仮想通貨トロンは詐欺!?「32億円持ち逃げ」のフェイクニュースが拡散【2019年7月9日】

仮想通貨ニュース
2019.07.09

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。

まずは本日の相場から確認していきましょう！

今日の相場は？→上昇！

本日、ビットコインは136万円台で推移しており、ここ24時間で約9%上昇。

時価総額トップ10でも、多くの通貨が数%上昇していますね。

時価総額トップ100｜急上昇ランキング！

ここ24時間でJapan Content Token (JCT)が約142%上昇。

店舗の予約チケットの販売と転売をブロックチェーンで実現するプロジェクトとして注目を集めていますね。

さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。

①仮想通貨トロンは詐欺!?「32億円持ち逃げ」のフェイクニュースが拡散

仮想通貨トロン（TRX）についての「フェイクニュース」が拡散しています。

トロンの名前を語る中国の「ハイプ投資」サイトWave Field Super Community（波场超级社区）が突如閉鎖され、ユーザーのTRX約32億円相当を持ち逃げしたとされています。

これを受けて、トロンによる詐欺と考えたユーザーがトロン中国オフィスに押しかけ、

「トロンは詐欺だ！！」

などと主張。

警察も出動する事態に発展しています。

阿部悠人の考察（重要度★★★）

阿部悠人

結論、

  • ハイプ投資サイトが32億円を持ち逃げ！←事実
  • トロンが詐欺を働いた！←フェイクニュース

ということですね。

ハイプ投資とは、「うちに仮想通貨を預けてくれたら、高額の利子を付けてお支払いしますよ」というもの。

あまりに条件がいいので目がくらんでしまいがちですが、、、残念ながら飛んでしまうことも多いんですよね（僕も被害経験あり）。

ですので僕からすると、「あー・・・やっぱり飛んだか。」って感じですね。

被害ユーザーの方はもちろん、詐欺サイトのせいで風評被害を受けた「トロン」が気の毒。

トロンが大きく下落しなかったのが、不幸中の幸いですね。

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✔億万長者ウォレット「プラストークン」関係者6名「持ち逃げ」で逮捕!?

②ビットコインが「138万円」に爆上げ!!テザー砲が炸裂か

仮想通貨ビットコインが急上昇中です。

ビットコイン1週間チャート

今月2日に約10000ドル（約108万円）で推移していたビットコインは、9日（本日）には約12700ドル（約138万円）を突破。

記事執筆時点の24時間の上昇率は、約10%に達しています。

このまま上昇を加速させ、6月27日に記録した高値「約149万円」を突破するのかに注目が集まっています。

阿部悠人の考察（重要度★★★）

阿部悠人

今回の上昇要因は何だったのか？

実は急騰の前、仮想通貨の大口移動を報告する「クジラアラート」が1億ドル（110億円相当）のUSDT発行を知らせていました。

USDTとは、米ドル連動型の「ステーブルコイン」のことですね。

ステーブルコイン（安定通貨）とは：
価値が一定で、価格変動がほとんどない仮想通貨のこと。利益確定の際や、相場下落時の避難先として保有される。米ドル価格に連動するUSDTやTUSDなどが安定通貨の代表例。

USDTは、ズバリ「ビットコインを買うための元手」として利用されます。

このことから、BTCの買い需要が示唆されて値上がりに繋がったと考えられますね。

リップル（XRP）の日足では「ゴールデンクロス」が完了していますし、これから仮想通貨は面白くなってきそうです！

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✔リップル（XRP）、2017年バブル以来初となる「ゴールデンクロス」観測

③シンガポールで仮想通貨の消費税「免税」の動き

シンガポール政府が仮想通貨取引に関する消費税を「免税」にする草案を公開しました。

上記の草案では、決済手段として使われる仮想通貨を「デジタル・ペイメント・トークン」と定義。

該当する仮想通貨の一例として、

  1. ビットコイン（BTC）
  2. イーサリアム（ETH）
  3. ライトコイン（LTC）
  4. ダッシュ（DASH）
  5. モネロ（XMR）
  6. リップル（XRP）
  7. ジーキャッシュ（ZEC）

などを挙げています。

法案が可決されれば、2020年1月より、上記の仮想通貨の消費税が免税扱いとなります。

阿部悠人の考察（重要度★★★）

阿部悠人

日本でも「仮想通貨の税金を安く！」という動きが、藤巻健史さんを中心として巻き起こっていますね。

前回の記事では、そのことが仮想通貨の上昇要因になることもご紹介しました。

同じ意味で、上記シンガポールの草案が可決されれば、仮想通貨の上昇が期待できます。

特にシンガポールの草案は「消費税」が対象。

なので、より仮想通貨が決済に使われやすくなり、「実需増加」が期待できるでしょう。

合わせて読みたい

✔藤巻健史議員、参議選へ向けた「4つの約束」を公開

④老後2000万円問題、今から1BTC持っておけば全部解決!?

仮想通貨トレーダーのポイン氏は8日、公式ツイッターに以下のように投稿。

「2000万円問題の件で週刊誌から取材受けたので『結論としては20年後くらいにはビットコイン2000万にはなると思うので1BTC持っておけば老後は大丈夫ですよ』と伝えましたが見事に本誌ではカットされてました(白目)」

さらに、「2100万枚しか発行されないビットコイン＝どう頑張っても最大2100万人しか1BTC持てないですからね。ここから先は信じるかどうかの話。」と述べ、改めて自身の仮想通貨に対する考え方を示しました。

阿部悠人の考察（重要度★★）

阿部悠人

週刊誌さんが大人の事情で書けなかったようなので、僕からも言わせてもらうと、、、

「20年後に1BTC=2000万円なら十分過ぎるくらい可能性アリ」です！

むしろ20年というか、5年くらいでも期待値はありますよ。

考えてもみると、5年前のビットコインは5万円くらいですからね。

最高値ベースではすでに約50倍を達成しています。

この増加ペースが維持されれば2000万円どころか・・・ゴクリ・・・。

ちなみに、BTCドミナンス（シェア率）が今年の最高64%を記録しています！！

今後はどれだけBTCを多く集めるかが、重要となるかもしれませんね！

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✔ロングチャートで見る！ビットコインは本当にバブルなのか！？

【月曜日は130万円の壁をブレイク！150万円を目指す展開に！？】

前日のBTCは安値から高値までおよそ12万円程度大きく上昇しました。

この上昇で節目として注目されていた先週の高値130万円を超えたことにより、ここから買いが入ってきやすい状況となります。

週足で確認すると、先週の高値を現在は上回って陽線となっています。

次は1499852を超えられるかどうかが焦点となりそうです。

それではデイトレポイントの解説です。

一時間足では連続して大きな陽線が発生しており、20SMAも角度がついた右上がりになっています。

すぐに買いたいところではありますが、現在は①06/29高値に差し掛かっており、従ってここからは一旦売り注文や買いの利確が入る可能性も高いので、まずは押し目を待ちます。

売りは見送りか、①で一時間足陽線始値を陰線終値が割って確定したタイミングで逆張りショート、SMA20か②レジサポを利確の目標にします。

買いは、同じくSMA20から②までを目安に、直前の一時間足陰線の始値を陽線終値で超えた場合にロング、①で決済か高値更新を狙ってホールドします。

次はスイングポイントです。

四時間足ではMACDで買いサインが点灯していますが、現在は高値圏で推移している状況なので、買いのポイントまで下がってくるのを待ちます。

買いのポイントとしては②か、三角保ち合い時のサポートとして機能していたラインの③暫定トレンドラインが目安になります。

②か③まで価格が戻ってきてから、四時間足で陽線が確定したタイミングでロング、150万円を目指します。

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本日のまとめ

  1. 仮想通貨トロンは詐欺!?「32億円持ち逃げ」のフェイクニュースが拡散
  2. ビットコインが「138万円」に爆上げ!!テザー砲が炸裂か
  3. シンガポールで仮想通貨の消費税「免税」の動き
  4. 老後2000万円問題、今から1BTC持っておけば全部解決!?

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした！