ツイッターが仮想通貨・ICOの詐欺対策へ

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

近年、仮想通貨やICO関連の詐欺が増加してきています。

だまされないよう警戒しながらICOに参加している投資家や、不安が原因で投資を始められないという方もいるかもしれませんね。

こういった状況を受けて先日、ツイッター(Twitter)も仮想通貨関連の詐欺対策をスタートさせました。

規制のニュースを聞くたび、「やはり仮想通貨って怖いの?」と思ってしまいますが、必ずしもそういうわけではないのですよ!ということについて解説していきたいと思います。

仮想通貨=詐欺?

フェイスブックに続き、ツイッターが仮想通貨の詐欺対策をスタートさせます。

「必ず儲かる」などといい、自らが発行した新規コインをICOで購入させるなどの詐欺行為が目立っています。

そもそも、こうした行為が詐欺かどうかの線引きは、「お金をだまし取ろうとする意思があったか」が関係しています。

こういうあいまいな線引きをうまく利用し、価値のないコインを、値上がりしないと分かって投資させるのです。

本当に、絶対許されないことですよね。

先日、こういった傾向が強くなっていることを受けツイッターが対策をスタートさせることが分かりました。

これまで、すでにフェイスブック(Facebook)ICOの広告禁止などの対策を実施しており、ツイッターもそれに続きました。

大手SNSサービスが2つも仮想通貨関連を規制すると、「やっぱり仮想通貨って怖いんだ」といった間違ったイメージが生まれます。

たとえば、「仮想通貨=詐欺」のようなイメージが広がってしまうのではないかなと、個人的に心配しています。

もちろんこれは、まったくの誤解。

それについて、どのようなことなのか解説したいと思います。

仮想通貨に投資すること自体が危険ではない

ツイッターなどが仮想通貨関連を規制するのは、ビットコインなどのすでに存在する仮想通貨や、ICOへの投資が危険だからではありません。

大半の仮想通貨やICOについては(株やFXのように値下がりリスクはありますが)詐欺のリスクとは無縁です。

僕が運営しているコミュニティでも話題となるのはこういった健全な仮想通貨やICOばかり。

詐欺を見抜くための情報交換もおこなっています。

では仮想通貨における詐欺とはどういうものかというと、目立つのは“自らが発行した価値のないコインを買わせる”というもの。

自らが発行した」という部分がポイントで、他人が発行した仮想通貨を買わせても1円も入ってこないので、自らが発行したコインをICOなどで買わせるのです。

そのため詐欺コインを避ける場合、「すでに存在する仮想通貨に投資する」もしくは「本人が発行した可能性のあるコインは買わない」ことが効果的。

このように、投資対象に一定のフィルター(基準)を通した上で判断しましょう。

仮想通貨=詐欺」のようなイメージも一部ではありますが、仮想通貨に深く関わっていくと、「以外としっかりしているな」と思えるコインがほとんどだという印象です。

詐欺撲滅のための規制は投資家にとってプラス

仮想通貨やICOが、ツイッターやフェイスブックで規制されることは、仮想通貨の値動きにとってプラスに働くと個人的に考えています。

短期的にはマイナス要因となることもありますが、長期的には仮想通貨の詐欺が減少し、誰にとっても安心して投資できる投資対象へと変わっていくことで投資家が戻ってきてくれることでしょう。

同じ理由で近年、一部の国で仮想通貨を「規制」しようという動きがありますが、それによって「仮想通貨はもう終わった」と片付けられるものでもありません。

便利なものは一時的に衰えても、しばらくすれば必ず普及してくるというものが歴史ではないでしょうか。

ツイッターやフェイスブック規制についても同じ。

やみくもに反応するのではなく、長い目でじっくりと見ることが大切となります。

ツイッター規制の背景を正しく理解しよう

ここまで、ツイッターでの仮想通貨の規制ニュースについて、個人的な見解を交えながらお話してきました。

ツイッターの詐欺対策で、仮想通貨=詐欺ではないかと心配されている方、よくないイメージをお持ちの方は、上述のように少し肩の力を抜いてじっくりと向き合っていくとよいでしょう。

もしくは、少額ずつ投資をはじめて、「これは大丈夫」と実感できたら金額を増やす方法も、不安を軽減するための賢いやりかたです。

情報収集されていた方は、当記事をぜひ参考にしてみてください!