こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→下落!
本日、ビットコイン99万円台で推移しており、ここ24時間で約1%の下落。
時価総額トップ10でも、多くの通貨がわずかに下落していますね。
それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①ビットコイン急騰は習近平氏ではなく「クジラ」によるもの!?著名投資家が指摘
Bitcoin’s recent sharp rally likely had nothing to do with China, or any fundamental factor. It clearly looks like market manipulation by whales looking to sucker in momentum buyers. By pumping up a technically weak market, they are able to dump more #Bitcoin at higher prices.
— Peter Schiff (@PeterSchiff) 2019年10月28日
金(ゴールド)の有名投資家Peter Schiff氏は29日、今月26日のビットコイン高騰の理由について「ビットコインクジラの価格操作」であると言及。
合わせて、中国・習近平主席のブロックチェーン推進発言による上昇説を否定しました。
「市場操作しているクジラが、飛びついた一般投資家を呑み込もうとしているのだろう。弱気相場をパンプ(高騰)させて、高値で売り抜けようとしている。」
Peter Schiff氏はそのように分析した理由について詳しく述べていませんが、フォロワー17万人超の同氏の意見は、市場心理に影響をもたらすかもしれません。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②仮想通貨Molecular Future (MOF)の将来性|わずか2ヶ月で40倍に上昇!今後どうなる?
The newest verision of #MOF APP has just support $OKB borrowing & lending! @OKEx @JayHao8 #okbuild
Check out https://t.co/deQV6pEAbz for APP download!#MOF is targeting the TOP-100 crypto-list, with over 600k users and managing over $USD 100Million+
Now: MOF/USDT : $ 0.58 pic.twitter.com/vuN4Go4Tc7
— Molecular Future (@molecular_cc) 2019年10月24日
今月30日に0.68ドルだった仮想通貨Molecular Future (MOF)は、31日(本日)には1.29ドルに到達。また本日の24時間の上昇率は80%に達しています。
Molecular Futureは、仮想通貨投資における総合的なサービスを提供するプラットフォーム。
仮想通貨の管理、ファンド(投資信託)、クラウドファンディング、ETF、仮想通貨ローンなど、あらゆる環境を提供しています。
また、投資専門機関へのソフトウェア(市場動向のリアルタイム監視、情報収集、専門分析、取引シミュレーション、アラートなどを含む)の販売事業も行っています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
それでは、注目ポイントをみていきましょう。
本日好調のMolecular Futureですが、長期的にも好調であり今年9月初旬からなんと約40倍になっています!
大型コインに比べ値動きの軽いアルトコインですが、これほどの上昇率はめったにありませんね。
その好調ぶりを支えているのは、強固なファンダメンタルズ。
Molecular Futureは複数の企業が共同で出資したプラットフォームで、よくあるスタートアップによる中央集権的なコインではありません。
サポーターにも、国際的実業家や、初期からの仮想通貨投資家、有名ベンチャーキャピタル、スタートアップ企業、業界のトップの投資顧問などが存在しており、格の違いすら感じます。
直近の材料としては、
- 取引所OKEXの独自トークンである「OKB」のローン(借入&融資)に対応
という機能強化が今月24日に発表されています。
また今後については、ロードマップ(上記)で2020年以降に全面的なアップグレードを実施する予定であることがわかっています。
前述のファンダメンタルズの強さに加えて、新たなアップデート関連の材料に注目です。
③仮想通貨IOSTが爆上げ中!共同創立者の「テレビ出演」で
Recap of IOST CTO Terry Wang @terrence_iost discussing President Xi Jinping decision on embracing Blockchain Technology in China on @CGTNOfficial “The Point”
Video Credit: Prince2Hamard@IOStoken @Cointelegraph @coindesk @CryptoAmb $IOST #blockchain #Crypto #IOST pic.twitter.com/tFqM9Fg0KI— IOST Watch (@iostWatch) 2019年10月30日
当ブログが厳選する注目コインとして、今回は仮想通貨IOSTをご紹介します。
IOSTは、トランザクション(取引)の混雑時に処理が遅くなったり、手数料が高くなったりする「スケーラビリティ問題」を解決するプロジェクト。
並列してトランザクションを処理する「シャーディング」を活用することで、同じプラットフォーム系の仮想通貨である「イーサリアム」よりも格段に高い処理能力を実現しています。
また類似のプロジェクトとして「Zilliqa (ZIL)」がありますが、トランザクションの処理能力ではIOSTが圧倒しています(ZILの2448TPSに対し、IOSTは8000TPS)。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
それでは、注目ポイントをみていきましょう。
- IOST共同創立者Terrence Wang氏が、中国のテレビ番組CGTNに出演!(今月30日)
CGTNは中華人民共和国の国営メディアCCTVが放送するニュース番組。
この番組でIOSTのWang氏は、ビットコイン高騰の要因となった習近平主席のブロックチェーン推進戦略について意見を述べました。
仮想通貨やビットコインの話題は一般的になってきたとはいえ、1つのプロジェクトに過ぎないIOSTのテレビ出演は希有。
番組内では「IOST」の文字がしっかりとテロップで表示されたこともあり、宣伝効果が高いと評価されたか、IOSTは今週に入ってから98.5%も上昇しています。
その他のニュースとしては、
- 世界最大の取引所Binanceが証拠金(レバレッジ)取引にIOSTおよびVETを追加(今月29日)
という分かりやすい好材料がありました。
今年12月末までに「機械学習の実装によるネットワーク最適化」と「DApps(分散型アプリケーション)の追加」も予定されており、中・長期的な成長にも注目です!
本日のまとめ
- ビットコイン急騰は習近平氏ではなく「クジラ」によるもの!?著名投資家が指摘
- 仮想通貨Molecular Future (MOF)の将来性|わずか2ヶ月で40倍に上昇!今後どうなる?
- 仮想通貨IOSTが爆上げ中!共同創立者の「テレビ出演」で
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
最近は「習近平さんありがとう、中国ありがとう」と言わんばかりのムードですが、めずらしく反対意見がありました。
個人的にはどちらもあり、「習近平氏の発言を受けてクジラが大量買いを入れた」といったところではないでしょうか!
さて、本日も主要ニュースをチェックしていきましょう。
そして、なんといっても本日のビッグニュースは、「マネータップ」と「PayPay」の提携でしょう!
SBIホールディングスを親会社に持つマネータップ(Money Tap)は、リップル社の送金システムを利用したスマホ送金アプリ。
この提携で、マネータップ経由でPayPayの残高をチャージできるようになります。
結果、マネータップの利用量増加=リップル送金システムの普及につながり、最終的なリップルの上昇要因になると期待されますね!