仮想通貨THORChain (RUNE)の将来性とは|短期間で10倍に上昇も、今後さらに上がる?

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースと注目のコインをピックアップしてご紹介していきます。

まずは本日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は?→下落!

本日、ビットコインは90万円台で推移しており、ここ24時間で約2%下落

時価総額トップ10でも、多くの通貨が数%下落しています。

それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!

①ビットコイン底割れし80万円台へ転落…中国による仮想通貨「痛烈批判」が要因か

中国の国営テレビCCTC1は、有名番組「Focus Report(焦点訪談)」の中で仮想通貨を痛烈に批判。

中国が有力視している、「ブロックチェーン」と仮想通貨は違うと明確にし、

「(仮想通貨は)非合法的融資手段・未登録有価証券・金融詐欺・マルチ商法に該当する違法活動によるものだ」

と解説しました。

なおビットコインは執筆時点で約88.3万円で推移しており、24時間比で約4%の下落となっています。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

習近平国家主席による「ブロックチェーン推進発言」で、中国は仮想通貨に友好的になりつつあると思われていましたが、ここにきて手のひら返し。

ファンダ重視の投資家からするとたまったものではありませんが、中国は以前より仮想通貨への姿勢は一環しておらず「情緒不安定」なんですよねー。

なのでそういうものだと思ってドッシリ構えるのがいいですね。

今後については、言うことをコロコロ変えつつも、少しずつ仮想通貨を受け入れていくのではないでしょうか。

さて、本日の主なニュースをみていきましょう。

  • Visaが新たなブロックチェーンシステムを開発。個人情報の管理に活用へ
  • イランで「ガソリン値上げ」に踏切った政府に対する暴動が発生(資産の避難先として認知されつつあるビットコインの追い風か)
  • PayPalの元最高財務責任者Botha氏が、米大手銀行Bank of Americaから説明なしに「取引停止」の通告を受けたことがネット上で話題。「(勝手に停止ができない)ビットコインを買うべき」との意見が反響
  • 米大統領選に立候補するアンドリュー・ヤン氏が、「前向きな仮想通貨規制を公約」に選挙に臨むことが判明
  • BitwiseのビットコインETFが再審査へ

この中で特に注目するとすれば何か?

もう「耳たこ」だという人も多いでしょうが、やはりビットコインETFの再審査でしょう。

どうせ認可されない」という市場心理だけに、もしETFが認可された場合は非常に大きなサプライズとなり、10~20万円以上の高騰となる可能性があるでしょう!

②仮想通貨Request (リクエスト/REQ)、Makerの「新DAIトークン」対応で急騰中!

今月18日に0.0153ドルだった仮想通貨Request (リクエスト/REQ)は、19日(本日)には0.0184ドルに上昇。ここ24時間の上昇率は11%に達しています。

仮想通貨リクエストは、銀行やクレジットカードなどの中央集権的な決済サービスを使うことなく、決済(支払い)処理が可能なプラットフォーム。

ユーザーがリクエスト上で「請求書」を発行すると、それに基づきスマートコントラクト(契約機能)による自動処理が行われます。

またユーザーはリクエストを使うことで、銀行よりも決済にかかる送金手数料を削減したり、カード番号や口座番号などの個人情報を教えず決済できたりするメリットがあります。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

それでは、リクエストの急騰要因をみていきましょう。

  • トランザクション(取引)が60万ドルを突破(今月13日発表)
  • MakerDAOは、従来の仮想通貨DAIに加え、新しいDAIトークン(MCD)を発行。これを受けて、リクエストは新DAIへの対応を発表

前者については「利用が増加している」という分かりやすい好材料ですが、後者は少しややこしいですね。

説明すると、そもそもDAIとは、仮想通貨MakerDAOによる米ドル連動型ステーブルコインです。

ステーブルコイン(安定通貨)とは:
価値が一定で、価格変動がほとんどない仮想通貨のこと。利益確定の際や、相場下落時の避難先として保有される。米ドル価格に連動するUSDTやTUSDなどが安定通貨の代表例。

これまでの旧DAIは、イーサリアム(ETH)を担保とすることで米ドルへの連動性(1DAI=1ドル)を保っていました。

しかし誕生した新DAIトークンでは、ETHのみならず複数の仮想通貨を担保として使えようになります(まずはETHとBATに対応とのこと)。

新DAIと旧DAIは今後共存することになりますが、最終的には完全に新DAIに1本化される予定のようですね。

「DAI」は中央集権的ではないステーブルコインとしては最大のもの。

その新トークンにいち早く対応したことが、リクエストにとって大きな材料として評価されることになりました。

③仮想通貨THORChain (RUNE)の将来性とは|短期間で10倍に上昇も、今後さらに上がる?

当ブログが厳選する注目コインとして、今回は仮想通貨THORChain (RUNE)をご紹介します。

THORChainは、バイナンスの独自チェーン「Binance Chain」において、トークンスワップサービスを提供しているプロジェクトです。

トークンスワップとは、異なるブロックチェーン同士で仮想通貨を交換すること。

たとえばTHORChainは、リップル社が発行するXRPのバイナンス版トークン(XRPをバイナンスチェーンに持ち込んだミラー通貨)の「XRP-BF2と現物XRPのスワップ」を提供しているほか、XRP-BF2のステーキングに対応していることでも知られています。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

それでは、THORChainの注目ポイントをみていきましょう。

まずはそのチャート。

今年10月からすでに10倍に上昇しています!

この背景としては様々な理由が考えられますが、僕は、RUNEトークン流通量の80%がステーキングに回されている(上記ツイートの通り)ことが大きいのではないかと考えています。

ステーキングとは、ここではRUNEをガチホし、所定の場所に預けることで利息収入を得ることですね。

この割合が80%とは驚異的な割合であり、多くの投資家が「利息収入+長期的な値上がり益」を狙っていることから、ークンが売られにくい環境にあると言えるでしょう。

典型的な上昇トレンドを、王道にロングで波乗りするのがよさげですね!

出典:https://medium.com/thorchain/thorchain-listing-process-226f5b6810a8

また今後、THORChainは新しい仮想通貨の追加を検討しているとのこと。

こうした重要な情報は、公式ツイッターで「毎週の開発アップデート」としてこまめに報告されており、投資家としても好感できますね。

さらにTHORChainは、時価総額353位とまだ小さなプロジェクトで、上場している取引所も「バイナンスDEX」を除きBitMaxとBilaxyの2つの取引所のみ。

今後複数の取引所に上場してくる可能性を考えると、大化けも十分に考えられると見ています!

本日のまとめ

  1. ビットコイン底割れし80万円台へ転落…中国による仮想通貨「痛烈批判」が要因か
  2. 仮想通貨Request (リクエスト/REQ)、Makerの「新DAIトークン」対応で急騰中!
  3. 仮想通貨THORChain (RUNE)の将来性とは|短期間で10倍に上昇も、今後さらに上がる?

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!