リップル(XRP)約1.5倍に急騰!!ニューヨーク州でXRP取引が解禁される【2019年5月15日】

仮想通貨ニュース

こんにちは、阿部です。

本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。

まずは本日の相場から確認していきましょう!

今日の相場は?→上昇!

本日、ビットコインは86万円台で推移しており、ここ24時間で約3%下落!

時価総額トップ10では、イーサリアム(ETH)が約8%も上昇しています。

時価総額トップ100|急上昇ランキング!

ここ24時間でProject Pai (PAI)が約22%上昇。

アプリ「PAI News」がConsensus 2019というイベントで紹介され、注目度が上昇していますね。

さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。

①リップル(XRP)約1.5倍に急騰!!ニューヨーク州でXRP取引が解禁される

仮想通貨リップルが、24時間比で10%以上も大幅上昇。

2019年初以来の最高値も更新しました。

リップル1週間チャート

今月13日0.31ドルだったリップルは、15日に0.43ドルまで上昇し、1.5倍弱上昇

この要因として挙げられるのは、以下の2点です。

  1. 取引所コインベースのリップルが、ニューヨーク州で取引可能になった
  2. リップルのETNが、ドイツ2位の証券取引所へ上場した

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

特に大きな値上がり要因となったのは、「①コインベースリップルが、ニューヨーク州で取引可能になった」ことですね。

そもそも、ニューヨーク州は仮想通貨の規制がトップクラスに厳しいです。

そのため、コインベースはそれに配慮し、ニューヨーク州でのリップル取引を対象外としていたんですね

それが今回解禁されたということで、上昇に繋がりました。

「それだけで?」と思う方も多いかも知れませんが、

  • コインベースは、アメリカ最大の仮想通貨取引所
  • ニューヨーク州は、仮想通貨取引が盛んなアメリカの中心地

なので、リップルへの追い風は大きいですよ!

なお、もう1つの要因リップルのETNがドイツ2位の証券取引所へ上場したことについては、下記をご覧ください!

②韓国のビッサム、日本円対応でレバレッジ100倍の取引サービスを開始か

韓国の仮想通貨取引所Bithumb(ビッサム)が、「Bithumb Global」のベータ版をリリースしたことが分かりました。

Bithumb Globalは、

  • 日本円や米ドルを含む6種類の法定通貨ペアが取引できる
  • 最大レバレッジ100倍の証拠金取引が可能

などを特色とした、Bithumbの国際版サービスとなっています。

阿部悠人の考察(重要度★★★)

阿部悠人

ベータ版(テスト版)がリリースされたので、正式版も間もなくですね。

ハイレバレッジ対応の取引所が増えることで、市場が活性化され、さらなる価格上昇に繋がりそうです。

ところで、「レバレッジ100倍」と言えば、ビットメックス(BitMEX)が思い浮かびますよね。

ビットメックスは、過去最高の取引量を更新するなどの人気ぶり。

なので、Bithumbも類似サービスをぶっ込んできましたね。

ただ、総合的なスペック(信頼性や通貨数)などは、まだビットメックスが数段上なので、新規参入するならビットメックスが安定ですね。

③米有名経済メディアCNBC、「BTCは安全資産」と認める

アメリカの有名経済メディアCNBCが、ビットコインを「安全資産」と認めました。

「メインストリームのマーケット(株式市場など)が崩壊する中、相関性がないビットコインが安全資産として本領を発揮している

米国と中国が、互いに輸入品に対する関税を引き上げる「米中貿易戦争」の真っ只中にある今、「安全資産」としてビットコイン評価されている現状があります。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

「仮想通貨メディア」だけではなく「経済メディア」も、ビットコインを安全資産と認めましたね。

そもそも、なぜ今「安全資産」であるビットコインが買われているのか?それは、

  1. 米中貿易戦争が激化していることから、投資家が株の保有に危機感を持ち始めている
  2. そのため、特定の国の経済状況に依存しない「ビットコイン」に資産を避難させている
  3. 結果として、株が下落し、ビットコインが上昇している

という背景があるからです。

仮想通貨が「安全資産」と広く認められれば、ビットコインに否定的な投資家すら、その「価値」を認めざるを得なくなるでしょう。

④BitWise社の「ビットコインETF」可否判断、SECが「延期」発表

アメリカ証券取引所委員会(SEC)が、「BitWise社」の申請したETFの可否判断を8月14日まで延期すると発表しました。

なお、最有力候補である「VanEck社」のビットコインETFは、今月21日が可否判断となっています。

ETFとは:
投資信託の一種であり、取引所にて市場価格で売買されるもの。株式、債券などの投資対象がコンセプトに合わせて組み込まれる。最近では、ビットコインETFなど、仮想通貨を組み入れ資産としたETFも注目されている。日本語で「上場投資信託」。

阿部悠人の考察(重要度★★)

阿部悠人

やはりというべきか・・・延期されてしまいましたね。

とはいえ、市場は「どうぜ延期だろう」と織り込み済みであったため、ビットコインの下落はありませんでした。

もちろん、承認されればビットコインの大幅上昇に繋がったことでしょう。

つまりビットコインETFは「上がることはあっても下がることはない」イベントと化してきていますね笑

本日のまとめ

  1. リップル(XRP)約1.5倍に急騰!!ニューヨーク州でXRP取引が解禁される
  2. 韓国のビッサム、日本円対応でレバレッジ100倍の取引サービスを開始か
  3. 米有名経済メディアCNBC、「BTCは安全資産」と認める
  4. BitWise社の「ビットコインETF」可否判断、SECが「延期」発表

以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!