こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。
まずは今日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→下落!
本日、ビットコインは91万円台で推移しており、ここ24時間で約2%下落。
時価総額トップ10でも、多くの通貨が下落していますね。
それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①ビットコインは「2021年がピーク」で確定?その理由を過去パフォーマンスから考察
ビットコイン強気相場、2021年がピークな訳とは?過去8年のサイクルから【仮想通貨相場】 #仮想通貨 #bitcoin $BTC https://t.co/VC0QwFTy2l
— コインテレグラフ日本版(Cointelegraph Japan) (@JpCointelegraph) 2020年1月23日
仮想通貨アナリストのシルベイン・サウレル氏が、ビットコインは2020年に上昇し、2021年のピークまで上昇し続けるだろうと予想しました。
その根拠は、2020年のビットコインが好調な滑り出しでスタートを切ったこと。
今年のビットコインは年初から22%上昇していますが、これは2012年以降でもっとも高い上昇率です。
・2012年:+23% (1月20日まで)/+156%(年間)
・2013年:+18% (1月20日まで)/+5800%(年間)
・2014年:+13% (1月20日まで)/−58.5%(年間)
・2015年:−33% (1月20日まで)/+37%(年間)
・2016年:−3.5% (1月20日まで)/+123%(年間)
・2017年:−10.5%(1月20日まで)/+1450%(年間)
・2018年:−5% (1月20日まで)/−72%(年間)
・2019年:−8% (1月20日まで)/+85%(年間)
・2020年:+22%(1月20日まで) ?
ビットコインの1月の成績は、必ずしも1年間トータルの上昇率を占うわけではありませんが、2020年がビットコインの半減期であることを考慮すると、同じく半減期であった2012年と2016年が好調だった背景から一定の好材料となりそうです。
阿部悠人の考察(重要度★★)
②仮想通貨ナムコイン(NAM)の現在と今後|代表の中野氏が医師になりICO出資金を返済!?
従業員の「横領」でプロジェクト資金が枯渇したことを明かした上で、代表の中野氏が自ら医師になり、投資家に出資金を返済すると報告。
信じがたいような話ですが、もっと信じがたいのは、ナムコインのこれまでの経緯。
こんなに盗まれるとかあり得るのか? pic.twitter.com/IsGxS9ITCK
— 阿部悠人-初心者でも稼げる仮想通貨最新情報をお届け (@abeyutos) 2020年1月24日
「あのICOは今?」というテーマで、今回は仮想通貨ナムコイン(NAM)をご紹介します。
ナムコインは、AIとブロックチェーンを使って医療業界に革命を起こすために立ち上げられた仮想通貨プロジェクト。
具体的には、
- ブロックチェーン技術を利用し、チェーン上に安全にカルテを保存
- 人工知能(AI)による診療する
サービスの提供を目指しています。
特にブロックチェーンでカルテを保存できる機能については、これまでそれぞれの病院が独自に保存してきたカルテを、ひとつブロックチェーン上にまとめる画期的な構想です。
ナムコインは、2018年にICOを実施、同年の7月には取引所Bit-Zへの上場を達成しています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
東大医学部の中野哲平氏が代表であることや、ホリエモンが取材したいと発言したことがあることから、一時は投資家からの熱い視線が注がれたナムコイン。
しかし、調子がよかったのはICOまでであり、取引所に上場すると早くもICO価格割れ。
上場後はマーケットメイクによりICOよりも高値で推移しておりましたが、それもつかの間で、時間の経過とともに価格は下落し100分の1以下まで大暴落しました。
その後も、現在までジワジワと売られ続けています。
なぜこのような事態になっているのか。実はナムコインは今、とんでもないことになっているんですね。
- 中野氏がWeiboに紹介されて知り合ったと主張しているA氏が、プロジェクト資金を2億円横領
- 従業員Bが自社のナムコインを勝手にBit-Zで売却(その後、従業員は自殺)
- 従業員Cが残った会社の資金を持って逃亡
ちょっと信じがたいような話ですが、プロジェクト側はこうしたことから「残りの200万円で事業を今後行っていく必要があります」と説明しています。
投資家はただ唖然とするばかりで、「返金しろ」「騙された」とコミュニティでは集団訴訟の話も出ていますが、プロジェクトは「返金はお金がないからできない」と主張。
しかし、プロジェクトの代表である中野氏自身が今後医師になることで、7億円の資金を投資家に返済すると説明しています。
個人的には、残念ながら出資金が戻ってくる可能性が低いのかな、という印象です。
本日のまとめ
- ビットコインは「2021年がピーク」で確定?その理由を過去パフォーマンスから考察
- 仮想通貨ナムコイン(NAM)の現在と今後|代表の中野氏が医師になりICO出資金を返済!?
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
このことからサウレル氏は、2020年末までにビットコインは1万7000ドル(約186万円)、2021年は10万ドル(約1095万円)までの上昇を視野に入れているとのこと。
僕もこの価格帯であれば十分に到達可能だと考えていますよ!
さて、本日の主要ニュースはこちら。
特に注意したいのが最後のニュース、中国の大型連休「春節」の開始です。
これによって中国人トレーダーがトレードを控えるため、値動きも小さくなります。
一方で、取引板は薄くなるため、何かイレギュラーな事例があった場合には急騰・急落しやすい地合いでもあります。
春節は旅行やプレゼントの資金を捻出するためにビットコインが売られるケースも多いので、潜在的にはどちらかというと下落しやすく、大きなロングポジションを持つ場合などは注意が必要です。