こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→下落!
本日、ビットコインは78万円台で推移しており、ここ24時間で約2%下落。
時価総額トップ10でも、多くの通貨が上値の重い展開です。
それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①BTCのロングポジション急増!!投資家心理の好転は目前か?
bitfinexロング急増も、再び危険水域のビットコインhttps://t.co/2qFVksyWSC
7200ドルを割り込み、再び直近最安値割れの危機に瀕するBTC。bitfinexでロングが12日間で+10,000BTCほど積まれるものの、7800ドルを抜けられず機運が削がれ5連続陰線を形成、仮想通貨市場は再び弱気相場を鮮明にしている。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年12月4日
海外の主要仮想通貨取引所bitfinex(ビットフィネックス)にて、ロング(買い)ポジションが急増していることが判明。
ビットコイン価格が71万円で底を打った2日前(11月23日頃)を起点とし、ロングポジションが急増(左)しており、ショートポジション(右)も増加しているものの、ロングはその速度を上回っています。
ビットフィネックスは世界の主要取引所の1つであることから、これは多数の投資家やトレーダーらが強気目線を強めている証拠と言えるかもしれません。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②仮想通貨Kyber Network (カイバーネットワーク/KNC)の将来性とは|利用量が最大規模に増加したことで、今後上がる?
$KNC Kyber Network
分散型取引所の出来高(特にUniswapとKyberNetwork)が史上最高値に到達とのニュースで大幅高。
DEXのボリュームが増えているという情報が各所からあがってきてる印象❓ https://t.co/jkweerTzOR pic.twitter.com/5OUh4f0hq5— 昆布森てゃん🧚🏻♀️Voe48 (@konbumorichan) 2019年12月3日
12月3日に0.177ドル付近で推移していたKyber Network (カイバーネットワーク/KNC)は、4日(本日)には0.215ドルへと急騰。また本日の24時間の上昇率は約12%に到達しています。
Kyber Networkは、異なるトークン(仮想通貨)同士をスワップ(交換)することができる仮想通貨プロジェクト。
たとえば、AさんはXコインで支払ったが、BさんはYコインで受け取りたいなどのシーンで、Kyberが間に入りXとYを交換することで、それを実現できます。
またスワップ環境を提供する一環で、分散型取引所(DEX)も提供しています。
分散型取引所(DEX)とは:
特定の管理者が存在しない、非中央集権的な取引所のこと。ブロックチェーン上で稼働することによる最高水準のセキュリティがメリット。代表例として、EtherDeltaやOpenledgerなどが挙げられる。
阿部悠人の考察(重要度★★)
それでは、Kyberの急騰要因をみていきましょう。
- Kyberによる分散型取引所(DEX)の出来高が急増。史上最高クラスに到達(上記ツイート)
- イーサリアムのアップデート「イスタンブール」に備え、Kyberはスマートコントラクトを「更新中」と発表
- KyberSwapに新たなトークン「SUSD」が追加(11月30日発表)、加えて「LEND」も追加(12月3日発表)
これらを簡単にまとめると、Kyber Networkの利用が活発化しているということですね。
上記ツイートのほか、Kyberの公式ツイッターでも、「開始以来、4億1000万ドル(約445億円)のトークンを交換した」とする内容が宣伝されていて、投資家の目に留まっています。
Kyber Networkは、仮想通貨同士のスワップを提供しているサービスですので、それら利用増加は、プロジェクトの価値に直結します。
こうした一連の好調ぶりが、価格上昇の理由といっていいでしょう。
また、現在イーサリアムが1.0→2.0に向けて動いており、それに向けて「イスタンブール」というアップデートが予定されています。
Kyberもその動きに対応するため、「スマートコントラクトを更新(アップデート)する」と発表。
Kyberでは取引所でよく見られる「オーダーブック」を使用せず、代わりにスマートコントラクト(契約機能)を使っているので、投資家の間でも重要な技術的アップデートと見なされているのではないでしょうか。
本日のまとめ
- BTCのロングポジション急増!!投資家心理の好転は目前か?
- 仮想通貨Kyber Network (カイバーネットワーク/KNC)の将来性とは|利用量が最大規模に増加したことで、今後上がる?
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
11月20日の当ブログでは、CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)のビットコイン先物のロングショート比率を紹介し、「ショート目線がきわめて強い」状況をご紹介しました。
そのときの比率が、下図ですね。
出典:https://bullbearanalyzer.com/lschecker/futures/
では、現在はどうなっているか?
半月が経ち、次のようになりました。
依然としてショート優勢ではありますが、その差はかなり拮抗してきました。
やはり、投資家心理の回復は間違いがないようですね。
完全にロング優勢になれば、安定した上昇トレンドが期待できそうです。
さて、以下に本日の主要ニュースをご紹介します。
ETP関連の好材料が目立っており、今後の上昇要因として期待ですね。
ちなみに、最後のビットコインゴールド付与については、対象者を分けながら①2019年12月末、②2020年3月(予定)の2回に分けて行うとのこと。
当てはまる方は、要チェックです!