こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
本日の相場は?→上昇!
昨夜の暴落から急騰劇を見せたBTC。
その後は72万円のレンジ相場の中で、丸1日ほど推移しました。
今朝の5時ごろ、一旦調整に入ったと見せかけて改めて上昇を開始。
再び先週の高値圏に飛び乗ってきました。(予想通り!)
昨夜の急騰で強気になった投資家と、押し目で買い集めたい投資家達の思惑が合致した結果でしょうか。
そして問題の73万6千円代のレジスタンスラインですが、予想通りライン上で頭を打ち、現在は再びレンジ相場内で推移しています。
時価総額トップ10通貨の多くで値動きがほとんどありませんが、XRPのみ高騰しています。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
ここ24時間でAurora (AOA)が約60%も高騰。
先日、有名取引所KuCoinにて「KuCoin Plus Trading Area」(上位ランク)に昇格されたことが上昇要因となっています。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①アメリカ大手銀行PNCがリップルネット参加を発表!
米金融大手PNCがリップルネットに加入、クロスボーダー決済の高速化に期待
◆PCNは米10大銀行の1つ、800万人の顧客を抱えるhttps://t.co/7yXnMsk6jm— コインテレグラフ@仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年9月20日
リップル社は、アメリカ10大銀行の1つ「PNC」がリップルネットを採用したと発表しました。
同銀行は、800万のクライアントを抱え、19の州に支店を持ちます。
PNCによると、リップルの技術xCurrentを取り入れることで、
「インボイスに対する支払いを即座に受け取ることが可能になり、口座と資金運用の管理に変革をもたらす」
としています。
上述のニュース受け、XRP価格は高騰中。
18日の0.27ドルの水準から、21日には0.4ドルまで値上がりしました。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②Zaif流出事件、要因は「コミュ障社長」?
「朝山社長やっぱり…」仮想通貨取引所Zaifハッキング 業界関係者の声は?⚡️
◆某取引所関係者からは「予想通だった」「朝山社長はスイスにこもるのではないか」という見方も
◆海外アナリストは冷静「小規模であるから相場への影響は限定的」#Zaif #仮想通貨 https://t.co/DWRbDVB1rz
— コインテレグラフ@仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年9月20日
Zaifからビットコインなど仮想通貨67億円が流出した事件。
新たな情報として、14日午後5時33分にビットコインが1つのアドレスに5960BTC送金されていることが、ブロックチェーン上の記録から確認されています。
Zaif流出事件との関係は確かではありませんが、送金時期、金額ともにZaif発表と一致しています。
また、Zaifは以前よりトラブル発生時にコミュニケーションが上手く取れていないなど、対応力不足が指摘されていました。
取引所界隈では、「『コミュ障』経営者がやらかした」と評価されており、社長の経営者としての能力不足が流出の原因との見方もあります。
阿部悠人の考察(重要度★★)
仮想通貨業界はまだ成熟しておらず、経営体制、その人選なども荒削りなことが多いです。
通常なら経営状況が悪化し、退場となるだけですが、仮想通貨業界ではユーザー(投資家)に迷惑をかけることになるのがいただけないですね。
昨日のブログでも指摘させていただきましたが、Zaifは14日時点でビットコイン巨額流出に気が付いていた可能性が高そうです。
「コミュ障」でも何でもいいのですが、せめて緊急時くらいは迅速な報告・対応をお願いしたいところ。。。
③Zaif流出で人気爆発?502 Bad Gateway Tokenとは
ザイフの風物詩「502 Bad Gateway(サーバーダウン)」を遺憾に思い立ち上がったのがZ502 Project。投資家の、投資家による、投資家のためのトークンということで、取引所に不具合や不祥事が起きた際への補償、怠慢な取引所への圧力として機能していくとのこと。WEBサイト/WPが出来たみたい。面白いw https://t.co/LPSuX5ctaO
— Yuto Abe🇹🇭暗号通貨Ƀ (@abeyutos) 2018年9月20日
Zaifから67億円が流出した事件を受け、502 Bad Gateway Tokenの人気が高まっています。
取引所サーバーエラー時に表示される「502 Bad Gateway」が由来のトークンで、取引所エラーや流出が発生するたび、AirDrop(無料配布)が行われ、投資家を慰めてくれます。
阿部悠人の考察(重要度★)
「取引所エラー被害から投資家を守る」とされていますが、現在のところはこのトークンにほぼ価値はありません。ネタトークンですね!
ただ、流出事件を受けて人気が爆発しており、Zaifもまっ青(笑)
純粋に面白い(ひょっとすると将来的には価値が上がるかもしれない?)ので、皆さんもプロジェクトを追ってみてください。
④食べて仮想通貨がもらえる時代!シンクロコイン(SYC)とは
「食べて、投稿して、暗号通貨をもらえる」、世界初のトークン報酬システムを導入したグルメSNS「シンクロライフ」が実証実験に。東急不動産と組み、労使綱レビューをした方にシンクロコインを報酬として配布する。日本でも暗号通貨が身近になっていきますね^^ https://t.co/bXPEWsRpX2
— Yuto Abe🇹🇭暗号通貨Ƀ (@abeyutos) 2018年9月19日
良質な飲食店へのレビューをした人に仮想通貨(トークン)で報酬を支払う仕組みを実現したSNS「シンクロライフ」。
ユーザーは対象の店舗でQRコードを読み取ることで、飲食代の3%に相当するシンクロコイン(SYC)を受け取ることができます。
SYCはただの電子マネーではなく、実際に取引所「LATOKEN」で時価で売買される「仮想通貨」となっています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
これは仕組みとして上手く成り立ちそう。
広がりを見せていく可能性は大いにありますね!
- 飲食店:良質なレビューにより、集客することができる
- ユーザー:仮想通貨を受け取ることができる
と、お互いにWin-Winの仕組みです。
飲食店はビットコイン決済に対応しているケースも多いです。
もともと仮想通貨との相性がいいので、飲食業界での「シンクロコイン(SYC)」の普及にも期待しましょう。
明日のビットコイン予測
RSI(相対的力指数)を見ると日足では「50」、4時間足では「70」を示しています。
中期目線(1日足)では9月5日のあの大暴落で一気に下げた分まだまだ上昇の余地ありですが 、短期目線(4時間足)では少々買われすぎな傾向です。
ですのでレジスタンスラインを抜けるためにも一旦調整をし、上昇できる力を蓄えた後に再度上を試すでしょう。
RSI(相対的力指数)とは?
テクニカル指標の一つ。50を中心として0~100の間で、今の相場が「買われすぎなのか」「売られすぎなのか」を数値化した指標。一般的に70以上で買われすぎ、30以下で売られすぎと判断されている。
9月21日のまとめ
- ①アメリカ大手銀行PNCがリップルネット参加を発表!
- ②Zaif流出事件、要因は「コミュ障社長」?
- ③Zaif流出で人気爆発?502 Bad Gateway Tokenとは
- ④食べて仮想通貨がもらえる時代!シンクロコイン(SYC)とは
- ⑤明日はビットコイン下落!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
XRPがここ数日間、狂ったように上げ続けていますね。
材料はやはり、大手金融機関による採用です。
「XRPが○○銀行に採用!」というニュースもそろそろ聞き飽きているかもしれませんが、国際送金を担うリップルの立場上、大手銀行による採用こそもっとも大切。
価格に影響しやすい部分なので、1つ1つの材料をしっかりと見ていきたいですね。
ただし、連日高騰し続けていますので、近いうちに一旦は調整(下落)が入るでしょう。
天井を掴まないように注意する必要があります。