バイナンスでステーキングに対応!?仮想通貨Stratis (ストラティス/STRAT)が今後上がる?

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。

まずは本日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は?→下落!

本日、ビットコインは87万円台で推移しており、ここ24時間で4%下落!

時価総額トップ10の通貨でも、多くの通貨が同程度のマイナスとなっています。

それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

①【海外調査】未来のBTC価格はカンニング可能!?「上昇の前触れ」は意外な点に…

海外取引所「BitMEX」のデータを分析することで、ビットコイン価格を事前に予測できるとするレポートを、クリプト・クオントが発表しました。

その方法は、同取引所からの「出金額」を見ること。

  • 今月25日のビットコインの19万円幅急落の際、その数時間前に大量の出金があった
  • 去年11月14日のビットコイン急落の直前も、同じく大量の出金を確認

こうしたことからクリプト・クオントは、

「1日に5000BTC以上が引き出される時は、その後の急激なボラティリティの高まりを警戒すべき

と結論付けています。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

BitMEXでは、法定通貨ではなく「ビットコイン」を証拠金として入金し、トレードを行います。

法定通貨/仮想通貨の通貨ペアはないので、投資家が入金したビットコインを売るためには、出金する必要があるんですね。

こうしたことから「出金=売り圧力の前触れ」との説は理にかなったもので、なかなか説得力があります。

さて、急落から2日が経ちましたが、ビットコインには上値の重い展開が続いています。

弱々しい反発はあったものの「横ばい」と言える展開に。

大きな暴落をみせられて、多くの投資家が「どこまで下げるのか?」と不安になっており、買い注文が入りにくくなっていますね。

一方ファンダメンタルズには、追い風となる材料が多く出ています。

  • ビットコインのライトニングネットワーク(高速かつ低コストの送金手段)のノード数が、初めて「1万」を突破
  • 米巨額投資ファンド「モルガンクリーク・キャピタル・マネジメント」のマーク・ユスコ氏が、今回のビットコイン急落に対し「買いだね」と断言
  • ベネズエラの中央銀行が、「外貨準備」にビットコインとイーサリアムを追加するためのテストを実施していることが判明
  • LINEの仮想通貨取引所「BITMAX」にて、iPhoneによる仮想通貨取引が可能に

こうしたことから、市場心理が落ち着いてくるにしたがって、上昇目線になってくるはずです。

あらかじめ安値を拾っておき、それまで「待ち」がベストでしょう。

話は変わりますが、米ドル価格と連動する仮想通貨「USDT」が時価総額4位まで浮上していますね。

仮想通貨市場全体が下落しているので、相対的に上昇してくるのは当然ですが・・・、

仮想通貨と法定通貨の「橋渡し」に過ぎないステーブルコインが4位というのは「異常」ですね(4位への浮上は前例なし!)。

主要アルトコインには、USDTに抜かれないように頑張ってほしいところです。

②期待の仮想通貨決済サービス!Flexacoin (フレクサ/FXC)の上昇要因は?

今月26日に0.0025ドルだったFlexacoin (フレクサ/FXC)は、27日(本日)には0.0029ドルに到達。また24時間の上昇率は12%に達しています。

Flexacoinは、仮想通貨決済サービスを手がける「フレクサ」によるプロジェクト。

Flexacoinを使うことで、ユーザーは仮想通貨で支払い、店舗側は法定通貨で受け取ることができます。

こうした仕組みを提供するサービスはすでに存在しますが、Flexacoinでは、「FXC」を担保として活用し、店舗側に安心を提供。

たとえばビットコイン決済では、送金完了までに最短10分(ビットコインのブロック生成時間)が必要となります。

このタイムラグを悪用し、正しくビットコインが支払われなかった場合、FXCによって店側に補償がなされる仕組みが用意されています。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

それでは、Flexacoinの急騰要因をみていきましょう。

今月26日、大手メディアのコインデスクが以下のニュースを報じました。

  • Mall of Americaに仮想通貨決済を提供し、テストを実施!

Mall of Americaとは、アメリカのミネソタ州ミネアポリスにあるアメリカ最大のショッピングモール。

ショッピングモールといえばイオンなどをイメージしがちですが、Mall of Americaはそれらとはケタ違いの規模です。

遊園地や水族館が入っていて、東京ドーム9個分のモール面積を誇っていることから、テーマパークのようなイメージですね。

そんなMall of Americaの中に、マッキンゼーによる新テクノロジーを検証するための店舗「Modern Retail Collective」が新たにオープンされ、Flexacoinがテストされます。

実際の販売環境で、仮想通貨決済が有用なものなのかを実証するようですね。

仮想通貨決済が消費者の身近な場所にやってくるということで、Flexacoinはもちろん、仮想通貨業界全体にとってもうれしいニュースといえます。

Flexacoinはアメリカですでに3万店舗に対応しているとのこと。

直近では、

  • Coinsquareとパートナーシップを締結し、アメリカ以外で初となるカナダ市場に参入(今年8月13日発表)

というニュースもあり注目です。

③バイナンスでステーキングに対応!?仮想通貨Stratis (ストラティス/STRAT)が今後上がる?

当ブログが厳選する注目コインとして、今回は仮想通貨Stratis (ストラティス/STRAT)をご紹介します。

Stratisは、高度な開発力を持たない企業でもブロックチェーン上のアプリケーションを開発可能にするプロジェクト。

ブロックチェーン上のアプリケーション開発はニーズが高まっていますが、ブロックチェーンに特化した特殊な開発力が求められるため、頓挫する企業も多い現状があります。

そこでStratisは、マイクロソフトが提供するサービス「Microsoft .NET Framework」を活用することで簡単に開発可能な枠組みを提供しています。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

それでは、Stratisの注目ポイントをチェックしましょう。

今月27日(本日)、大手メディアにより以下のニュースが報じられました。

  • 世界最大の仮想通貨取引所Binanceが、「ステーキング」の専用プラットフォーム立ち上げを予定!

ステーキングできる仮想通貨として8銘柄が発表され、その1つにStratisが入っています。

(具体的には、NEO、ONT、VET、XLM、ALGO、QTUM、START、KMDの8銘柄に対応)

そもそも「ステーキングって何?」という方も多いのではないでしょうか。

ステーキングは、ビットコインの「マイニング(採掘)」に相当します。

仮想通貨は、核となる「コンセンサスアルゴリズム」によって稼働していますが、このアルゴリズムの違いによって、呼び方が異なっているんですね(PoWだとマイニング、PoSだとステーキングと呼ぶ)。

上記ニュースは、「Binanceにこれらの通貨を預けておくと、ステーキングで増やせますよ」という発表です。

公式サイトによると、Stratisの想定利回りは4.07%ですね。

さて、僕がStratisに注目しているのは、こうしたインカムゲイン(利息収入)に加え、キャピタルゲイン(売買差益)も狙えるんじゃないか、と思っているからです。

Stratisには今後、以下のような値上がりに繋がりそうなイベントが控えています。

開発ロードマップ

2019年12月末までに重要な開発が盛りだくさんで、特に

  • Stratisのサイドチェーンの開発:コンセンサスアルゴリズムを開発し、Proof-of-Stake(PoS)を導入する
  • Stratis STO(セキュリティ・トークン・オファリングのプラットフォーム)の作成
  • Stratis Core 2.0のリリース

などが控えているのが大きいですね。

特に最後の「Stratis Core 2.0」は節目となるアップデートで、値上がりにつながりそう。

8月8日の公式発表で「今後数週間でリリース予定」とありましたが、まだリリースされていないようなので、近いうちに発表されると考えています!

本日のまとめ

  1. 【海外調査】未来のBTC価格をカンニング!?「上昇の前触れ」は意外な点に…
  2. 期待の仮想通貨決済サービス!Flexacoin (フレクサ/FXC)の上昇要因は?
  3. バイナンスでステーキングに対応!?仮想通貨Stratis (ストラティス/STRAT)が今後上がる?

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!