月利15~20%の仮想通貨案件プランスゴールド・アービトラージ(Prance Gold/PGA)とは?

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。

まずは今日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は?→上昇!

本日、ビットコインは72万円台で推移しており、ここ24時間で約3%上昇。

時価総額トップ10では、イーサリアム(ETH)が4%上昇していますね。

それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

①BTC「節目」を上抜ければ急騰!?重要テクニカルポイントへ差し掛かる

3月30日に63万円台だったビットコインは、3日(本日)には一時77.8万円まで上昇。現在は73.7万円で推移しています。

3月12日の暴落以来、レジスタンスラインとして意識されてきたのが、上図の白ライン(75万円)です。

本日、一度目の上抜けトライに失敗しました。

しかし、ショート(売り)筋の売りエントリーポイントとしても強く意識されていることから、ここを明確に上抜ければ、ショート筋による買い戻しもあり、もう一段上昇する可能性もあります。

上図は、仮想通貨分析企業skewのデータを元にDigitex Futuresが投稿した画像。

2014~2019年において、2Q(4月~6月)はビットコインが好調に推移してきているため、節目を上抜けると、中長期的な上昇も期待されます。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

米国株市場が伸び悩んでいる中、ビットコインは上昇してきましたね。

月並みな分析ではありますが、新型コロナのパニック売りが一服し、2020年5月の半減期を追い風に、「安全資産」としてのビットコインが見直されています。

それでは、本日の主要ニュースをみていきましょう。

  • 仮想通貨取引所主体の価格操作・出来高水増しを中国規制当局が指摘
  • 仮想通貨テザー、年初から2000億円相当の新規発行。ビットコインへの買い圧力となるか?
  • 新型コロナウイルスで、イタリア、スペイン、ドイツの感染拡大ペースがピークを過ぎているとの観測結果
  • カストディ企業のアンカレッジが、機関投資家向けに仮想通貨リップル(XRP)のカストディ業務を開始

なお、仮想通貨ファクトムの開発会社「Factom, Inc.」が解散し、会社を清算することが明らかとなりました。

ファクトムのオープンソース開発企業Factom Protocol Operatorsは引き続き開発を続けていくとしていますが、今後の雲行きが怪しくなってきましたね。

ただ、ファクトム(FCT)が先日、コインチェックでの「板取引」を開始したという好材料もあり、打ち消しあっているためか価格は横ばいで推移しています。

②月利15~20%の仮想通貨案件プランスゴールド・アービトラージ(Prance Gold/PGA)とは?

ちまたで話題の仮想通貨プロジェクトとして、今回はプランスゴールド・アービトラージ(Prance Gold/PGA)をご紹介します。

プランスゴールドは、同プロジェクトにビットコインもしくはUSDT(米ドル連動型コイン)で投資をすることで、

  • 16:00
  • 24:00
  • 8:00(すべて日本時間)

の1日に3回、わせて日利0.5∼0.7%の報酬を得ることができる仮想通貨案件。

これを月利換算すると、15~20%となります。

プランスゴールドの収益源は、取引所間の仮想通貨の価格差を利用して利益を出す「アービトラージ」。

アービトラージの収益の30%が報酬としてメンバーに還元され、70%はMLM(マルチレベルマーケティング)の紹介報酬として利用されます。

ただし、出金の際は、3営業日以内の出金で手数料5%、8営業日以内で3%の手数料が発生します。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

報酬のルールなどは上記のほかにも細かく設けられていますが、一言で言えば、MLM色の強い配当型ウォレットや、ハイプ投資の類いですね。

配当型ウォレットには、収益源がマイニングのものや、AI投資によるものなどがありますが、プランスゴールド・アービトラージ(Prance Gold/PGA)では、収益源はアービトラージとなっています。

日利0.5∼0.7%ということは、10万円を投資すると1日後には500~700円の利益が出るという計算であり、一見すると大したことがないようですね。

しかし実際には、複利運用の力はすさまじく、1年後には約13倍、1年半後には約46倍まで元本は膨れ上がります。

こうした魅力的な利回りで、プランスゴールド・アービトラージは最近、noteやブログなどのあらゆるところで話題になっています。

では、プランスゴールドには懸念や注意点はないのでしょうか?

もちろんあります。プラストークンの件のように、運営陣が飛んで元本が回収できなくならないか、という問題がまずありますね。

プランスゴールドがそうなるかは現時点では断言できませんが、類似する案件は、これまで高確率で飛んでいます。

またもうひとつ、プランスゴールドには「アービトラージのみで、月利15~20%相当の配当を支払うだけの収益を生み出すことができるか?」という懸念もあります。

当然、メンバーに月利15%を支払うということは、プランスゴールド運営がそれ以上の収益を上げている必要がありますが、アービトラージのみの運用でそれはかなり困難です。

(僕が開発したアービトラージシステムMEOBIT(メオビット)でも月利3%が目安です)

ということは、大半の月利は事実上アービトラージではなく、メンバーが増え続けることに依存したMLMの紹介報酬や、メンバーの元本という可能性があります。

そのため、会員数が伸びるペースが鈍化してくると、出金できなくなる恐れがありますね。

僕は基本的にはおすすめしていませんが、もし参加するとしても、「飛ぶ」ことを想定した出口戦略が重要になってきます。

本日のまとめ

  1. BTC「節目」を上抜ければ急騰!?重要テクニカルポイントへ差し掛かる
  2. 月利15~20%の仮想通貨案件プランスゴールド・アービトラージ(Prance Gold/PGA)とは?

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!