こんにちは、阿部です。
TRONの価格が急上昇しており、投資家の注目を集めています。
時価総額も9位(2018年5月24日現在)とかなり目立つように。
この要因はどこにあるのでしょうか?
考えられる2つの上昇要因「メインネット移行」「Justin Sun氏のツイート」をそれぞれご紹介していきたいと思います!
メインネット移行が最大の好材料
TRONはメインネットへ移行することが、すでに公式サイトなどで発表されています。
そしてメインネット移行が投資家に好意的に受け入れられ、価格の上昇に繋がっているのです。
そもそもメインネット移行とはどのようなものなのでしょうか?
TRONはこれまで、イーサリアム上で発行されているトークンとして存在していましたが、イーサリアムを離脱し、独自のネットワークで稼働させていく方針です。
これがメインネットへの移行です。
6月21日~25日に移行予定 対策は?
イーサリアムネットからメインネットへの移行の時期は、2018年6月21日~25日の予定です。
そして、それに付随する情報として以下の重要な点が挙げられます。
- 6月21日~25日の間、TRX(TRON)を取引所から引き出すことはできない
- 6月25日はTRXの取引所からの引き出しに加え、TRXの預金を行うこともできない
- ウォレットにTRXを保管している場合、6月21日~25日までにメインネット移行に対応している取引所へ移動させる必要がある(そうすることで、自動的にメインネットに切り替わる)
- 前後日である6月20日および6月26日は通常どおりTRXを利用することができる
上記のとおり、ご自身で登録されたウォレットにTRONを保管している場合、そのままにしておくとメインネットに切り替わってくれません。
MyEtherWalletやMetaMaskなどのウォレットに保管したまま6月25日が過ぎても、TRONに問い合わせれば交換してもらえるそうですが、これは手間と時間がかかりそうな予感がします。
もっとも簡単なのは取引所に送金しておくことでしょう。
創始者Justin Sun氏のツイートも上昇要因
TRONの高騰理由にお話を戻しましょう。
上記のメインネット移行のほか、Justin Sun氏のTwitter投稿も重要な材料となっています。
もちろんメインネットへの移行が最大な材料ではありますが、TRONの創始者Justin Sun氏も、最近の高騰相場を作り上げている要因です。
創始者や開発者のTwitter発言が相場に影響するのは、他の通貨でも見られる特徴ではありますが、TRONの場合そうした傾向がより強くなっています。
Twitter投稿は頻度が高いので投資家の目に触れる機会も多いですし、その投稿内容も今後の値上がりにさも自信ありげな様子なので、「TRONは騰がる!」と思う投資家も多いです。
ただし、こうしたTwitter発言は「誇張広告」であると一部で非難されていますし、事実、そうした傾向がありますので冷静に受け止めましょう。
TRONは現在、時価総額ランキング9位で推移
TRONの時価総額は2018年5月24日現在、第9位にランクインしていますね。
メインネット移行を中心とした材料により、勢いを増しています。
現在の状況について投資家のなかには、「以前の水準まで下がることはない」とする強気派も多いのですが、いざメインネット移行が始まってみるとそれほどでもなかったというケースも考えられるので慎重にいきたいですね。
感情的に判断するのではなく、事実だけを材料として見ていくように心がけましょう!