こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→上昇!
本日、ビットコインは40万円台で推移しており、ここ24時間で約2%上昇。
時価総額トップ10では、すべての通貨がプラスとなり、特にライトコインが約4%上昇しています。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
ここ24時間でApollo Currency (APL)が約63%上昇。
プロジェクトがアップデートを盛んに行っており、期待感が高まっていますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①食品スーパーでビットコインが購入可能に!需要拡大で上昇なるか
大手食料品店で「ビットコイン購入」可能に|米国のキオスク数千台に対応 https://t.co/pCMK79t18S #仮想通貨 #cryptocurrency #国際ニュース #ブロックチェーン #blockchain #ビットコイン #Bitcoin #BTC #米国 #キオスク
— BITTIMES – 仮想通貨ニュースメディア (@TheBitTimes) 2019年1月18日
アメリカの大手食品スーパー「Safeway(セイフウェイ)」を含む複数の食料品店で、ビットコインが購入できるようになることが分かりました。
米ビットコインATMの「Coinme」(コインミー)と、キオスクの運営会社「Coinstar」(コインスター)の提携で実現します。
スーパーでの食品買い出しのついでにビットコインを購入・・・そんな行為もごく「当たり前」の時代に突入しつつあります。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②大口ビットコイントレーダーが投資戦略を明かす
むーみん @btc_FX さんだʕ•̫͡•ʔ
売上高ランキングでトップを走る、大口BTCトレーダーの仮想通貨投資戦略とは? | ハーバービジネスオンライン https://t.co/jWpVFmMlEl
— 裏ガジェ @仮想通貨 / $BTC (@uragadget_net) 2018年8月13日
ハーバー・ビジネス・オンラインが『売上高ランキングでトップを走る、大口BTCトレーダーの仮想通貨投資戦略とは?』と題した記事の中で、MOON氏のトレード手法を解説しています(上記ツイート)。
MOON氏は過去利用していたトレード手法を以下のように暴露。
「当時は中国がリードしていたので、中国の大手取引所OKコイン(現OKEx)でBTC価格が急騰すると、引っ張られるようにして数秒後に日本のBTC価格が急騰する傾向にありました。これを利用してOKExのビットコイン価格が急騰したら、すぐにビットフライヤーでエントリー。1日に数十回、下手をすると数百回というレベルで売買を繰り返していました」
また、上記の手法が通用しなくなってからは、ビットフライヤーの「SFD」(FXと現物価格が乖離する方向にポジションを持つと手数料が課せられる仕組み)を利用したトレードにチェンジ。
「乖離率が10%に達するとSFDは0.5%に倍増する。大口の投資家にとって、そのコストはばかになりません。当然、10%を上回る水準では買いが細るだろうと見て、自分のポジションを決済していったのです」
インタビューからは、トップトレーダーの深い思考を垣間見ることができます。
阿部悠人の考察(重要度★★)
数ヶ月前の少し古い記事なのですが、すべてのトレーダーに一読の価値ありなので、ぜひ上記ツイートからご覧ください。
もちろん、2019年1月現在、MOON氏の手法を完コピしても利益を出せるとは限りません。
しかし、OKExなり、ビットフライヤーのSFDなり、「先行指標になりそうなものを探し、それを根拠にトレードする」戦略は非常に有力です。
たとえば最近では、「米国株」や「為替」と仮想通貨の連動性が指摘されています。
その時々、意識されている指標は変化しますが、MOON氏の「考え方」そのものは、いつの時代にも通用するものだと言えますね!
③イーサリアム「コンスタンティノープル」今年2月27日頃に実装へ
ETH速報:コンスタンティノープルの新しいハードフォークブロックナンバーは#7280000に決定。2月27日前後になる模様 #イーサリアム #Ethereum #仮想通貨 #コンスタンティノープル #ハードフォーク https://t.co/YTuMrNfWrG
— 墨汁うまい(Bokujyuumai) (@bokujyuumai) 2019年1月18日
2019年1月17日に予定されていたイーサリアムのアップデート「コンスタンティノープル」(Constantinople)が延期になった問題で、開発者のPéter Szilágyi氏は、今年2月27日(ブロックナンバー7,280,000)へ延期すると発表しました。
当初は今年4月への延期が予定されていましたが、1ヶ月以上前倒しとなりました。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
「コンスタンティノープル」(Constantinople)は、価格上昇が期待される目玉のアップデートです。
しかし、スマートコントラクト監査団体によって脆弱性(セキュリティ上の弱点)が発見され、延期になってしまったんですね。
そのことで多くの投資家が落胆しましたが、2月末頃であれば残り1ヶ月強。
投資家たちがイーサリアムへの高いテンションを保ち続けられるギリギリの範囲内なので、まあ「良し」としましょう!
④仮想通貨は今後「大幅上昇」する!?為替と株が根拠
◇仮想通貨は今後大幅上昇か
米中貿易摩擦が緩和されドル円・ダウ平均が上昇。
これを受け、両者と強い相関を見せる仮想通貨の価格も大幅上昇することが期待される。https://t.co/PA02UXJzcO
— CoinOtaku@東大発仮想通貨メディア (@CoinOtaku) 2019年1月19日
仮想通貨と、「米国株」や「米ドル」との連動性が強くなっています。
仮想通貨メディア「CoinOtaku」は、記事『仮想通貨市場は為替・株式市場に連動し大幅上昇の可能性 米中間の貿易関係の改善が影響』の中で、このことを指摘。
連動性の高まりを根拠に、仮想通貨は今後大幅上昇する可能性が高いと結論づけています。
「米中2大国の貿易関係改善は、さらなる経済活動の活発化が期待され、世界経済から不安材料が一つ取り除かれそうだ。」
「ダウ平均の上昇値動きを見てもここ数日は大幅に価格上昇している。(中略)大きな値動きの際には連動する傾向が多く、ビットコインも価格が上がる可能性が高い。」
阿部悠人の考察(重要度★★)
簡単にいえば、アメリカと中国の経済的な駆け引き「貿易戦争」が改善に向かっているので、それに連動して仮想通貨も上昇へ向かうだろう、とする記事ですね。
多いにあり得るシナリオですので、ぜひ上記ツイートから原文を読んでみてください。
ただ僕は、ちょっと違った考えも持っています。
たしかに、短期的にはCoinOtakuさんの記事のように、株が上げれば仮想通貨も上昇することが多い。
しかし、長期的には「伝統資産(株や為替など)と、仮想通貨は『逆相関』になる」(株が下がれば仮想通貨は上がる)と考えています。
その理由は、下記の関連記事で解説しています!
本日のまとめ
- ①食品スーパーでビットコインが購入可能に!需要拡大で上昇なるか
- ②大口ビットコイントレーダーの投資戦略とは?
- ③イーサリアム「コンスタンティノープル」は今年2月27日頃で決定!
- ④仮想通貨は今後「大幅上昇」!?カギは為替と株
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
買い物のついでに仮想通貨が買える環境が整えば、間違いなくビットコインの需要を押し上げますね。
「使う人いるの?」と思うかもしれませんが、今後爆発的に増える「ライトな仮想通貨ユーザー」には、取引所への口座開設などはハードルが高かったりします。
僕たちのような「投資家」にはそれほど苦ではないですけどね。
より多くの人々に仮想通貨を普及させるためには、取引所以外の購入の選択肢が必要です。
ちなみに、仮想通貨決済サービスの「BitPay」は2018年、10億ドル(約1100億円)を超える支払いを処理しました(最高記録を更新)。
仮想通貨市場が低迷する中、足下からの需要拡大は確かなものと言えるでしょう。