仮想通貨Numeraire (ヌメライ/NMR)の将来性とは|革命的な「分散型ファンド」は今後上がる?

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。

まずは今日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は?→上昇!

本日、ビットコインは73万円台で推移しており、ここ24時間で約2%上昇。

時価総額トップ10では、リップル(XRP)が約7%上昇しています。

それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

①リップルとBNBが爆上げ!何があった?ビットコインは上昇に着いていけず

3月27日の仮想通貨市場は、ビットコインが2%上昇。

この堅調さを支えているのが、時価総額3位のXRPと、9位のBNBの急騰です。

  • リップル(XRP)

取引所CoinFieldが手がける仮想通貨SOROが、HitBTCなど世界9つの取引所に新たに上場。CoinFieldは、リップルの分散型台帳「XRPレジャー」を利用した取引所であるため、材料視されました。

  • バイナンスコイン(BNB)

独自の仮想通貨VISAデビットカードを発行することを発表しています(後述)。

ビットコインについても前日比でやや上昇していますが、新型コロナウイルスにより下落していた日経平均株価やNYダウなどが反転している割には「着いて行けていない」と指摘する声もあります。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

バイナンスがとうとう、VISAデビットカードを発行してきましたね。

デビットカードとは:
クレジットカードのように店舗や通販での支払いに利用できるカード。クレジットカードでは利用可能枠の残高に応じて支払いができるが、デビットカードでは口座残高に応じて即時決済が可能。仮想通貨デビットカードの場合、仮想通貨の残高を利用して即時決済することになる。

デビットカードは現在、仮想通貨決済に対応していない店舗で支払う最大の手段となっています。

世界最大バイナンスがVISAに着手したことで、これに対応する、

  • ビットコイン(BTC)
  • バイナンスコイン(BNB)

の仮想通貨決済の利用頻度は、さらに向上することになるでしょう。

さて、本日の主要ニュースはこちら。

  • CFTCの前委員長「今後2ヵ月でデジタルドルのホワイトペーパー発表」と発言し注目
  • ビットコイン暴落後、bitbank口座開設数は40%増加していたことが判明
  • 仮想通貨KyberSwapがウォレットと提携し、SNSから利用可能に
  • バイナンス、15の仮想通貨取引ペア廃止を発表

バイナンスはVISAへの着手など事業を加速させる一方で、マイナーな仮想通貨ペアを廃止にしています。

「上がるコイン」「終わるコイン」の選別がますます進む、淘汰の時代に突入していますね。

②仮想通貨Numeraire (ヌメライ/NMR)の将来性とは|革命的な「分散型ファンド」は今後上がる?

今月19日に4.8ドルだった仮想通貨Numeraire (ヌメライ/NMR)は、27日(本日)には、18.3ドルまで到達。また、ここ24時間の上昇率も約10%に達しています。

仮想通貨ヌメライは、投資家から資金を集め、それをAI(人工知能)による投資判断で運用しリターンを目指す「ヘッジファンド」のプロジェクト。

ただし、ヌメライは通常のヘッジファンドとは異なっている点があります。

たとえば、AIを構築するために必要となる科学者(データサイエンティスト)は7500人に上り、オンラインかつ、匿名で募集。

これができるのは、ファンドの核心部分のデータを隠したまま、データサイエンティストに外注し機械学習モデルを構築させられる画期的な仕組みを開発しているからです。

また、データサイエンティストは、

  • 予想が的中させた場合:ビットコインでNMRで報酬がもらえる
  • 予想が外れた場合:NMRを失う

というインセンティブ設計によって、本当に勝てるヘッジファンドにするために全力をあげて仕事をすることになります。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

AIの構築にはデータサイエンティストが欠かせませんが、一方で、ファンドはデータサイエンティストに情報を盗まれるという心配もあります。

ヌメライは、ブロックチェーンの仕組みを上手く利用することで、ファンドの機密を守りながら大量のデータサイエンティストの力を借りることに成功しているのです。

しかも、インセンティブ設計がしっかりとしているため、優秀な人材が全力で仕事をしてくれます。考えた人は「天才」ですね~。

そんなヌメライに、直近で以下のようなニュースがありました。

  • ヌメライが新プロダクト、「Erasure Bay」を一般公開

Erasure Bayは、「データ」を自由に売買できるマーケットプレイスのこと。

ヘッジファンドとは少し離れた新しいプロダクトで、たとえば、

「ナカモトサトシって誰ですか?」

とたずねて情報を購入したり、

「ナカモトサトシは誰なのか知っているよ」

と情報を販売したりすることができるマーケットです。

これだけだと、Erasure Bayを利用する意味は薄いかもしれませんが、Erasure Bayでは、マーケットプレイスの参加者に評価のためのスコアリング制度を導入することで、情報の信頼性を保っています。

独自トークンのNMRが、こうした情報のやり取りのための「報酬」として使われるという、明確な使い道を持っている点については好感できますね。

ただし、プロダクトが時代の先を行きすぎている感もあるので、ポテンシャルの高さの割に、目先でこれからどれほどの上値余地があるのかは、不確定要素が大きいでしょう。

特に、ヘッジファンド事業の先行きが明るいなら、なぜ「Erasure Bay」をリリースする必要があったのかも、少し引っかかるところです。

本日のまとめ

  1. リップルとBNBが爆上げ!何があった?ビットコインは上昇に着いていけず
  2. 仮想通貨Numeraire (ヌメライ/NMR)の将来性とは|革命的な「分散型ファンド」は今後上がる?

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!