仮想通貨Terra(テラ/LUNA)の将来性とは|ステーキング報酬UPで、今後上がる?

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。

まずは本日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は?→下落!

本日、ビットコインは79万円台で推移しており、ここ24時間で約1%下落。

時価総額トップ10でも、多くの通貨がわずかに下落していますね。

それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

①楽天が「楽天ポイント→仮想通貨への交換」解禁!!BTCの保有者急増へ!?

楽天グループの仮想通貨取引所「楽天ウォレット」は、楽天ポイントを仮想通貨に交換できるサービスを開始します。

出典:rakuten.co.jp

対応する仮想通貨は、以下の3種類。

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)

楽天ポイントは、楽天市場など「楽天経済圏」で使えるポイントサービスで、会員数は約1億500万人。

ネット通販市場で双璧をなすTカードの「Tポイント」の約5700万人を大きく上回ります。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

楽天ポイントは圧倒的なマネーを抱えているので、仮想通貨への交換開始は、BTCなどの上昇に繋がりそうですね。

そのほか、本日の主要ニュースは、国内市場から好材料が満載です!

  • FXcoin株式会社が24日、日本の金融庁ライセンス「仮想通貨交換業者」へ登録!(ビッグニュースですね)
  • bitFlyerが「最短即日」で本人確認を済ませ取引できるようにする「クイック本人確認」サービスを開始
  • 米経済リサーチ機関の幹部Jeffrey Tucker氏は、リップルの価格低迷について「一般投資家の興味・関心が失われつつあるだけ」と発言。国際送金などでのポテンシャルを高く評価
  • 北米証券管理者協会(NASAA)が、「投資家にとって脅威となる5つの投資商品」として仮想通貨を挙げる(残念ですね)
  • 仮想通貨などに特化したVCであるブロックチェーンキャピタル社のパートナー・スペンサー・ボガード氏は、来年のBTCは「垂直面での成長」が期待できると発言
  • イーサリアムが2020年1月1日に「ムーア・グレイシャー(Muir Glacier)」アップグレードを行う計画であることが判明

また注目したいのが、世界最大の仮想通貨取引所BitMEXが2020年のビットコインについての予想を公開したこと。

その内容は、

  • ビットコインは2000ドル以上1万5000ドル以下(約22~164万円)で推移する
  • ビットコインのドミナンス(仮想通貨市場全体に対するビットコインの時価総額の割合)は75%以下~30%以上を維持

というもの。

昨日の当ブログ『2020年、ビットコインの圧倒的「一強時代」へ突入する!?』ではビットコインのドミナンスが最終的に「98%」にもなるというトーン・ベイズ氏の予想を取り上げました。

それと比較すると、BitMEXは「30%」という数字を挙げ、アルトコインが盛り返す可能性も視野に入れていることが分かりますね。

②仮想通貨Terra(テラ/LUNA)の将来性とは|ステーキング報酬UPで、今後上がる?

今月18日に0.195ドルだった仮想通貨Terra(テラ/LUNA)は、25日(本日)には0.350ドルに上昇。また本日の24時間の上昇率は15%に達しています。

Terraは、世界最大のブロックチェーン決済ネットワークになることを目指す、分散型(管理者が存在しない)ステーブルコインの仮想通貨プロジェクト。

ステーブルコイン(安定通貨)とは:
価値が一定で、価格変動がほとんどない仮想通貨のこと。利益確定の際や、相場下落時の避難先として保有される。米ドル価格に連動するUSDTやTUSDなどが安定通貨の代表例。

  • 送金手数料が格安
  • 送金スピードが高速(即時送金可能)
  • 分散型であるため、中央集権的な問題(テザー問題のような)が発生しない

というメリットがTerraにはあります。

またTerraを使うと、世界の主要な法定通貨と連動するステーブルコインを発行できることから、「Payaplのブロックチェーン版」とも言われています。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

それでは、Terra(テラ/LUNA)の急騰要因をみていきましょう。

ここで、Terra(テラ)とLUNA(ルナ)の2つの言葉が登場しました。

簡単にご説明すると、Terraというのはステーブルコインのことで、価格が法定通貨とペッグされているため、投資対象にはなりません。

もう1つのLUNAというのは、Terraをステーキング(マイニングのようなもの。仮想通貨を預けることで報酬を得られる)することで入手できる仮想通貨のことで、こちらは価格変動があるため投資対象になり得ます。

今回急騰しているのは、もちろんLUNAですね。

LUNAでは最近、好材料が相次いでいます。

  • Columbus-3(最新アップグレード)が実施
  • タクシー支払いサービスでモンゴルに進出。モンゴルの法定通貨と1:1で結ばれたTerraでドライバーに支払いが可能に
  • 取引手数料がほぼ5倍に(0.11%から0.5%へ)

最後の取引手数料の高騰については「え?悪材料じゃないの?」と思いがちですが、取引手数料が増加しているのは、Terraの利用量(トランザクション)が増えているため。

つまり、普及が加速しているという意味で、むしろポジティブなのです。

しかも取引手数料が増加すると、ステーキング報酬が増えるため、コインを欲しがる投資家が増え買い圧力に繋がります。

では、今後については?

韓国に拠点を置くTerraは、シンガポールに進出予定。

しかもシンガポールの責任者には、自動車配車サービス「Uber」の元アジア太平洋地域の戦略責任者であるRahul Abrol氏が就任するとのこと。

こうしたことから、LUNAは個人的に注目しているプロジェクトの1つです。

「分散型ステーブルコイン」というTerraのコンセプトについても、

  • 中央集権的なステーブルコイン→テザー問題(裏付け資産の不正利用や、信用問題)のように管理企業による不祥事が起こりうる
  • Terra→管理企業が存在しないため、そのような不祥事は起こり得ない

というメリットがあるので、僕は時代の波に乗っていると評価しています!

本日のまとめ

  1. 楽天が「楽天ポイント→仮想通貨への交換」解禁!!BTCの保有者急増へ!?
  2. 仮想通貨Terra(テラ/LUNA)の将来性とは|ステーキング報酬UPで、今後上がる?

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!