こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう。
本日の相場は?→下落!
ビットコインはしばらく63万円代で推移していましたが、今日の9時ごろから下落を始め、最大で58万円まで下落。
現在も更に下を試している状況です。
時価総額トップ10通貨でも、ほぼ全ての通貨が5~10%下落しています。
こちらは時価総額トップ100の急上昇ランキングです。
ここ24時間でFactom (FCT)が約41%上昇。
マイクロソフトとの提携が発表され、急騰に繋がっています(後述)。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう!
①リップル(XRP)、最大手取引所「バイナンス」で基軸通貨に採用か!?
The xrp base shill is strong. Let’s get it out of your system, and put all your shills under this one tweet, and let’s see how much we get. https://t.co/usiISCtuSj
— CZ Binance (@cz_binance) 2018年11月18日
世界最大の取引所バイナンス(Binance)で、リップル(XRP)が「基軸通貨」に採用される可能性が浮上しました。
バイナンスのCEOであるCZ氏は18日、自身の公式ツイッターアカウントに以下のように投稿。
「XRP(リップル)を基軸通貨にしてほしいとの声が強まっている。その声をここに集めてほしい。どれぐらい集まるか見てみよう。」
以前よりツイッターでは「リップルを基軸通貨に」との要望が強くなっているため、CZ氏はその可能性を探っていると見られます。
基軸通貨とは:
取引所でベースとなる通貨のこと。たとえば国内の取引所では日本円を元手として複数の仮想通貨が購入できる。これは、日本円が基軸通貨に採用されているからである。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②取引所フォビ(Huobi)が「ABC」を正式なビットコインキャッシュと見なす
Huobi、Bitcoin ABCをBitcoin Cashの後継と発表 – https://t.co/Mhg65ecDqf #速報
— BTCNビットコインニュース (@btcnews_jp) 2018年11月19日
世界第3位の取引量を誇る取引所フォビ(Huobi)は、ビットコインキャッシュの分裂騒動に際して、「SV」ではなく「ABC」を正式なビットコインキャッシュとして見なすと発表。
「ABC」価格について「BCH(ビットコインキャッシュ)」を適用し、SVについては別通貨「BSV」として売買できるようにします。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
「自分こそ正式なビットコインキャッシュだ!」とばかりに、ABCとSV両者は互いに譲ってこなかったわけですが、これでパワーバランスはABCに傾きましたね。
実際、マイニングの計算能力である「ハッシュパワー」もABC優勢です。
さて、バイナンスなど他の大手取引所では、どちらを本流のBCHと見なすか、まだ迷っています。
しかし、フォビが「ABC」を採用したことで、他の取引所の判断もABCに偏り出す可能性が高くなってきました。
ABC派にとっては、大きな好材料といえるでしょう!
③ブルームバーグ「ビットコインは1500ドル(約17万円)になる」と予測
ブルームバーグのアナリスト、「仮想通貨ビットコインはもはや退屈ではなく」価格は1500ドルに向かうと発言https://t.co/OT49sMqhfD
— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年11月19日
ビットコインキャッシュの分裂騒動で、ビットコインは15日、一時期60万円を割り込むまでに下落。
仮想通貨市場全体が大きく下落する中、著名な投資家・有識者は今後をどのように予測しているのでしょうか?
有名経済メディアブルームバーグのアナリスト、マイク・マクグローン氏は、
「ビットコインはもはや退屈ではない」
「ビットコインはさらに70%下落し1500ドル(約17万円)地点まで落ち込む可能性がある」
と記事で結論づけています。
阿部悠人の考察(重要度★★)
今の段階で17万円までの下落は想定していません。
仮想通貨業界の有識者のTom Lee氏は、ビットコインの2018年末の価格予測を約280万円から170万円に下方修正。
これでも「高すぎる」と感じるかもしれませんが、まだこちらのほうが現実味があるでしょう。
さて、さまざまな価格予測がされていますが、1つ確実なのは、ボラティリティ(価格変動)が激しくなっているということです。
短期トレード向きの相場なので、今は目先の価格に付いていくだけでも、十分な利益が狙えますよ!
④仮想通貨ファクトム(Factom/FCT)、なんとマイクロソフトと提携!
仮想通貨Factom(ファクトム/FCT)がマイクロソフトと提携へ!#ニュース #取引所 #仮想通貨 #暗号通貨 #Factom #FCT #ファクトム #Microsoft #マイクロソフト #Azure #ブロックチェーン #Equator #住宅ローン #書類 #テクノロジーhttps://t.co/eIUj4TzNvg
— BITDAYS@仮想通貨ニュースメディア (@bitdays_jp) 2018年11月19日
時価総額68位のファクトム(FCT)が、世界的IT企業マイクロソフトと提携することが明らかとなりました。
これを受けて、FCTは急騰。
18日の6ドル台前半から、19日には約9ドルまで価格を伸ばしました。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
マイクロソフトについては、もやは説明は不要でしょう。
世界3位の時価総額を誇る、超巨大IT企業ですね。
提携の詳細はまだ不明ですが、今年11月29日にスイスで実施されるミートアップにて、提携についてFactomのプロジェクトリーダーから説明があるようです。
29日までは期待感から値上がりする可能性が高いと見るのがセオリーです!
明日のビットコイン相場
ビットコインの下げ止まりポイントとしては、去年の9月1日に付けた55万円付近が、一つ意識される節目になるかと思います。
55万円までは特に意識される節目がない状態なので、まだもうしばらくは下落する余地があります。
ここで底を付けて大きく反発してくれれば良いですが、もし突破してしまうと次は40万円代も見えてきてしまいます。
何とか50万円代で踏みとどまってほしい所ですね。
節目
相場が反転しやすい価格帯のこと。過去の高値や安値、しばらく価格が持ち合った水準が節目となりやすい。
本日のまとめ
- ①リップル(XRP)、最大手取引所「バイナンス」で基軸通貨に採用か!?
- ②取引所フォビ(Huobi)が「ABC」を正式なビットコインキャッシュと見なす
- ③ブルームバーグ「ビットコインは1500ドル(約17万円)になる」と予測
- ④仮想通貨ファクトム(Factom/FCT)、なんとマイクロソフトと提携!
- ⑤明日はビットコイン下落!
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
リップルがバイナンスの基軸通貨として採用されたら、非常に大きな材料です!
バイナンスにて、あらゆる通貨がリップルを元手に買えるようになるため、リップル購入が促進されるからです。
加えて、バイナンスを参考にして、他の取引所でもリップル基軸化の動きが拡大することでしょう。
またリップルは今月、名門大学MITやマスターカードなどが支援するSendFriend社により、リップルの送金システム「xRapid」が電撃採用されています。
ビットコインキャッシュの分裂騒動がなければ、さらに大きく高騰している可能性もありますが、相場全体の上昇トレンド復帰時に急騰の可能性を残している今の地合いも歓迎すべきでしょう!