仮想通貨Metal (メタル/MTL)の将来性とは|トロンとの提携で、今後上がる?

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。

まずは今日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は?→下落!

本日、ビットコインは73万円台で推移しており、ここ24時間で約1%下落。

時価総額トップ10でも、多くの通貨が数パーセント下落していますね。

それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

①「仮想通貨はディップ買い(底値買い)の絶好のポイント」か

仮想通貨の有名指標のひとつである「MVRV Z-score」によると、ビットコインは現在、絶好の買い場となっています。

MVRV Z-scoreは、ビットコインの「割安」「割高」を判断するための指標で、それぞれ「市場の時価総額(MV)」と「実現時価総額(RV)」から独自の式で算出されます。

これによるとビットコインが割安、つまり絶好の「買いポイント」だったのは2011年、2015年、2018年、それに2020年の現在であり、ビットコインは歴史上4度目の局面を迎えています。

この指標を開発したPhilip Swift氏は、

「まだ早計かもしれないが、歴史的には『ディップ買い(底値買い)』のメインポイント」

と述べています。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

ビットコインに限らず、テクニカル指標には「逆張り型」と「順張り型」があります。

そのため、逆張り型が買いシグナルを送っているときには順張り型は売りシグナルであることがあり、そこはトータルを見て冷静に判断する必要がありますね。

しかしビットコインは、数年以上の長いスパンで見た場合には逆張り投資が功を成すことが多いので、逆張り型のMVRV Z-scoreが「買い」を示していることは、少なくとも長期投資家にとっては絶好のチャンスと捉えられます。

それでは、本日の主要ニュースをご覧ください。

  • ネム(NEM)が新しいウェブサイトを公開へ
  • ハッキング事件のマウントゴックス、顧客への弁済に向けてビットコインなどの一部の仮想通貨を売却へ
  • グローバルなステーブルコインは証券法の対象となる可能性が指摘
  • カルダノ(ADA)プロジェクトがウィキペディアから削除。カルダノ財団の創設者はウィキペディアに対して抗議
  • 取引所コインベースのモバイルアプリ「Coinbase Wallet」にレンディングの新機能が搭載

なお、新型コロナ拡大により株が売られる一方で、安全資産とされる「金」の現物が過剰に買われ、供給不足になっていることが分かっています。

これにより、仮想通貨業界の金に連動する資産「テザーゴールド」などにも需要が集まることが想定されるほか、最終的には「デジタル・ゴールド」と言われるビットコインの上昇に繋がることも期待されますね!

②仮想通貨Metal (メタル/MTL)の将来性とは|トロンとの提携で、今後上がる?

今月25日に0.196ドルだった仮想通貨Metal (メタル/MTL)は、0.500ドルまで上昇。この間の上昇率は約150%に達しています。

Metalは、仮想通貨を即時送金できるサービス。

決済サービスは他にも多くありますが、Metalはクレジットカードが使いにくいアダルトや大麻市場における決済手段としての定着を目指しています。

また、Metalを決済などに利用することで利用金額の5%分のMTLを獲得できる「事実上のキャッシュバック」が好条件であることも特徴です。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

それでは、メタルの急騰要因をみていきましょう。

今月25日、メタルの公式ツイッターは次のようにつぶやいていました。

大きな何かがすぐそこに来ています。

何か分かるでしょうか?

すごく意味深なツイートですが、翌日の26日(本日)、その「何か」の正体が明らかに・・・。

それがこちら。

  • Tron(トロン)がMetal Payと提携へ。メタルを介して、トロン取引をアメリカユーザーに提供可能に

メタルと、時価総額16位の人気通貨として知られるトロン(TRON)が提携したことが判明。

これによって、アメリカ人投資家がメタルのアプリを使って、トロンを購入できるようになりました。

トロンだけではなく、メタルの利用も増加すると考えられるので、「MTL」の上昇につながりましたね。

また、この提携によりアメリカ人は、

  • トロンをVISAカード、もしくは銀行預金口座から購入できるようになった
  • ドルに関連するトランザクション(取引)については、条件を満たした場合に5%分のキャッシュバックをMTLで受け取れる

というサービスを受けられるようになります。

なお、今後については、別の仮想通貨であるProtonのメインネットローンチに合わせて、メタルの保有ユーザーに対しAirDrop(Protonトークンの無料配布)が行われます。

3月30日時点のメタル保有者を対象に行われるため、そこに向けてメタルユーザーが増加(=メタルが買われる)という期待感もあります!

本日のまとめ

  1. 「仮想通貨はディップ買い(底値買い)の絶好のポイント」か
  2. 仮想通貨Metal (メタル/MTL)の将来性とは|トロンとの提携で、今後上がる?

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!