100分の1に暴落?仮想通貨PAC Global (パックグローバル/PAC)に上昇の見込みは?

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。

まずは本日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は?→横ばい!

本日、ビットコインは110万円台で推移しており、ここ24時間で1%下落。

時価総額トップ10では、イーサリアム(ETH)が2%上昇していますね。

それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

①BCH爆上げ!?大手スマホメーカーがビットコインキャッシュの「ウォレット」実装へ

台湾のスマートフォン大手のHTCが、自社端末に仮想通貨ビットコインキャッシュ(BCH)を保管できるウォレット実装することが判明しました。

HTCは以前、イーサリアム系の仮想通貨「ERC20」や、「ビットコイン」に対応するスマートフォンをリリースしていましたが、ビットコインキャッシュへの対応は初。

市場からは、同通貨の上昇要因になるとして注目を集めています。

なお仮想通貨対応のスマートフォンについては、韓国スマホ大手「サムスン」や、同じく韓国大手「LG」、SNS大手のカカオ子会社「GroundX」なども販売中、もしくは販売を検討しており、ウォレットを実装するスマートフォンは一般的になりつつあります。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

ビットコインキャッシュといえば、米CFTC(規制当局)が「ビットコインキャッシュ先物」を検討していることが判明するなど、追い風が吹いていますね!

ビットコインキャッシュだけではなく、最近まで不調続きだった「アルトコイン」にも復活の兆しがあります。

  • 仮想通貨取引所大手OKExの韓国版OKEx Koreaが、Monero・Dash・Zcashなど匿名性通貨5種を上場廃止にしたものの、価格の下落はほぼなし
  • ここ数日で、モナコイン→ビットコインキャッシュ→イーサリアムの順番で急騰。ビットコイン→アルトコインへの資金流入が発生している

この中でも特に注目したいのがイーサリアムで、ビットコインは本日、109.5→111.7万円への急騰を記録しましたが、これを主導したのはETHでした。

アルトコイン復活は、価格が連動しやすいビットコインへの追い風になるので注目ですね。

ビットコインについては新たな材料として、

  • セグウィット(SegWit)を使った取引の割合が50%を初めて突破!

というニュースも報じられていますね。

セグウィットは、価格の下落につながりかねないビットコインの課題「スケーラビリティ問題(取引の遅延・手数料高騰)」を解決する仕組みとして2017年7月に導入されました。

セグウィットの利用が加速している=BTCにおけるスケーラビリティ問題が改善している」と受け止めることができるため、上昇要因になるでしょう。

ちなみにひそかなお楽しみがこちら。

ビットコインをテーマにした漫画「ジェネシスコード」の連載が始まりますね!

これがキッカケで仮想通貨フィーバーが巻き起こり、ビットコインが急騰する可能性もなきにしもあらずなので、布教のためさりげなく友人に宣伝しておきましょう笑

②予言的中?仮想通貨Silverway (SLV)が4倍に急騰中!

今月13日に0.2ドルだった仮想通貨Silverway (SLV)は、7日(本日)には1.0ドルへと上昇。また本日の24時間の上昇率は約10%に達しています。

Silverwayとは、「プライベートラウンド」トークンにおけるOTC取引の普及を目指すプロジェクト。

仮想通貨を使った資金調達ICOには、誰でも投資できるパブリックな案件と、クローズな空間で(主にプロの投資家向けに開催される)プライベートな案件があります。

Silverwayはこのうちプライベートなトークンを対象とし、売買をサポートするものです。

具体的には、OTC取引(取引所での売買ではなく、投資家同士が1対1で行う取引のこと)に関するデータを集約・分析して提供することで、投資家は有利な取引を行うことが可能となります。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

こちらのプロジェクトは9月7日の当ブログ過去記事でもご紹介しましたね。

その際には0.1ドル→0.22ドルへの2倍近い上昇をお伝えしましたが、本日までに、そこからさらに4倍以上も上昇しました!

Silverway (SLV)の上昇要因は何だったのか?

過去記事では、以下のように解説していました。

  • 世界最大の取引所バイナンスが運営する「バイナンスDEX」に対し、Silverwayが上場を提案していることが判明!(今月5日発表)
  • 2019年6月24日に仮想通貨取引所BitMartに上場!

その2日後、今月9日には以下の材料も出てきましたね!

  • Binance Chain(バイナンスチェーン)への移行に伴う、トークン交換(イーサリアム系→バイナンス系)についての詳細の発表

主にBinance関連の材料が強く意識され、買い注文が継続している状態です。

それでは、今後の上昇についてはどうでしょうか。

Silverwayはロードマップで、今後の戦略について以下のように説明しています。

  • OTCブローカーとのパートナーシップを締結(2019年末までに)
  • 新しいブロックチェーンプロジェクトとDAppsを追加(2019年末までに)
  • ソーシャルメディアを含むマーケティング活動(2019年末までに)
  • 北米、ヨーロッパ、アジアでの事業開発を加速(2019年末までに)
  • 仮想通貨デリバティブ取引所の開始(2020年末までに)

どれも上昇要因として期待できますが、特に仮想通貨デリバティブ取引所が楽しみな材料です(デリバティブ取引所とは、簡単にいえば「レバレッジ取引ができる取引所」ですね)。

SilverwayのOTCプラットフォームは、機関投資家を含む大口投資家を主な顧客としています。

後のデリバティブ取引所にそうした投資家を引き込むことができれば、さらなる飛躍につながりそうです。

デリバティブ取引所の実現は2020年と少し先ではありますが、短期的には2019年内の北米、ヨーロッパ、アジアでの事業展開もあるため、足下から堅調な推移をみせてくれるのではないかとお思います。

なおSilverway (SLV)は、取引所BitMartで購入することができますよ!

③100分の1に暴落?仮想通貨PAC Global (パックグローバル/PAC)に上昇の見込みは?

「あの話題のコインは今どうなった?」というテーマで、今回は仮想通貨PAC Global (パックグローバル/PAC)をご紹介します。

PAC Globalは、ビットコインを超えるような、世界でもっとも使いやすく価値のある仮想通貨になることを目指しています。

ビットコイン同様、「決済」に特化したシンプルな仮想通貨ではありますが、匿名性コインで、BTCよりも送金スピードの早い「DASH(ダッシュ)」をベースに作成されているのが特徴です。

こうした工夫からPAC Globalは、

  • ビットコインよりも匿名性(プライバシー性)が高い
  • ビットコインよりも送金スピードが早い

という2つの強みがあります。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

PAC Globalといえば、かつてはPACcoin(パックコイン)という名称でしたが、今年8月よりPAC Globalへと名前を変更しました。

名称変更などでイメージを一新することは、仮想通貨業界で「リブランディング」と呼ばれており、コインの上昇要因です。

それによってPAC Globalも急騰!と思いきや・・・。

2018年3月の0.0170ドルから、現在の0.0002ドルへと、なんと100分の1に値下がりしています。

もはや、リブランディングなどなかったかのような売り叩き。

PAC Globalはかつて異常な急騰を記録しましたが、それは「嵌め込み」系のコインだったからだと言われています。

つまり、インフルエンサーなどの「煽り」で価格がつり上がったのですね。

なので、現在から最高値までの回復は正直、絶望的だと思います。

ただし、値上がりに向けた一筋の光もありますよ!

  • 2019年3Q(9月末)までに、アルゴリズム変更(PoW→PoSへ)を伴うハードフォーク(アップデート)が実施される見込み
  • 各種ウォレットの開発が進行中
  • 日本人コミュニティは依然として強力で、根強いファンが健在

向かい風は強いですが、頑張ってほしいですね。

なお、PAC Globalは仕様変更に伴うモバイルウォレットの移行が行われていますので、忘れずに行っておきましょう(古いウォレット内のPACを削除する必要があります!)。

本日のまとめ

  1. BCH爆上げ!?大手スマホメーカーがビットコインキャッシュの「ウォレット」実装へ
  2. 予言的中?仮想通貨Silverway (SLV)が4倍に急騰中!
  3. 100分の1に暴落?仮想通貨PAC Global (パックグローバル/PAC)に上昇の見込みは?

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!