米SECが「法定通貨に変換可能なステーブルコイン」の発行認める。BTCは続伸

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。

まずは今日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は上昇!

本日、ビットコインは187万円台で推移しており、ここ24時間で約2%上昇。

時価総額トップ10では、Polkadot(DOT)が11%上昇など、多くのアルトコインが値上がりしていますね。

それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

米SECが「法定通貨に変換可能なステーブルコイン」の発行認める。BTCは続伸

アメリカの規制当局、米証券取引委員会(SEC)の仮想通貨に対する姿勢が軟化しています。

SECが、「ブロックチェーンを利用したステーブルコイン」の企業による発行について、今回、ノーアクションレター発行したことが判明。これは史上初かつ、異例です。

ノーアクションレターとは、ステーブルコインの発行を企業が行っても「罰則を科さない」という意思表示。

今回のケースでは、仮想通貨を活用したアバタープラットフォーム「IMVU」に対し、イーサリアムのブロックチェーンを活用したERC-20トークン「VCOIN」の発行を認めました。

このSECの姿勢をみて、今後より多くの企業がステーブルコインを発行する可能性があります。

これにより仮想通貨市場が活性化し、ビットコインなどほかの仮想通貨の上昇につながることも考えられます。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

規制当局SECが、ステーブルコインではあるもののERC-20トークンの民間企業による販売を容認しつつある「規制緩和」のニュースであり、好材料ですね!

そのほか、仮想通貨分析企業「チェイナリシス」のエコノミストによると、ビットコイン100万ドル(約1億400万円)以上の取引所からの送金が増加しています。

100万ドル(約1億400万円)以上のビットコインの取引所から送金数(赤)、ビットコイン価格(青)

つまり、大きな額を扱う「機関投資家」がビットコインを買っている証拠と言えますね。

以前の仮想通貨バブルのように、個人投資家の急激な投げ売りによる急落が起きにくいとも解釈できるため、ポジティブな傾向といえます。

さて、本日の主要ニュースはこちら。

  • 今後2年で仮想通貨ビットコインは17万ドルに達すると、ブルームバーグのアナリストが予想
  • 世界の億万長者の73%が仮想通貨への投資を検討していることが判明
  • デジタル人民元は10年以内に中国の決済総額の15%に到達するとの分析が発表
  • 仮想通貨ネムの新チェーン「Symbol」ローンチは、2021年1月14日と決定

ネムのsymbolについては、これまで今年12月17日がメインネットローンチとされていましたが、また延期となってしまいましたね(毎度のこと・・・)。

しかし、大幅な遅れではないのが幸いです。

本日のまとめ

  • 米証券取引委員会(SEC)が、「ブロックチェーンを利用したステーブルコイン」の企業による発行について、ノーアクションレター発行。事実上の「規制緩和」とも受け止められる好材料

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!