こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→横ばい
本日、ビットコインは43万円で推移しており、ここ24時間の値動きはほぼなし。
時価総額トップ10では、ステラ(XLM)が約9%上昇していますね。
時価総額トップ100|急上昇ランキング!
ここ24時間でProject Pai (PAI)が約66%上昇!
独自アプリの新バージョン公開などにより、上昇に繋がっていますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①韓国サムスン、1000万人利用の「Samsung Pay」に仮想通貨決済を追加か
韓国サムスン、1000万人が使うデジタル決済機能「Samsung Pay」に #仮想通貨 の統合を検討ー韓国メディアhttps://t.co/OHSRcX57X8
3月8日の韓国メディアDongaによると、サムスンはSamsung Payを仮想通貨を世界中のユーザーベースを拡大する手段として見ているそうです🤓
— コイン東京 COIN TOKYO|仮想通貨の最新ニュース・速報 (@COIN_TOKYO_JP) 2019年3月10日
韓国サムスンが自社の電子マネー決済システム「Samsung Pay」に、仮想通貨決済機能の追加を検討していることが明らかになりました。
「Samsung Pay」は1000万人が利用する決済システムです。
ある業界の幹部は、これについて以下のように述べています。
「新しいサムスンの携帯電話の到来によって、韓国における暗号通貨ウォレットシステムが普及し始める可能性がある」
すでにサムスンは、最新スマホ「ギャラクシーS10」に仮想通貨ウォレット機能を追加すると発表しています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)

②ネム財団、約1.25億円を調達完了!NEMは10%上昇へ
NEM財団、2500万XEMの資金調達を完了。仮想通貨NEMが高騰 〜新体制作りのために移行チームを設置し、タスクをコミュニティに対して明確化 https://t.co/roVY9GSJSh pic.twitter.com/rnTWsXF0bp
— 仮想通貨 Watch (@ccbc_watch) 2019年3月10日
仮想通貨ネム(NEM)の普及活動を担うネム財団は、資金難によりネムコミュニティファンドから2億1000万XEM(約10億円相当)の資金を要求しています。
新たな情報としてネム財団は、最初の資金調達である2500万XEM(約1.25億円相当)を受け取ったと3月9日、発表しました。
これによりネムは、瞬間的に10%の急騰を見せました。
阿部悠人の考察(重要度★★★)

「ネム財団」はネムの普及を担う組織であり、仮想通貨ネムとは別に考える必要があります。
とはいえ、ネム財団の資金難は、仮想通貨ネムのネガティブイメージとなるのも事実。
そんななかネム財団が(2億1000万XEMの最終目標のうち、2500万XEMではあるものの)資金調達に成功したことは、ポジティブに評価できますね。
「ネムコミュニティはちゃんと機能していますよ!」と投資家にアピールすることもできました。
事実、ネムのコミュニティはかなり強固。
時価総額は19位に後退していますが、通貨としての土台は確かなので、キッカケさえあれば再び時価総額10位以内も目指せると考えています!
③取引所バイナンス、アルゼンチンで新取引所を設立か
Binance CEO、アルゼンチンでのフィアット対応の取引所開設を示唆https://t.co/dd1RifMksv
アルゼンチンは、仮想通貨ATMと暗号ベースの交通料金支払いを採用しており、仮想通貨のメインストリーム採用が拡大しつつあります🤓
— コイン東京 COIN TOKYO|仮想通貨の最新ニュース・速報 (@COIN_TOKYO_JP) 2019年3月10日
世界最大の仮想通貨取引所バイナンス(Binance)がアルゼンチン政府との提携に成功したことが、先日報じられました。
そんな中バイナンスCEOのCZ氏は、アルゼンチンへのフィアット(法定通貨)対応型の仮想通貨取引所設立を示唆しました。
以前よりバイナンスは、2019年中に仮想通貨取引所を10ヶ所設立する予定を明かしています。
阿部悠人の考察(重要度★★)

バイナンスの勢いはもう止まりませんね!
アルゼンチン政府との提携が発表された際には、バイナンス発行の「BNB」トークンが8%急騰しました。
上記アルゼンチンの取引所設立を示唆したことについても、バイナンスのさらなる繁栄、ひいてはBNB上昇に繋がるニュースです。
バイナンスは2019年中に、10の仮想通貨取引所設立に向けて動いていますが、これが成功した場合はBNBがさらに上昇を遂げるでしょう。
④エクスペディアのBTC決済廃止に学ぶ、仮想通貨の欠点とは
2014年からビットコイン決済導入してたなんて知らなかったww
世界最大の旅行会社「エクスペディア」 ビットコイン決済廃止https://t.co/rHKaq3UCg8
— こより《仮想通貨で生きていく》 (@vc_koyori) 2019年3月10日
世界最大の旅行会社エクスペディアは、2014年にビットコイン決済を導入し、昨年夏にビットコイン決済の廃止を決定しました。
その理由について、仮想通貨ライターのFitzpatrick氏は以下のように予測しています。
- 安定性に欠けているため(価格変動が大きすぎる)
- BTCの商用導入が進まないため(ビットコインは投機ニーズがメイン)
- BTC決済は法定通貨に換金される(エクスペディアも受け取ったビットコインは米ドルに換金。BTC長期保有は望まれていない)
阿部悠人の考察(重要度★★)

エクスペディアはあくまで一例ですが、世界的にも、ビットコイン決済の爆発的普及は見られません。
もちろん増加傾向にはあるものの、多くの投資家が期待するほどではないですね。
その最大の要因は、やはりボラティリティ(価格変動率)が大きいことでしょう。
これは、「決済手段としてのビットコイン」にとって確実に欠点です。
しかし、「投資手段としてのビットコイン」としてはどうでしょうか。
投資において大切なのは、「いま優れているもの」ではなく「将来、伸び代を残しているもの」を探すことです。
そう考えると、ビットコインに「欠点が多い」「ボラが高い」と言われている今こそ、投資のタイミングと言えるでしょう。
しかも、ビットコインのボラティリティ問題はいずれ解決されるはずです。
なぜならビットコインが上昇し、時価総額が大きくなる過程で、価格変動も安定してくるからです。
ボラティリティが「大→小」になる過程や、BTC決済の普及が進む過程において、僕たち投資家は資金を投じなければいけませんね!
本日のまとめ
- 韓国サムスン、1000万人利用の「Samsung Pay」に仮想通貨決済を追加か
- ネム財団、約1.25億円を調達完了!NEMは10%上昇へ
- 取引所バイナンス、アルゼンチンで新取引所を設立か
- エクスペディアのBTC決済廃止に学ぶ、仮想通貨の欠点とは
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
サムスンといえば、言わずと知れたスマートフォン企業ですね。
「ギャラクシー」シリーズで有名なサムスンはスマートフォンの世界シェアがなんと1位。
アップル社のiPhoneよりも普及しています。
仮想通貨の上昇要因にはいくつかのパターンがありますが、上記のような「既存ユーザーを抱える商品やサービスへの仮想通貨の対応」は価格への影響度が大きいため、ぜひ覚えておきましょう。
ちなみに、「Galaxy S10」のウォレットに仮想通貨「Enjin(ENJ)」が対応すると判明し、ENJコインが約2倍に急騰している点にも注目です!