こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→横ばい
本日、ビットコインは87万円台で推移しており、ここ24時間の値動きはほぼなし。
時価総額トップ10でも、目立った値動きはありませんね。
時価総額トップ100|急上昇ランキング!
ここ24時間でORBSが約12%上昇。
イーサリアムの弱点克服に成功した、分散型アプリケーションの仮想通貨として注目度がUPしていますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①10月までにモネロを買え!?アルゴリズム「ランダムX」への切り替えが発表
仮想通貨モネロ、10月に新たなPoWアルゴリズム「ランダムX」への切り替えを計画
仮想通貨・ビットコインのニュースサイト|コインテレグラフ ジャパンhttps://t.co/60lyD7Qavo#ビットコイン #仮想通貨 #リップル— コイン速報🚀🌕 (@coisoku) 2019年5月26日
時価総額13位の仮想通貨モネロ(XMR)が、現在のアルゴリズムであるPoW(プルーフ・オブ・ワーク)からランダムX(RandomX)へと、今年10月に移行する計画であることが分かりました。
ランダムXは、マイニングする人に対し2GBを超えるメモリーの割り当てを要求することで、クリプトジャッキングなどの不正なマイニングを防止できるとされています。
その移行については、「市場価格の上昇要因となる」として注目が集まっています。
似たような例としては、イーサリアムがPoWからPoS(プルーフ・オブ・ステーク)への移行を計画しており、同じく値上がり要因として期待されています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②バイナンス証拠金取引の「通貨ペア」が判明!リップルなど5通貨
Binanceのマージン取引がベータ版で確認可能。
取引ペアはこんな感じか。
BNB/BTC
BNB/USDT
BTC/USDT
ETH/BTC
ETH/USDT
TRX/BTC
TRX/USDT
XRP/BTC
XRP/USDT pic.twitter.com/lOp7GybQh4— DEG(デグ) (@DEG_2020) 2019年5月25日
世界最大の仮想通貨取引所バイナンス(Binance)が、証拠金取引(レバレッジ取引)の開始を正式に認めました。
そんな中、バイナンスで証拠金取引のベータ版が公開され、対応する通貨ペアの一覧も明らかとなりました。
その詳細は下記のとおりです。
- BNB(バイナンスコイン)/BTC(ビットコイン)
- BNB/USDT(テザー)
- BTC/USDT
- ETH(イーサリアム)/BTC
- ETH/USDT
- TRX(トロン)/BTC
- TRX/USDT
- XRP(リップル)/BTC
- XRP/USDT
阿部悠人の考察(重要度★★★)
いよいよですね!
通貨ペアで見ると分かりにくいですが、要は、ビットコイン、バイナンスコイン、イーサリアム、トロン、リップルの5通貨です。(USDTは米ドル価格に連動するコイン)。
特に、バイナンスコイン(BNB)のレバレッジ取引は新鮮なので、盛り上がりそうです。
もともと世界最大のバイナンスですから、ここに証拠金取引が加われば、もはや絶対に欠かせない取引所となりますね。
まだ登録がお済みでない方は、ぜひ下記よりどうぞ!
③ビットコインキャッシュ(BCH)で51%攻撃が発生!?
51%攻撃騒いでる人がいるけど
あれは防御。ビットコインのネットワークを攻撃やバグから守る為にマイナーと開発者が協力し合意的に分岐を行ってチェーンを守る事は今迄に何回もあった。https://t.co/lsGkH1FZkP— Pluton《緩》 (@23pluton) 2019年5月25日
ビットコインキャッシュにて5月15日、マイナーによる51%攻撃が実施されたことが判明しました。
事の発端は、BCHの弱点を突いた不正なトランザクション(=取引)が追加されていたこと。
これを受け、51%攻撃によって不正なトランザクションを無効とする措置が取られました。
仮想通貨のポッドキャストで司会を務めるGuy Swann氏は、
「ビットコインキャッシュが『非中央集権で検閲耐性を備えたお金』ではないことを証明した。」
と、痛烈に批判しています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
そもそも51%攻撃とは、悪意を持ったマイナーが過半数のマイニング能力を支配し、「二重払い(コインの使い回し)」で利益を得ることを言います。
しかし上記の51%攻撃は、不正なトランザクションを無効とするために行われた、ある意味「善意の攻撃」ですね。
とはいえ、仮想通貨の記録を人工的にねじ曲げることになるので、こうした対応には賛否両論ありますが、、、
少なくとも「ヤバい感じの51%攻撃を受けたわけじゃない」のでご安心を!
事実、ビットコインキャッシュ価格にも大きな変動は見られていませんね。
④取引所ビットメックス「IEOは長期的に衰退する」と主張
「”C”と”E”を交換」仮想通貨取引所ビットメックス、IEOの長期的な成功に懐疑的https://t.co/0vjApYmP4o
— コインテレグラフ⚡️ 仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年5月25日
仮想通貨取引所BitMEX(ビットメックス)のCEOアーサー・ヘイズ氏が、取引所内で実施されるICO、通称「IEO」を批判しています。
ヘイズ氏はIEOについて、
「ICOは、最近は汚い言葉になっているから代わりにIEOと呼ぼう」
と表現し、痛烈に批判。
IEOは、いずれICOの二の舞いとなり、長期的には衰退すると主張しました。
阿部悠人の考察(重要度★★)
IEO市場では、バイナンスの「ローンチパッド」が人気となるなど、大変な盛り上がりを見せています。
これを見て、フォビやビットフィネックスなども追随しIEOに参入しようとしていますね。
そんなライバルの躍進に、ビットメックスさんが「妬んでいる」ようにも聞こえなくはないですが・・・笑
まあ、もし例えIEOが長期的に衰退したとしても、盛り上がっている間は参加し、オイシイ思いをすればいいんじゃないでしょうか?
それが投資というものだと思いますよ!
本日のまとめ
- 10月までにモネロを買え!?アルゴリズム「ランダムX」への切り替えが発表
- バイナンス証拠金取引の「通貨ペア」が判明!リップルなど5通貨
- ビットコインキャッシュ(BCH)で51%攻撃が発生!?
- 取引所ビットメックス「IEOは長期的に衰退する」と主張
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
モネロのPoWアルゴリズムは、これまで問題なく機能してきました。
じゃあ、なぜランダムXに移行するのかというと、、、
モネロは一部のマイナーにマイニング比率が偏らないようにする仕組み「ASIC耐性」を実装しており、この際のモネロ開発者の関与が大きいことから「中央集権的だ」と非難されてきました。
「中央集権的」というのは、一部の人々が権力が集中しすぎているということですね。
そこでモネロは、PoWからランダムXに移行すれば、より非中央集権的な仕組みに近づけられることに着目し、移行を決断しました。
難しいことはさておき、アップデートや仕様変更は定番の上昇要因ですので、覚えておいて損はありませんよ!