こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
8月19日の相場は?→上昇!
本日、ビットコインは114万円台で推移しており、ここ24時間で約5%上昇。
時価総額トップ10では、イーサリアム(ETH)が約8%上昇していますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①やっぱり「強気予測」が正しかった!?ビットコインは「約86万円」を下回らない5つの根拠
IMO, this seems just like one large re-accumulation happening after large players took profits near $14k
Price could drop down again but it’s highly unlikely it falls below the 20 MA (blue line) at high $8ks now
ATM, I’ll take my chances at scaling in slowly week by week pic.twitter.com/XJ4eiysgFn
— Josh Rager 📈 (@Josh_Rager) 2019年8月17日
「ビットコインは8000ドル(約86万円)を下回らないだろう」。
このような見方が、有識者やアナリストの間で広がっています。
ツイッターのフォロワー数が5万人以上のトレーダーJosh Rager氏も、そのひとり。
同氏は、ビットコイン週足チャートを添付し、
「20MA(20週移動平均線のことで、青い線)を下回ることはほどんどない」
と主張しました。
もしビットコインが2016~2017年の上昇相場の動きを繰り返すなら、たしかに強い相場が続きそうです。
また、米ウォールストリートジャーナル紙は、アメリカ経済の後退の可能性について言及。
仮想通貨を株などからの「避難先」としてみる動きが強まっている中、ビットコインの追い風となりそうです。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②【急騰コイン】HyperCash (ハイパーキャッシュ/HC)の好材料まとめ
Important announcement regarding Hcash mainnet upgrade. https://t.co/QtfUUOG3yZ
— H.cash (@HcashOfficial) 2019年8月16日
今月17日に1.87ドルだった仮想通貨HyperCash (ハイパーキャッシュ/HC)は、18日(本日)には3.30ドルの高値を記録。24時間の上昇率は約20%に到達しています。
HyperCashは、ブロックチェーンの「相互運用性」を高めることを目的とするプロジェクト。
本来別々のものである「ブロックチェーン」と「非ブロックチェーン(ブロックチェーンとは別に設計された「サイドチェーンなど)」があります。
HyperCashを使えば、それらを簡単につなぐことができるとされています。
また、同プロジェクトが発行する「HC」トークンも特徴的。
HCは、HyperCashが運営する取引所「HyperExchange」に上場している取引所トークン(バイナンスのBNBのようなイメージ)。
異なるブロックチェーンを持つトークン同士を交換したい場合、取引所内のHCを中継することで、それが可能となる仕組みです。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
それでは、HyperCash (HC)の急騰要因をみていきましょう。
大まかに以下の3点にまとめることができそうですね。
- 「Xangle」とのパートナーシップ締結を発表(今月12日)
- メインネットのリリース後、積極的なアップグレードがなされている
- 最新バージョン「V3.0.1」のベータ版(テスト版)リリースを発表
まず、「Xangle」とパートナーシップ締結について。
Xangleとは、各仮想通貨プロジェクトについて、正確性の高い情報をまとめているサイトですね。
海外では、「ディスクロージャー」なんて言われています。
HyperCashにとってXangleと提携することは、非常に重要な出来事です。
まず、HyperCashの立場からすると、さらなる成長のため色々な企業との提携が必須ですよね?
たとえば取引所への上場や、仮想通貨ファンドからの出資を受ける際にも、企業との提携が必要です。
そんなとき、提携先企業はHyperCashをどのように評価すればいいのか?
そう、企業はXangleが持つ情報を参照することになるんですね。
だから、Xangleと親密であることはHyperCashにとって有利であると考えられます。
また別のニュースとして、HyperCashは16日、公式サイトで以下のように報告しました。
アップグレードの延期は残念ですが、マメな情報発信は評価できるところ。
先日には、最新バージョン「V3.0.1」の発表もなされましたしね。
こうした姿勢もあり、着実に買い注文が集まっていると考えられます!
③Monolith(旧TokenCard/TKN)の将来性とは?仮想通貨デビットカードが好調で今後上昇する?
We are thrilled to announce that TokenCard’s rebranding to Monolith. @TokenCard_io #monolith #rebrand #rebranding https://t.co/SLtgDpKzqi
— ethereum.network (@EthereumNetw) 2019年8月16日
当ブログが厳選する注目コインとして、今回はTokenCard (トークンカード/TKN)をご紹介します。
TokenCardは「仮想通貨デビットカード」を発行するプロジェクト。
デビットカードとは:
クレジットカードのように店舗や通販での支払いに利用できるカード。クレジットカードでは利用可能枠の残高に応じて支払いができるが、デビットカードでは口座残高に応じて即時決済が可能。仮想通貨デビットカードの場合、仮想通貨の残高を利用して即時決済することになる。
TokenCardでは、カードを使うためにイーサリアム系トークン(ERC20)を入金します。
すると、デビットカードの残高に反映されます。
ユーザーはその残高の範囲内で、クレジットカード対応店舗でショッピングを行うことが可能です。
阿部悠人の考察(重要度★★)
それでは、TokenCard (TKN)の注目ポイントをみていきましょう。
- TokenCardは、「Monolith」へブランド変更(リブランディング)済み
- 2019年8月31日、ライブストリームでAMA(質問コーナー)を開催予定
どちらも重要ですが、まずは①ブランド変更から。
リブランディングでは、「名称変更」に加え、「機能の追加」が行われましたね。
具体的には、「ローン機能」が追加されたようです。
ローンを組むには、まずMKR、DGX、DGDといったコインを「担保」として預けます。
するとイーサリアム(ETH)などを借りることができるみたい。
ローン系ではNexo(ネクソ)などが盛り上がっているので、TKNも追随してほしいですね。
そのほか、今月31日に予定されているライブ動画でのAMA(質問会)にも注目。
運営陣から新たな情報が公開される可能性があります。
その期待感から、AMA前に上昇しはじめるケースも多いですね。
ちょうど今日あたりから、月末までの価格に注目です!
また、チャートをみてみると、アルトコインらしくない「底堅さ」が好感できます。
散々なアルトコイン市場では、大健闘だと思います(笑)
イベントを控え、もう一段くらい跳ねそうだと思っていますので、気になる方は「Ethfinex」でどうぞ!
本日のまとめ
- やっぱり「強気予測」が正しかった!?ビットコインは「約86万円」を下回らない5つの根拠
- 【急騰コイン】HyperCash (ハイパーキャッシュ/HC)の好材料まとめ
- Monolith(旧TokenCard/TKN)の将来性とは?仮想通貨デビットカードが好調で今後上昇する?
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
ほかにも、Bakkt(バックト)の材料を根拠に強気な人もいますね。
短期的な上げ幅は限定的でしたが、Bakktの発表で「中期的には上昇するだろう」との見方が一般的です。
そのほか、BTCの強気材料として、
ことが挙げられます。
「通貨安競争」は、そのまま通貨価値の下落に直結します。
そのため、通常は法定通貨が売られ、安全資産「金」が買われますね。
最近では、金とビットコインが連動するようになっています(過去6ヶ月で、相関関数は0.496→0.842に倍増!)。
そのため、より金とともにビットコインも買われる可能性が高いでしょう。
また仮想通貨業界に目を向けてみると・・・
という大きな出来事がありました。
イスタンブールは、前回の「コンスタンティノープル」に次ぐ大型アップグレード。
今年3月に行われたコンスタンティノープルでは、ETHは直前1ヶ月で100ドル→160ドルに値上がりしています。
そして先日、イスタンブールが2019月10月16日(水)に実施と発表されました。
イーサリアムは、仮想通貨市場をもっとも牽引する力のあるアルトコイン。
なので、ビットコインの下落を否定する材料になりそうです。
もし短期的に下落し、8000ドルを割れることがあっても、中長期的には上昇に転じるのではないか、と予想しています!