仮想通貨Symbol(シンボル/XYM)とは?|ネムより処理能力が大幅UPし、実用化に一歩前進

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。

まずは今日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は?→上昇!

本日、ビットコインは107万円台で推移しており、ここ24時間で約1%上昇。

時価総額トップ10では、バイナンスコイン(BNB)が10%上昇しています。

それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

①ビットコインが107万円を突破!一体どこまで上がる?

昨日のブログではビットコインが106万円を突破したことをお伝えしましたが、本日も続伸し、その水準を突破。107.3万円台で推移しています。

この背景には、以下の2点があります。

  • レバレッジ100倍の仮想通貨取引所BitMEXにて、建玉(保有ポジションのこと)が急増している
  • ニューヨーク証券取引所の親会社による仮想通貨取引所バックト(Bakkt)で、ビットコイン先物の建玉が14億円相当と過去最高を突破

アナリストのジョシュ・レイガー氏は、ビットコインが9550ドル(104.9万円)を突破すれば、

「1万ドル(109.9万円)までの間には主要なレジスタンス(上昇を阻む抵抗)はない」

と語っていました。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

上昇を後押しする新たな材料はこれといってありません。

強いて言えば、アメリカの規制当局SECの理事でありながら、仮想通貨に肯定的なクリプトママことHester Peirce氏が、「セーフハーバー・ルール」を提案したことがあります。

これはアルトコインに対し、「有価証券」として規制するかどうか、3年の猶予を持たせて判断するというもの。つまりこのルールが実現すれば、ICOトークンなどは販売されてから3年間、「有価証券」と認定されなくなります。

いきなり規制されなくなるので、仮想通貨に友好的な案ですね。

ただし、これは「決定」ではなくまだ「提案」の状態なので、クリプトママのおかげで仮想通貨が続伸しているとは考えにくいですね。

やはり、投資家心理の好転が大きいでしょう。

最後に、本日の主要ニュースをご紹介します。

  • デリバティブ取引所FTXは、2020年米大統領選の結果予測を収益化できる先物取引を開始(トランプ大統領が再選すれば商品は1ドルに、他の候補者が当選すれば0ドルになる)
  • バフェットとトロン創設者の会食が実現。バフェット氏「ブロックチェーンは価値がある」と発言
  • LINEの独自仮想通貨LINKが日本上陸との報道後、価格は3倍、出来高13倍を突破

②仮想通貨Symbol(シンボル/XYM)とは?|ネムより処理能力が大幅UPし、実用化に一歩前進

当ブログが厳選する注目コインとして、今回は仮想通貨Symbol(シンボル/XYM)をご紹介します。

シンボルとは、ネムの大型アップデート「カタパルト」によって誕生する新たな仮想通貨。

基本的にはネムの仕組みを引き継ぎながらも、シンボルへと移行することで、以下のような点が改善されます。

  • スケーラビリティ改善。取引処理は4000件/秒と、VISAカード並みに
  • 集約トランザクションとマルチレベルサインアカウントの導入(セキュリティの向上など)

特に、トランザクション処理数については、ビットコイン(BTC)が1秒間に約5~8、イーサリアム(ETH)が約13~15、リップル(XRP) 約1000~2000となっている中、圧倒的な処理能力で実用化を図っています。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

大型のアップデートだったので、ブランドと通貨を新しくしてしまおう、ということですね。

まだシンボル(XYM)のメインネットはリリースされていないので、現行のネムが使われている状況ですが、いずれは完全に移行することになります。

さて、そんな中、前日に以下のようなニュースが発表されました。

  • 仮想通貨ネムの「Symbol」が2022年のW杯の「ホテル建設」の管理に採用されることが判明
  • Zaifやコインチェックに続き、GMOコインが新トークンをサポートすると発表

2022年のW杯とは、国際サッカー連盟(FIFA)が主催するFIFAワールドカップのこと。

このために建設されることになっているホテルについて、ホテル建設の「管理」のプラットフォームで採用されることになったのです。

それに加え、国内取引所も続々とカタパルトへの対応を表明しています。出だしは絶好調と言えるでしょう。

ちなみに建設中のホテルの予算は120億ドル以上(約1.32兆円)とのこと。

ホテルは以下のような、近代的な外観となっています。

出典:NEM財団

この結果、期待感からシンボルの元通貨であるネム(NEM)が急騰。

では、今後についてはどうでしょうか?

2020年初頭に予定されていたメインネット(正式版)のリリースも、まもなく発表されるはずです。また上記ロードマップのように「IoT」への対応や、「ステーブルコイン」への対応なども予定されています。

メインネットと合わせ、価格上昇につながる可能性があります。

本日のまとめ

  1. ビットコインが107万円を突破!一体どこまで上がる?
  2. 仮想通貨Symbol(シンボル/XYM)とは?|ネムより処理能力が大幅UPし、実用化に一歩前進

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!