こんにちは、阿部です。
今日の気になる仮想通貨ニュースをまとめてチェックしていくこのコーナー。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
2018年8月7日の仮想通貨相場は→小幅下落!
ビットコインは1BTC/80万円を回復できず、24時間比マイナス2%の76万円で推移しています。
そのほか、時価総額トップ10の通貨のほとんどが小幅のマイナスとなっています。
そんななか、MOAC (MOAC)が13%も上昇しています。
MOAC (MOAC)はNetEaseとの協力契約を行ったと発表していて、それが値上がりに繋がっていますね。
それでは本日の主な仮想通貨最新ニュースを詳しく見ていきましょう。
①VeChain (VET)がドコモ5Gオープンパートナープログラム参加
VeChainがNTTdocomoの5G(通信規格)パートナーに選ばれました!!
すげー!!https://t.co/QyDH9PghRb pic.twitter.com/xjEYC1OMZU
— RocketCrypto@情報配信 (@269rocketcrypto) 2018年8月5日
VeChain (VET)は時価総額ランキング20位の比較的大きな仮想通貨。
同通貨はこのたび、ドコモの「第5世代移動通信方式(5G)オープンパートナープログラム」に参加することを発表しました!
VeChain (VET)はすでにBMWなど大手企業とも提携していて、IoT(あらゆるモノをインターネットに繋ぐ)の普及を目的とした通貨です。
価格影響度★★★★☆ 情報信憑性★★★★☆
「5G」といえば、現在の通信方式の「4G」の次に普及する次世代のデータ通信方式として知られていて、大容量かつ高速の通信が特徴です。
VeChain (VET)のビジョンであるIoTを加速させるためには高速通信が欠かせませんので、5Gオープンパートナープログラムへの参加は、成功のための大きな一歩になりますね!
②取引所OKExが顧客の損失カバーできず別の投資家に補填を求める!?
大口が証拠金を超えてロスカット→OKEX取引所の負担に→わしは払わん!お前らの利益から盗みます
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— 越前 (@taraba777) 2018年8月6日
大手取引所OKExは、大口顧客がレバレッジ20倍の取引(合計ポジション約460億円)で発生させた損失をカバーできず、別の投資家にリターンで穴埋めさせる「Socialized clawback」を実行しました。
これにより、リターンを穴埋めさせられた投資家を含む多くのトレーダーから非難されています。
価格影響度★★★★☆ 情報信憑性★★★★★
そもそもなぜトレーダーの損失がOKExの損失になるのでしょうか?
これはレバレッジ(証拠金取引)を用いているからで、取引所がトレーダーにお金を貸していることから、トレーダーと投資家が運命共同体のようになっているのです。
別の投資家がリターンで補填する「Socialized clawback」は、OKExのポリシーのあらかじめ明記されていたとはいえ…どうなの?
という感じですね。
③スタバ「ビットコイン(BTC)でコーヒーを売る計画はない」と仮想通貨決済を否定
●今日の #仮想通貨記事ピックアップ
・JPモルガンCEO「ブロックチェーン利用していく」、仮想通貨にはノーコメント https://t.co/I3hByWALFJ
・テックビューロ「国内でのICOは困難」 https://t.co/ldnkX1B9Te
・「BTCで買えません」、スタバ広報が仮想通貨支払を否定 https://t.co/i0ctod8N4k— コインテレグラフ@仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年8月6日
先日、ニューヨーク証券取引所の親会社が、スターバックスやマイクロソフトなどと手を組み、Bakktという新会社を設立することを発表。
Bakktを通じて新たな取引プラットフォームを作る計画が報じられ、大きなニュースとなりました。
このことから
「スターバックスにてビットコイン(BTC)でコーヒーが買えるようになるだろう」
という憶測が飛び交いましたが、スタバは否定しましたね。
価格影響度★★☆☆☆ 情報信憑性★★★★☆
仮想通貨業界では「噂」と「真実」がよくわからなくなってしまうことがあります。
今回のスタバのBTC決算導入も、「ブルームバーグ」や「CNBC」という権威あるニュースメディアが報じていたので信じてしまう人は多かったですね。
今回は先送りとなりましたが、またの仮想通貨決済導入を期待しましょう!
④COMSA、日本での新規ICOプロジェクトを当面見送る方針へ
テックビューロ、日本での「COMSA」新規ICOプロジェクトは情勢を鑑み当面見送りへhttps://t.co/T0ajJTo7Rj
>日本国内において適法・適切にソリューション事業を行うためにはこれらの議論を待つ必要があると考え、当面の間、国内における新規ICOプロジェクトは困難であると考えております— bitpress(ビットプレス) (@bitpress) 2018年8月6日
国内取引所Zaifなどを運営するテックビューロ株式会社が発表する「COMSA」の新規ICOプロジェクトが見送りとなりました。
具体的に見送りとなるのは「COMSA −実ビジネスのブロックチェーン導入を支援するICOソリューション− ホワイトペーパー Rev.1.3」に書かれた、「COMSAのICOトークンセール基盤プラットフォームの開発」ですね。
価格影響度★★★★★ 情報信憑性★★★★☆
日本でICOを行うのは違法だといわれることがありますが、違法ではありません。
テックビューロは「仮想通貨交換業者」で金融庁に登録されているので、ICOにかかわる事業をおこなう権利はあるのですね。
しかし日本のICOが規制によって締め付けられているので、当面は盛り上がらないと見ての決断でしょう。
もともと下落トレンドのCOMSAですが、さらに値下がりしてしまいました…。
2018年8月7日のまとめ
- ①VeChain (VET)がドコモ5Gオープンパートナープログラムに参加!
- ②OKExが顧客の損失カバーできず別の投資家に補填を求める!?
- ③スタバ「BTCでコーヒーを売る計画はない」と仮想通貨決済を否定
- ④COMSA、日本での新規ICOプロジェクトを当面見送る方針へ
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!