こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。
まずは今日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→上昇!
本日、ビットコインは96万円台で推移しており、ここ24時間で約1%上昇。
時価総額トップ10では、ビットコインSVが5%上昇しています。
それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①世界初!「BTC投資信託」が米SECに登録完了でビットコインはどうなる?
仮想通貨投資信託初:Grayscaleのビットコイン投信、SECへ登録完了https://t.co/J8VGJCdfkq
仮想通貨運用会社Grayscaleが提供するビットコイン投資信託(GBTC)が、米証券取引委員会(SEC)報告会社の登録を完了した。
仮想通貨投資信託では初の事例だ。— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2020年1月21日
仮想通貨企業Grayscalによるビットコイン投資信託(GBTC)が、米証券取引委員会(SEC)に承認されたことが判明しました。
Grayscaleは2019年11月からこの商品に関する書類をSECに提出しており、今回ようやく審査に通過したことになります。
認可されれば急騰が有力視されているビットコインETF(上場投資信託)はここ数年で数え切れないほどSECに申請されてきましたが、現時点で一度も認可されていません。
今回SECに認可されたビットコイン投資信託は、証券取引所に上場する「ビットコインETF」ではありませんが、SECの仮想通貨への姿勢が軟化していると受け止められる可能性があります。
阿部悠人の考察(重要度★★)

②仮想通貨デビットカードONYXとは|月利10%の収益を得ながらキャッシュレス決済が可能!
仮想通貨デビットカードの #ONYX
機能が豊富すぎて、利回りを得られるクレカのよう!
・世界中のATMで各国の現金を引き出すことができる
・日本語で「コンシェルジュサービス」を受けられる
・飛行機、高級ホテルが安くなる(およそ半額ほど)
・デビットカードに預けた仮想通貨を「月利10%」で運用 pic.twitter.com/TYEuK8LVr8— 阿部悠人-初心者でも稼げる仮想通貨最新情報をお届け (@abeyutos) 2020年1月22日
当ブログが注目する仮想通貨プロジェクトとして、今回はONYXをご紹介します。
ONYXは、仮想通貨を入金することでマスターカード対応店舗で買い物ができる「仮想通貨デビットカード」のプロジェクト。
デビットカードとは:
クレジットカードのように店舗や通販での支払いに利用できるカード。クレジットカードでは利用可能枠の残高に応じて支払いができるが、デビットカードでは口座残高に応じて即時決済が可能。仮想通貨デビットカードの場合、仮想通貨の残高を利用して即時決済することになる。
ONYXの特徴はデビットカード機能だけではありません。たとえば以下がプラスα機能として標準装備されています。
- 世界中のATMで各国の現金を引き出すことができる
- 貯金高の102%までの「保証」がついている
- 日本語での「コンシェルジュサービス」を受けられる
- 飛行機、高級ホテルが安くなる(およそ半額ほど)
また、デビットカードに預けた仮想通貨を「月利10%」で運用することもできます。
阿部悠人の考察(重要度★★★)

それでは、ONYXの注目ポイントをみていきましょう。
これほど機能が豊富な仮想通貨デビットカードはめずらしいですね!
ステータスのあるクレジットカードのように、コンシェルジュがついているというから驚きです。
しかし、ONYXの最大のポイントはそこじゃありません。
なんといっても、月利10%の利息が受け取れること。
ONYXに預けた仮想通貨は、レンディングによって運用されます。
レンディングは、仮想通貨を「貸し付ける」ことによって利息を受け取る運用方法です。
ONYXはその詳細な運用法を公開していませんが、一般的な観点からいえば、取引所に「空売り用」として貸し付けているケースが多いですね。
昨日のブログでは、デビットカードHcard(Global Cash)をご紹介しました。
こうした利回りを得られる機能はHcardにはありませんし、その他の多くの仮想通貨デビットカードにもありません。
また、既存の配当型ウォレットと比較した場合には、ONYXには第三者による「監査法人」がつき、マネーの動きを監視している点も特徴。
ONYXが不正をしにくくなっているため、安心感があります。
ただし、注意点もあります。それは、
- 登録費:299ドル(約32,901円)~5万ドル(ランクによって異なる)
- 管理費用:毎月38ドル(約4,181円)
というコストがかかること。
月利10%で運用することができるプランでは、これを回収しつつ、利益を狙っていくことになるでしょう。
また、レンディングで運用している資金については、「デビットカードで決済に使える残高」ではなくなる点に注意が必要。
運用のためのプールと、デビットカード決済のためのプールが別だからです。
とはいえ、レンディングに回している仮想通貨も、12ヶ月の契約期間を過ぎると完全に解放されます。
また12ヶ月を待たずに解約しても、解約手数料は2%と良心的なので、「いざというときにはデビットカードとしても使える」安心感がありますね。
その他、ONYXには新規ユーザーを紹介するとMLM報酬(アフィリエイト報酬)を受け取れるプログラムも用意されているので、活用できると有利でしょう。
ただし、他の多くのMLM案件と同じく、破綻して配当が支払われなくなる可能性については注意が必要です。
レンディングのみで月利10%のリターンを投資家に還元するのは困難なはずなので、ユーザーがどんどん増加していかない限り、ONYXについても配当の支払いが難しくなる可能性があります。
本日のまとめ
- 世界初!「BTC投資信託」が米SECに登録完了でビットコインはどうなる?
- 仮想通貨デビットカードONYXとは|月利10%の収益を得ながらキャッシュレス決済が可能!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
世界初のSECに認可されたビットコイン投資信託が誕生したということは、伝統的な金融業界から仮想通貨が認められつつあるということ。
ビットコインETFの承認も少しずつ近づいている気がしますね。
それでは、本日の主要ニュースをみていきましょう。
さて、今後のビットコイン価格はどうなるでしょうか。ひとつ、面白い分析が出ています。
アメリカの仮想通貨ファンド「グレイスケール」は、ビットコイン投資信託を発行しています。
このBTC投信は取引所とは別の「OTC市場」で取引されているため、取引所価格とはややズレがあります。
出典:Timothy Peterson氏(https://jp.cointelegraph.com/news/gbtc-premium-and-bitcoins-gap-widened)
そして現在、グレイスケールのBTC投信と、個人投資家おなじみの取引所のビットコイン価格が、大きく乖離しているのです。
BTC投信の価格は9.72ドル(約1070円)ですが、これと同等レベルに取引所価格が落ち込むなら、ビットコインはなんと5000ドル台も考えられるということに。
BTC投信のユーザーは、取引所で注文をさばききれない大口の取引を行う機関投資家やクジラなどですから、彼らが「今、ビットコインは安いはず」といっていることは無視できません。
必ずしもいつも機関投資家が正しいとは限りませんが、個人的にも、ビットコインは「短期的にはもう一段下がある」と考えています。