こんにちは、阿部です。
リアル店舗での決済で普及する仮想通貨を考えるとき、一昔前であれば、ビットコインを買っておけば間違いはなかったでしょう。
しかし最近では、ビットコインの手数料の高さや送金スピード遅さといったデメリットが指摘され、仮想通貨業界の勢力図は、ビットコイン一強とはいえなくなってきています。
そこで注目したいのが、ライトコインです。
ライトコインは近年、世界的企業から急速に関心を集めるようになっています。
- TapJets(プライベートジェット)
もライトコインに注目する企業の1つ。
顧客数は世界で16000人を抱えます。
最近、ライトコインのサポートを公式に発表しました。
- CheapAir(旅行代理店)
もライトコインを導入。
ホテルと航空券の予約を仮想通貨でカバーします。
- TenX(デビットカード)
もライトコインと提携し、リアル店舗でカードを使ってライトコイン決済できる仕組みに取り組みます。
こうしたライトコインの飛躍の理由はどこにあるのでしょうか?
十分なトランザクション(取引)がある
ライトコインには十分なトランザクション(取引)があり、投資家や利用者は流動性において困ることがありません。
これは非常に大切なメリットです。
トランザクション(取引)の重要性は、手数料の高さや送金スピードの遅さが指摘されているビットコインが、今も世界において”王者(=時価総額1位)”であることからもわかります。
それほど、トランザクション(取引)が多いということは強みなのです。
しかし、なぜトランザクションの多さが大きなメリットとなるのでしょうか?
ビットコインやライトコインは、仮想「通貨」と呼ばれていますが、それは通貨(=価値のモノサシ)であるということを示しています。
つまり、「誰もが価値を認める存在」だということです。
そして多くの人が価値を認めているという証拠こそが、「トランザクションの多さ」です。
ビットコインほどではないにしろしっかりとした「利用者の多さ」を持っているのが、ライトコインの強みです。
実用において十分なほど「手数料」が安い
ライトコインは仮想通貨のなかでも、特筆すべき手数料の安さを誇っています。
こうしたコストパフォーマンスの高さは、仮想通貨が成功する上で大切な要素の1つです。
現在では十分に改善しましたが、2017年12月~2018年1月のビットコイン高騰期においては、ビットコインは、相場だけではなく送金手数料も異常なほど高騰しました。
ビットコインは利用者(送金者)が多いほど、送金手数料が高騰する性質があるからです。
手数料の高騰を受けて、「ビットコインは手数料が高すぎてマイクロペイメント(少額決済)には向いていない」と指摘されるなど、ビットコインの将来を危惧する声もありました。
しかも、こうした状況はビットコインだけに現れていたわけではありません。
たとえばイーサリアムも、Gas(ガス=ビットコインの送金手数料に当たる)の高騰が見られました。
ライトコインの安定した手数料の安さは、多くの企業にとって導入を前向きに考えたくなる魅力なのです。
リアル店舗導入に耐えうる「送金スピード」の早さ
送金スピードの早さ。
これもリアル店舗決済で活躍する仮想通貨になくてはならない要素です。
そもそも仮想通貨は「利用価値がある」というところをスタートラインにして、価値が付いています。
ですので、「実用的な送金速度」があるかどうかは、仮想通貨の将来性を考える上で要チェックです。
リアル店舗での決済の広がりは止まらない!
「仮想通貨のリアル店舗決済、本当に普及するのだろうか?」と疑問に感じている方もいるかもしれません。
将来のことについて断言できる人はいません。
しかし覚えておきたいのは、現在も仮想通貨決済は「増加中」だということ。
このまま、普及が加速していくとしたら、仮想通貨全体の利用価値が高まり値上がりに繋がることは簡単に想像できますよね。
この流れは現在のところ継続中なので、この流れが止まらない間は、流れにとりあえず乗っておくということは有効でしょう。
今回は、ライトコインのリアル店舗決済という重要なトレンドをご紹介しました。
ぜひ参考にしてみてください!