こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
本日の相場は?→横ばい
本日、ビットコインは42万円台で推移しており、ここ24時間の値動きはほぼなし。
時価総額トップ10でも、多くの通貨が横ばいとなっています。
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ここ24時間でTHETA (THETA)が約30%上昇!
Theta mainnet(メインネット)を控えていることから、期待感が高まっていますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①ナスダック、「XRP(リップル)指数」の公開間近か?開発は最終段階へ
ナスダックのインデックス提供先、仮想通貨XRP(リップル)指数が開発の最終段階にhttps://t.co/UMJUXhmeGD
世界最大級の証券取引所ナスダックにBTCとETHの流動性指数を提供するBNC社は、XRPの指数が最終開発段階であると明かした。CoinbaseのXRP上場は導入のカギとなるか。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年2月26日
Brave New Coinが作成中で、世界最大級の株式マーケット「ナスダック」(NASDAQ)で配信が予定されているリップル指数「リップル・リキッド・インデックス」の開発が最終段階に突入していることが分かりました。
ビットコインおよびイーサリアムの指数である、「ビットコイン・リキッド・インデックス」「イーサリアム・リキッド・インデックス」は、すでにナスダックから配信されています。
これらの指数が発表されることで、より各仮想通貨の「適性な市場価格」がつかみやすくなるのではないかと期待されています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②国内最大級ビットフライヤー、レバレッジ15倍→4倍へと引き下げ
この度、bitFlyer Lightning FX と Lightning Futures の証拠金取引に関わるサービス内容を、2019 年 4 月 22 日(月)より、一部変更することを決定いたしました。変更内容の詳細はこちらからご確認いただきますようお願いします。https://t.co/vsoMC5cjyP
— bitFlyer(ビットフライヤー) (@bitFlyer) 2019年2月26日
国内最大級の仮想通貨取引所ビットフライヤー(bitFlyer)は、最大レバレッジを15倍から4倍へと引き下げると発表しました。
そのスケジュールは以下のとおり。
- 4月22日以降:新規発注(新たに出す注文)の最大レバレッジを4倍に
- 6月下旬以降:全建玉(全保有ポジション)の最大レバレッジを4倍に
自主規制団体「日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)」は、レバレッジについて、最大4倍が適切と結論づけています。
ビットフライヤーもそのルールに則った形です。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
ビットフライヤーだけではなく、DMMビットコインなどの他の国内取引所も、同じ流れになっていますね。
そもそも仮想通貨取引の最大のメリットは、ボラティリティ(価格変動率)が高い上にハイレバレッジを使うことで、超短期で資産を倍々に増やせることだと思うんですよ。
そのうまみが減ることは、特に短期トレーダーにとって改悪でしかないです。
国内の仮想通貨市場への致命的ダメージとなりそうなニュースですが、もちろん海外取引所なら何でもいいわけではありません。
たとえば大手OKExはレバレッジ5倍まで。
やはり、最後のオアシスはレバレッジ100倍のBitMEX(ビットメックス)ということになるのでしょう!
ハイレバレッジ組は、国内からBitMEXへのお引っ越し必須です・・・。
③億トレーダー保有コイン「Loom Network」(LOOM)とは?
なるほどLoomか。
Loom PlasmaChainステーキングが開始される | 貯金1000万を仮想通貨に換えた男のブログ https://t.co/RjNWNxaHWi— DEG(デグ) (@DEG_2020) 2019年2月27日
投資家で、ブログ『貯金1000万を仮想通貨に換えた男のブログ』を運営するマナ氏が、自身の保有コインを告白。
ブログ内で、ビットコイン(BTC)を含め4銘柄を保有しており、その内の1銘柄が「Loom Network(LOOM)」であることを明かしました。
マナ氏は、2017年の仮想通貨バブルを利用し、1000万円をわずか2ヶ月で1億円にした著名投資家です。
阿部悠人の考察(重要度★★)
2019年2月現在、「Loom Network(LOOM)」は時価総額100位ほどで推移していますね。
決して有名なコインではありませんが、、、
確かなニーズがある仮想通貨なので、実は僕も注目しています!
このコイン、超カンタンに言えば、イーサリアムの送金速度が遅くなったり、送金手数料が高騰したりすることを防ぐプロジェクト。
より正確に言えば、、、
- イーサリアムのDApps(分散型アプリケーション)のスケーラビリティ問題を解決するプロジェクト
- 複数のチェーンとイーサリアム間の架け橋として機能するPlasmaChain(プラズマチェーン)が目玉となる仮想通貨
です。
仮想通貨の第一人者とも言えるマナさんのポートフォリオですので、参考にしてみるのもいいでしょう!
④スイス大手銀ジュリアス・ベアが仮想通貨業界へ参入!
125年の歴史を持つスイス大手銀行が仮想通貨業界参入を表明 ビットコインなどを持続性のある資産クラスと評価https://t.co/bSvXimS3rc
ジュリアス・ベア銀行が、カストディや資産運用などの仮想通貨関連事業を提供していく方針を発表した。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年2月26日
スイスで125年の歴史を持つ大手銀行ジュリアス・ベアが、仮想通貨カストディのSEBA社への出資を経て、仮想通貨業界に参入することが明らかになりました。
仮想通貨カストディとは:
仮想通貨を安全に保管するサービスのこと。信頼性の高いカストディの増加は、機関投資家の仮想通貨参入および価格上昇に繋がると考えられる。
ジュリアス・ベアは「スイス3大プライベートバンク」の1つであり、金融業界の権威的存在です。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
仮想通貨業界の顔ぶれがどんどん「プロ」的になっていきますね!
長期的な仮想通貨の可能性について、大手銀行や企業も「侮れない」と感じ、参入を加速させ始めています。
最近では、銀行による仮想通貨参入もめずらしくありません(一昔前では考えられないことですね)。
たとえば、米大手銀行PNCなどもリップルネットに参加していたりします。
巨大企業が参入することは、仮想通貨業界の信用を作り、相場にも好影響を与えることになるでしょう。
仮想通貨市場はまだ低い水準ですが、上昇エネルギーは確実に貯まりつつあります!
本日のまとめ
- ナスダック、「XRP(リップル)指数」の公開間近か?開発は最終段階へ
- 国内最大級ビットフライヤー、レバレッジ15倍→4倍へと引き下げ
- 億トレーダー保有コイン「Loom Network」(LOOM)とは?
- スイス大手銀ジュリアス・ベア、仮想通貨業界へ参入!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
仮想通貨の特徴として、「適正価格」がつかみにくいことが挙げられます。
なぜなら複数の仮想通貨取引所があり、それぞれに異なる「市場価格」が付けられているからです。
たとえば「BitMEXだと4000ドルだけど、Coinbaseだと4100ドルなんだよなー」という場合。
「今の時価は○○ドル(円)」と一概に言えないですよね。
これでは不便なので、独自の計算式に基づいて、ビットコインやイーサリアム、リップルの価格を「指数」として示そう、というのが上記のコンセプトです。
まあ・・・細かい市場価格がつかめなくても、投資で大きな不便はありませんが。
世界的に権威のある機関「ナスダック」が指数を配信するということは、「仮想通貨市場の成熟」や、「社会的地位」が確立されてきているということですね!