こんにちは、阿部です。
本日も気になる仮想通貨最新ニュースをピックアップしてご紹介していきます。
まずは本日の相場から確認していきましょう!
今日の相場は?→上昇!
本日、ビットコインは86万円台で推移しており、ここ24時間で約3%下落!
時価総額トップ10では、イーサリアム(ETH)が約8%も上昇しています。
時価総額トップ100|急上昇ランキング!
ここ24時間でProject Pai (PAI)が約22%上昇。
アプリ「PAI News」がConsensus 2019というイベントで紹介され、注目度が上昇していますね。
さて、それでは本日の気になる仮想通貨ニュースをみていきましょう。
①リップル(XRP)約1.5倍に急騰!!ニューヨーク州でXRP取引が解禁される
【速報⚡】リップル(#XRP)が年初来高値を更新、4ヵ月ぶりの高値水準へhttps://t.co/IEc8Yqiz2W
・ドイツ第二位の証券取引所であるBoerse StuttgartのETN
・コインベースでニューヨーク州在住の投資家向けに取引可能これら二つが大きな要因とされています🧐
— コイン東京 COIN TOKYO|仮想通貨の最新ニュース・速報 (@COIN_TOKYO_JP) 2019年5月14日
仮想通貨リップルが、24時間比で10%以上も大幅上昇。
2019年初以来の最高値も更新しました。
今月13日0.31ドルだったリップルは、15日に0.43ドルまで上昇し、1.5倍弱上昇。
この要因として挙げられるのは、以下の2点です。
- 取引所コインベースのリップルが、ニューヨーク州で取引可能になった
- リップルのETNが、ドイツ2位の証券取引所へ上場した
阿部悠人の考察(重要度★★★)
②韓国のビッサム、日本円対応でレバレッジ100倍の取引サービスを開始か
韓国大手ビッサム、日本円や米ドルペア実装で世界進出へ|レバレッジ100倍の提供もhttps://t.co/6JuGCKPG3P
韓国No.2の仮想通貨取引所が新たに「Bithumb Global」のベータ版をローンチした。テスト段階でありながらも日本円や米ドルでの法定通貨取引ペアや、レバレッジ100倍の提供も予定されている。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年5月14日
韓国の仮想通貨取引所Bithumb(ビッサム)が、「Bithumb Global」のベータ版をリリースしたことが分かりました。
Bithumb Globalは、
- 日本円や米ドルを含む6種類の法定通貨ペアが取引できる
- 最大レバレッジ100倍の証拠金取引が可能
などを特色とした、Bithumbの国際版サービスとなっています。
阿部悠人の考察(重要度★★★)
ベータ版(テスト版)がリリースされたので、正式版も間もなくですね。
ハイレバレッジ対応の取引所が増えることで、市場が活性化され、さらなる価格上昇に繋がりそうです。
ところで、「レバレッジ100倍」と言えば、ビットメックス(BitMEX)が思い浮かびますよね。
ビットメックスは、過去最高の取引量を更新するなどの人気ぶり。
なので、Bithumbも類似サービスをぶっ込んできましたね。
ただ、総合的なスペック(信頼性や通貨数)などは、まだビットメックスが数段上なので、新規参入するならビットメックスが安定ですね。
③米有名経済メディアCNBC、「BTCは安全資産」と認める
「米中貿易戦争で株が暴落する中 仮想通貨ビットコインが安全資産として機能」米主要経済メディアが認める|XRP(リップル)なども急騰#米中貿易戦争 #仮想通貨 $BTC https://t.co/DkrKr9lnZC
— コインテレグラフ⚡️ 仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年5月14日
アメリカの有名経済メディアCNBCが、ビットコインを「安全資産」と認めました。
「メインストリームのマーケット(株式市場など)が崩壊する中、相関性がないビットコインが安全資産として本領を発揮している」
米国と中国が、互いに輸入品に対する関税を引き上げる「米中貿易戦争」の真っ只中にある今、「安全資産」としてビットコイン評価されている現状があります。
阿部悠人の考察(重要度★★)
「仮想通貨メディア」だけではなく「経済メディア」も、ビットコインを安全資産と認めましたね。
そもそも、なぜ今「安全資産」であるビットコインが買われているのか?それは、
- 米中貿易戦争が激化していることから、投資家が株の保有に危機感を持ち始めている
- そのため、特定の国の経済状況に依存しない「ビットコイン」に資産を避難させている
- 結果として、株が下落し、ビットコインが上昇している
という背景があるからです。
仮想通貨が「安全資産」と広く認められれば、ビットコインに否定的な投資家すら、その「価値」を認めざるを得なくなるでしょう。
④BitWise社の「ビットコインETF」可否判断、SECが「延期」発表
米SECがビットコインETF判断を再び延期へ|BitWise社の次期判断期限は8月https://t.co/9OXcltdFd8
米SECが投資運用企業BitWise社の申請した仮想通貨ETF商品に関する最終判断を再び延期した。米SECは申請に関するコメントを募集している。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年5月14日
アメリカ証券取引所委員会(SEC)が、「BitWise社」の申請したETFの可否判断を8月14日まで延期すると発表しました。
なお、最有力候補である「VanEck社」のビットコインETFは、今月21日が可否判断となっています。
ETFとは:
投資信託の一種であり、取引所にて市場価格で売買されるもの。株式、債券などの投資対象がコンセプトに合わせて組み込まれる。最近では、ビットコインETFなど、仮想通貨を組み入れ資産としたETFも注目されている。日本語で「上場投資信託」。
阿部悠人の考察(重要度★★)
やはりというべきか・・・延期されてしまいましたね。
とはいえ、市場は「どうぜ延期だろう」と織り込み済みであったため、ビットコインの下落はありませんでした。
もちろん、承認されればビットコインの大幅上昇に繋がったことでしょう。
つまりビットコインETFは「上がることはあっても下がることはない」イベントと化してきていますね笑
本日のまとめ
- リップル(XRP)約1.5倍に急騰!!ニューヨーク州でXRP取引が解禁される
- 韓国のビッサム、日本円対応でレバレッジ100倍の取引サービスを開始か
- 米有名経済メディアCNBC、「BTCは安全資産」と認める
- BitWise社の「ビットコインETF」可否判断、SECが「延期」発表
以上、今日の気になる仮想通貨ニュースでした!
特に大きな値上がり要因となったのは、「①コインベースリップルが、ニューヨーク州で取引可能になった」ことですね。
そもそも、ニューヨーク州は仮想通貨の規制がトップクラスに厳しいです。
そのため、コインベースはそれに配慮し、ニューヨーク州でのリップル取引を対象外としていたんですね。
それが今回解禁されたということで、上昇に繋がりました。
「それだけで?」と思う方も多いかも知れませんが、
なので、リップルへの追い風は大きいですよ!
なお、もう1つの要因リップルのETNがドイツ2位の証券取引所へ上場したことについては、下記をご覧ください!