こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→上昇!
本日、ビットコインは86万円台で推移しており、ここ24時間で約3%上昇。
時価総額トップ10では、ライトコイン(LTC)が約10%上昇していますね。
時価総額トップ100|急上昇ランキング!
ここ24時間でFTMが約68%上昇していますね(詳細は下記)。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①ビットコイン&ライトコイン爆上げ!!LTCは過去1年の最高値を更新!!
仮想通貨ビットコイン反発、一時8000ドル回復 ライトコインは1年ぶりの高値を更新⁰https://t.co/fezgk9jKvY
— コインテレグラフ⚡️ 仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年6月10日
仮想通貨ライトコイン(LTC)がここ1年間の最高値を更新し、約130ドル(約14,120円)に到達しました。
ライトコインは2018年12月、約25ドルで推移。
つまり約半年間で25ドル→130ドルへと、約5倍に成長したことになります。
ライトコインの上昇要因としては、2ヶ月後に控えた「半減期」があります。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②ファントム(FTM)が約2倍に爆上げ!!バイナンス上場で
ファントム(#FTM)がBinanceに上場、Binance Chainに移行したプロジェクトとして最初の事例にhttps://t.co/bGmB7FAVe3
ファントムのプロジェクトは、「スマートシティの神経システム」の構築を目指しています🧐
— コイン東京 COIN TOKYO|仮想通貨の最新ニュース・速報 (@COIN_TOKYO_JP) 2019年6月11日
仮想通貨ファントム(FTM)が突如、24時間比で約74%急騰しています。
今月10日、0.020ドルで推移していたファントムは、11日には0.039ドルに到達。上昇率は2倍を記録しました。
この要因として挙げられるのが、取引所バイナンスがファントムの上場を発表したこと。
バイナンスは10日、以下の通貨ペアの追加を発表しています。
- FTM / BNB(バイナンスコイン)
- FTM / BTC(ビットコイン)
- FTM対ステーブルコイン(USDT、TUSD、USDC、PAX)
阿部悠人の考察(重要度★★★)
バイナンス砲が炸裂していますね!
上記のファントムは、「バイナンスDEX(分散型取引所)」→「バイナンス(中央)」への移行です。
分散型取引所(DEX)とは:
特定の管理者が存在しない、非中央集権的な取引所のこと。ブロックチェーン上で稼働することによる最高水準のセキュリティがメリット。代表例として、EtherDeltaやOpenledgerなどが挙げられる。
当然ながら「DEX」よりも「バイナンス中央」への上場のほうが大きな材料であり、上昇要因としても大きくなります。
さらに、バイナンス中央への上場は、取引所が「FTMのポテンシャルは高い」と認めた証拠です。
今後、そのことが好感され、さらに買われていく可能性もあるでしょう!
③イーサリアム「独自トークン」の時価総額は全通貨中ダントツ1位
イーサリアム全体で1193種のトークンが発行され時価総額は1.3兆円超 〜トークン発行基盤としてのブロックチェーン比較をDataLight社が公開 https://t.co/RALHt251Te pic.twitter.com/52M1gppOb1
— 仮想通貨 Watch (@ccbc_watch) 2019年6月10日
仮想通貨リサーチを提供するDataLight社が6月7日、独自通貨(トークン)を新たに発行できる「プラットフォーム系仮想通貨」についての調査結果を発表。
イーサリアム(ETH)上では、合計1193種もの価値を持つ「独自トークン」が発行されており、時価総額は1.3兆円超に達すると結論付けました。
これは多くの仮想通貨の中で、ダントツの1位となります。
トークン時価総額ランキングの詳細は、DataLight社により下記のように公表されています(時価総額が多い順)。
- Ethereum(ETH)
- EOS(EOS)
- Stellar(XLM)
- TRON(TRX)
- NEM(XEM)
- NEO(NEO)
- Qtum(QTUM)
- Waves(WAVES)
- BitShares(BTS)
- Omni(OMNI)
阿部悠人の考察(重要度★★)
上記で指す「時価総額」とは、仮想通貨そのものの時価総額ではなく、「仮想通貨のブロックチェーン上で発行された独自トークンの時価総額」ですね。
1位のイーサリアムが1.3兆円超、2位のOmniは約3500億円、3位のトロンが410億円となっています。
やっぱりイーサリアムは強いですね~。
トークンを発行できる仮想通貨としては不動の地位を得ているので、今後、その地位が揺らぐことはないでしょう。
つまり、手堅い投資先と言えますね。
イーサリアムはレバレッジ100倍の取引所BitMEX(ビットメックス)でも投資できるので、よろしければどうぞ!
④米SECと仮想通貨KIN、有価証券問題で訴訟に発展!
米国のSECが仮想通貨 $KIN のICOを有価証券販売だったとして訴訟に持ち込みました。この裁判による判例は今後の仮想通貨マーケットに大きな影響を及ぼすため要注目です。https://t.co/B9KXdz974D
— マーチャント・バンカーズ株式会社 (@MerchantBK) 2019年6月10日
アメリカの規制当局SECが、仮想通貨KINを「有価証券に該当する」として訴訟に持ち込んだことが分かりました。
仮想通貨の「有価証券問題」は目新しいトピックではありませんが、「訴訟」にもつれ込むのは世界初の事例となります。
KINは2017年にICO(新規発行通貨)で110億円の資金調達に成功していますが、有価証券としては登録されていません。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
一見すると地味なニュースですが、これは非常に重要ですよ!
ひょっとすると、仮想通貨の今後10年に大きく影響するかもしれません。
もしKIN側が訴訟に負けた場合、「仮想通貨は有価証券である」との前例ができてしまいます。
これでSECは勢いづき、同様のICO系プロジェクトの一掃に動き出すかもしれません。
もちろんSECが勝つと決まったわけではなく、KIN側も同通貨は有価証券ではなく「通貨」であるとして、
「米国における仮想通貨の将来の為に戦うことを待ち望んでいる。」
と自信満々です。
どうなるか先は読めませんが、目が離せない戦いであることは確かです!
【BTCはダブルトップとダブルボトムの板挟み状態!乱高下に注意!】
昨日のBTCは06/06に付けた安値を目標に下落していましたが、手前で強く反発、現在は前日の高値を上回って推移している状況です。
まずは短期取引ポイントを分析します。
15分足はレジスタンスとして意識されていた②のラインを強くブレイクし、MAはゴールデンクロス、ローソク足ではトリプルボトムを形成しています。
まずは買い目線を優先します。
②もしくは③トリプルボトムのネックラインを目安に、価格が支えられたポイントでロングがおススメです。
売りの場合は、①前日高値を抜けきれなかった場合にショート、大きく下落したタイミングで決済します。
次は中期取引ポイントです。
四時間足はデッドクロス、重要なラインとなるのが、06/08の高値とダブルトップのネックラインの付近となる④です。
④を抜ければ、ダブルボトムを作って上昇する可能性が高まりますが、期待は禁物です。
レンジを前提として、④超え失敗でショート、⑤安値圏抜けを試します。
買いの場合は⑤反発でロング、売りの方がやや強いので、短期決済を優先します。
④を手前で三角保ち合いになる可能性もあるので、無理にエントリーしないように気をつけてください。
本日のまとめ
- ビットコイン&ライトコイン爆上げ!!LTCは過去1年の最高値を更新!!
- ファントム(FTM)が約2倍に爆上げ!!バイナンス上場で
- イーサリアム「独自トークン」の時価総額は全通貨中ダントツ1位
- 米SECと仮想通貨KIN、有価証券問題で訴訟に発展!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
ライトコインはビットコインの値動きと連動しやすい仮想通貨です。
しかしここ数ヶ月では、ビットコインをはるかに上回る上昇をみせていますね。
ここ24時間比でも、BTCは約3%であるのに対し、LTCは約10%も上昇しています。
当ブログでは何度もご紹介していますが、ライトコインは今年8月にマイニング報酬が半分になる「半減期」を控えており、これが上昇要因となっています。
8月に近づくにつれ、よりLTCがBTCに先行して上昇していくはず。
なので僕は、このタイミングでのライトコイン投資は有力だと思いますよ!