拠と言えるかもしれません。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

11月20日の当ブログでは、CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)のビットコイン先物のロングショート比率を紹介し、「ショート目線がきわめて強い」状況をご紹介しました。

そのときの比率が、下図ですね。

出典:https://bullbearanalyzer.com/lschecker/futures/

では、現在はどうなっているか?

半月が経ち、次のようになりました。

依然としてショート優勢ではありますが、その差はかなり拮抗してきました。

やはり、投資家心理の回復は間違いがないようですね。

完全にロング優勢になれば、安定した上昇トレンドが期待できそうです。

さて、以下に本日の主要ニュースをご紹介します。

  • 三菱UFJフィナンシャルグループは、リクルートとともにデジタル通貨を運営する共同出資会社を2020年に設立へ
  • 約6.5兆円を運用する資産運用会社WisdomTree Investmentsは、ビットコイン上場投資商品(ETP)をスイス証券取引所(SIX)で提供へ
  • またETP関連では、バイナンスコイン(BNB)に裏付けられたETPについて、機関投資家から要望が強まっていることが判明(フィンテック企業AmunのETF責任者の話)
  • 米コインベース提携のSoFi社がビットライセンスを取得したと発表
  • 取引所Bitfinexは、高速かつ低コストでのBTCを送金できる「ライトニングネットワーク」を通じた入出金サービスの提供を開始
  • Vertcoinで2度目の51%攻撃!ただし迅速な対応により被害はゼロ。むしろ攻撃側が損失を被る形へ
  • 取引所Bitstampがリップル社のODL(旧xRapid)を使ったオーストラリアドル→米ドルへの換金、瞬時入金に対応へ
  • bitFlyer、ビットコインゴールドに相当する日本円を付与へ(国内初)

ETP関連の好材料が目立っており、今後の上昇要因として期待ですね。

ちなみに、最後のビットコインゴールド付与については、対象者を分けながら①2019年12月末、②2020年3月(予定)の2回に分けて行うとのこと。

当てはまる方は、要チェックです!

②仮想通貨Kyber Network (カイバーネットワーク/KNC)の将来性とは|利用量が最大規模に増加したことで、今後上がる?

12月3日に0.177ドル付近で推移していたKyber Network (カイバーネットワーク/KNC)は、4日(本日)には0.215ドルへと急騰。また本日の24時間の上昇率は約12%に到達しています。

Kyber Networkは、異なるトークン(仮想通貨)同士をスワップ(交換)することができる仮想通貨プロジェクト。

たとえば、AさんはXコインで支払ったが、BさんはYコインで受け取りたいなどのシーンで、Kyberが間に入りXとYを交換することで、それを実現できます。

またスワップ環境を提供する一環で、分散型取引所(DEX)も提供しています。

分散型取引所(DEX)とは:
特定の管理者が存在しない、非中央集権的な取引所のこと。ブロックチェーン上で稼働することによる最高水準のセキュリティがメリット。代表例として、EtherDeltaやOpenledgerなどが挙げられる。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

それでは、Kyberの急騰要因をみていきましょう。

  • Kyberによる分散型取引所(DEX)の出来高が急増。史上最高クラスに到達(上記ツイート)
  • イーサリアムのアップデート「イスタンブール」に備え、Kyberはスマートコントラクトを「更新中」と発表
  • KyberSwapに新たなトークン「SUSD」が追加(11月30日発表)、加えて「LEND」も追加(12月3日発表)

これらを簡単にまとめると、Kyber Networkの利用が活発化しているということですね。

上記ツイートのほか、Kyberの公式ツイッターでも、「開始以来、4億1000万ドル(約445億円)のトークンを交換した」とする内容が宣伝されていて、投資家の目に留まっています。

Kyber Networkは、仮想通貨同士のスワップを提供しているサービスですので、それら利用増加は、プロジェクトの価値に直結します。

こうした一連の好調ぶりが、価格上昇の理由といっていいでしょう。

また、現在イーサリアムが1.0→2.0に向けて動いており、それに向けて「イスタンブール」というアップデートが予定されています。

Kyberもその動きに対応するため、「スマートコントラクトを更新(アップデート)する」と発表。

Kyberでは取引所でよく見られる「オーダーブック」を使用せず、代わりにスマートコントラクト(契約機能)を使っているので、投資家の間でも重要な技術的アップデートと見なされているのではないでしょうか。

本日のまとめ

  1. BTCのロングポジション急増!!投資家心理の好転は目前か?
  2. 仮想通貨Kyber Network (カイバーネットワーク/KNC)の将来性とは|利用量が最大規模に増加したことで、今後上がる?

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!